【マズローの欲求5段階説から】新人さんを辞めさせない為にはどうすればよい?

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#投資は自己責任で

こんにちは、遼マネージャーです

従業員を新しく採用するとき、いつもぶち当たる壁というのがあります。

「せっかく教えたのに、従業員が辞めてしまう・・・」

「新しい従業員を採用した。」

「1日でこなくなった。」

「新しい従業員を採用した。」

「1か月でこなくなった。」

「人員不足が解決しない。」

という無限ループに陥った事はありませんか?

もちろん、
「もっと楽な仕事だと思った・・・」
と相手にも問題はあるかもしれません。

でも、心理学的観点で新人従業員の欲求は満たせているのか?
と考えることで定着率を各段に上げることが可能です。

本日は

マズローの欲求5段階説から従業員が辞める心理を理解する。

というお題です。
#なんか真面目な入り方してる

マズローの欲求5段階説とは

マズロー

ピラミッドがありますが、
ピラミッドの下の欲求が満たされないと上に進まない。
と考えてもらえれば良いです。

簡単に説明
深く知りたい人はこちらへ
https://studyhacker.net/maslow-hierarchy

生理的欲求
・寝たい・食べたい・呼吸をしたい・排泄したい

大抵の人は満たされてますよね。
そうすると次の欲求を満たそうとします。

安全の欲求
身体的に安全で、経済的にも安定した環境で暮らしたい。
給与が安定している、貯金できている、住むところがある。

この辺が満たされると次に行きます。

社会的欲求

帰属欲求とか帰属意識とも言います。
何かの集団に属して安心感を得たいという欲求です。
・新しい仕事をするときにそのお店の組織に属したい。
・プライベートでつながりを増やしたい。
・ゲームで特定のチームに所属したい。

ここで必要なのは
自分を受け入れてくれる親密な他者の存在
です。※後でテストに出るので覚えといてください。

ここが満たされると次にいきます。

承認欲求
所属する集団の中で高く評価されたい、自分の能力を認められたい。という欲求です。
・他人に注目されたい・賞賛されたい。
・いいねが欲しい
・自分で自分の事を承認したい。
・リーダーを目指したい。
・この組織の中で1番になりたい。
・ランキング1位になりたい。
・スマホゲームのイベントで何%以内になりたい。
・上司から褒められたい。


といった欲求です。

SNSやスマホゲームのガチャなどはこの承認欲求を満たそうとする心理を利用しているのでどっぷりと相手を嵌める効果があります。

承認欲求で自分が満たされない事を知ったり、承認欲求における成長の限界を実感すると
次の欲求に進みます。

自己実現の欲求
成人者の2~3%が滞在するといわれています。
自分にしかできない事を成し遂げたい、自分らしく生きていたいという欲求です。
他人と比較することなく、自分の人生の目標と自分の現在地を比較し努力し続けることができます。

アドラー心理学などもこの辺のことを詳しく記載していますね。


マズローの欲求5段階説の説明はざっくり終わったところで

本題に入ります。


結論:
新しい従業員は安心の欲求を満たし、社会的欲求を満たし続けろ!

という事です。
ここが満たされなければ新人の従業員は必ず辞めます。

【安心の欲求】を満たすためには

一番は給与面の安定です。
毎月7万は稼ぎたいと思ってたのに、3万しか稼げなかったら辞めます。
また研修中は勤務日数が少なくなるので、そこで生活耐えられずに辞めるパターンなどもありますね。

大事なのは現状稼ぎたい最低額と希望の額を聞いておく。
新人研修中の月収を伝えて、生活に問題がないか確認する。
問題がある場合には少し多めに入れて研修ペースを速めるなどを相談に乗る。
【社会的欲求】を満たすためには

簡単いうと
「お店の輪の中に入れてあげる」
事です。
初めての職場、周りは知らない人だらけ、どんな仕事があるのかもわからない。
お店の輪の中に入れてあげる為には
・積極的に話しかけて不安に思ってることを聞き出して解決してあげる。
・相手の事を聞き出してあげて、共通項目がある従業員とつなげてあげる。
・従業員同士でご飯を食べに行くや遊びに行く
新人さんが「このお店やさしい人ばっかりだ!めちゃめちゃいい人多い。」
「このお店だったら安心して組織に属せる。」と思ってもらうことが重要です。
社会的欲求を満たす事を最優先してください。

※絶対にやってはいけない事※

---承認欲求を満たす行為---
・基準に達してないから厳しく指導する。
・放置しておいて、自分から聞きに来るまで待つ
・他の従業員の紹介をしない。自分で道を切り開かせようとする。

安心の欲求と社会的欲求が満たされていない状態で
承認欲求を満たす行動は無意味だけでなく逆効果です。
※人は下位の欲求が満たされないと上にはいきません。
そこを求めても、「そんなの自分は求めてないし。」となります。

でも教育する人は基本、承認欲求以上の段階にはいるはずなので、
ついつい、自分なら耐えられる。という視点で承認欲求の教育をしてしまいます。
それは「リーダーとして認められたい」という承認欲求があるから耐えられるだけで
新人にはその感覚はまだありません
これが新人の従業員の退職を加速させます。

自分の店舗で新人だろうが厳しく冷たい態度をとる人は改めさせたほうが店舗の為です。
治らなければ教育者からは外した方が良いですね。

慈愛の心を持ち、どんな新人の従業員でもお店の輪に入れてあげられる人が
教育者であるべきです。
厳しくしたり、指導をしたりするのは社会的欲求が満たされて、本人に承認欲求が芽生えてからがベストです。

何度もいいますが大事なのは
・その人の生活を安定さえてあげる。
「この店にいたら自分の生活が安定するお給料が稼げるようになるなー!」

・自分の店舗内の輪に入れてあげる。
「初めてのお店で不安だったけど、すごい気さくにみんな話しかけてくれるし、
どんどん教えてくれるし、私このお店の一員になれるかも!!」

ここは性格上無理とかではなく、必ず演技をすること。
演技は悪い事ではない。
#夫婦円満の為 、遼マネージャーは良く演技してる

これができるようになれば従業員の定着率は各段にあがるようになりますね。

不安そうに帰っていく新人さんのお店ではなく、
安心して帰っていく新人さんのお店になるようにしたら、
その店はきっと素晴らしいお店になりますね。



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