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子供と親と、キッズコーナー

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子供と親の関係性を、キッズコーナーと絡めて考える
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#育児

「ぬくもり」は共に創る

「ぬくもり」ってなんだろう? 「ぬくもり」が恋しい と言う表現があるように自然と求めてしまうものではありそうだ。 ただ、求めている「ぬくもり」の正体とはいったい何なのか? さらになぜ求めてしまうのか? 「ぬくもり」を考えていく上で、自分の仕事であるレンタルキッズコーナー「リトルツリー」で日々「木製のおもちゃや遊具」を扱っていることに加え、『手の倫理』という触覚に関わる本を読んでいたこともあり、普段なんの気無しに使っている「木のぬくもり」という概念から紐解いていきたい。

子どもを本当に信頼できているのか? / 「にもかかわらず信じること」『手の倫理』より

子どもと日々ぶつかったり、愛情を確かめ合ったりしながら過ごしていると、この親子関係は絶対的なもので、前提としてお互いに信頼関係を築けていると認識している。 信頼関係を築けていると思いたいだけなのかもしれない。 それでもやっぱりけんかをしたり、怒ったりすると、子どもからどう思われてるのか信頼されているのか少し不安にはなる。 ただ、それより自分のなかでひっかかったことは 自分が子どもを本当に信頼できているのか? 無条件に感情でも頭でも子どもを信頼していると思っている。 そ

「まじめに力を抜いて」by セカイイチ /    「強さ」と「弱さ」

「まじめに力を抜いて 気楽に僕を見失って」 という歌詞がなぜかずっと記憶に残っている。 最近子どもを育てていたり、仕事をしていたりして、この歌詞が伝えるメッセージがとても大事なんだなと実感することが良くある。 若い頃、バンドを組み、全く結果は出なかったけれど、本格的に音楽活動をしていて、割といい歳までずっと音楽を続けていた。 そんな中で、好きで良く聞いていたし、ライブにも結構何回も行っていた「セカイイチ」というバンドの、初期の曲で「フォーク」という曲がある。 セカイイ