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立山駅周辺散策

11/19日曜日。
山間部の紅葉の時期はすっかりすぎてしまったが息子とドライブしてきた。
当初は称名滝に行くつもりだったが積雪の為通行止めになっていた。標高600あたりから路肩にチラホラ雪が見えはじめ、標高650の桂台ゲートでは道が白くなっていた。昨日の破天による降雪だろう。
過去の冬季閉鎖実績を見てみるとおおよそ11/20あたり、この時期に雪が降ればそのまま閉鎖、振らなければ12月入って早々に締めるっぽい。今年は結構1回も雑穀谷でクライミングやらなかったなー

桂台ゲート

お次は立山カルデラ砂防博物館に向かった。立山駅周辺ははそこそこの頻度で来てるものの山スキーしているとどうしてもスルーしがちになってしまう。2021.3.21にあわすので滑ったついでに立ち寄った以来となる。
入館料は大人400円なのだが、1Fのシアターと2Fの一部の展示を除いたエリアは無料開放されている。
山に行ってないけど山に行った気分にさせて貰えるエリアが好きで、この博物館もそんな気分にさせてくれる。

展示で気になるデータがあった。今年は稀に見ぬ小雪だったのだが、立山駅周辺の積雪推移を見るといかに少なかったかが良く分かる。3/16には積雪0となっているあたり異常な年だったのがよくわかるデータだ。

積雪深推移

立山カルデラが安政5年(1858年)に発生した飛越地震で崩壊し(鳶崩れ)、土砂が大量にカルデラ内に残っているらしいが、それが大雨で土石流となって下流に押し流され、巨岩が常願寺川河川敷に今も取り残されている箇所があるらしい。砂防ダムの重要性がよくわかる展示エリアが無料で鑑賞できるのはありがたいの一言。

立山カルデラ内は多数の砂防ダムがあり、宿舎もあるらしい。作業員や資材の運搬の為に今もトロッコが走っているらしい。山間部を通り抜けしやすくするためにピッチが小さい規格の線路を採用しているとのこと。黒部峡谷鉄道と同じ感じやね。

夏は立山カルデラ砂防体験学習会といってこのトロッコに乗せてもらえるツアーがあるようだ。いつか参加してみたいなー

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