見出し画像

カバー写真について

頭の中がまとまらないままこのnoteを始めました。

伝えたいことは山ほどある。しかし、残念ながら頭の働きがかなり鈍いというのが歯痒い。

記事を書きながら、そして更新しながら、この混乱する私の頭の中を整理していく。私がnoteに手を出した意図のひとつはこれかもしれません。

まずは、カバー写真について説明します。

左の青い冊子がアシュトンマニュアル。取り寄せた正確な時期は忘れましたが、恐らく2010年か2011年のことだと思います。アシュトンマニュアルは、当時からこの英国の benzo.org というサイトで全文閲覧できていたのですが、紙媒体の方が勉強しやすかったこともあり、この青い冊子版を取り寄せました。付箋が沢山貼り付けてあり、あの頃の猛勉強ぶりに笑けてきます笑 その姿はまさに死に物狂いの形相といったところか、、笑

次に、真ん中が私が深く嵌ったベンゾジアゼピン、、、ソラナックス。断薬したのが2009年の7月。それからもう14年が経過しましたが、今でも記念というか証拠として保管しています。錠剤の下の紙を見てください。なんと一度に60日分も処方されていたのです笑

ソラナックス処方可能最大用量である2.4mg/日を一度に2ヶ月分。当然、薬局から疑義照会を受けたのですが、この処方がしばらく続きました。この一度の処方量は、ある意味、主治医の善意に基づくもの。それでもさすがに、十数年たった今振り返ってもちょっとした恐怖を覚えます。

そして右端のコピー資料について。これは当時ネット上に公開されていた数少ないベンゾ依存関連の資料。誰が公開していたのか定かではありませんが、内容は薬剤師会関係の資料でした。昭和か!と言いたくなるような、レトロな書体、レトロなスタイルの資料でしょ?笑

何が言いたいかというと、私が断薬した当時、つまり2009年頃というのは、ベンゾ依存・ベンゾ離脱に関して日本語で得られる情報のうち、この資料が最高レベルのクオリティを誇る逸品だったということ笑 医師会ではなく薬剤師会関係の資料というのも、いかにもというか、なんだかなあというか、当時の状況を表しています。

今でこそ、「ベンゾジアゼピン」で検索すると、ネット上には依存や離脱の情報が溢れていることと想像します。メンタルクリニックのHPや医師個人のSNSなど、情報入手先は色々あるのではないでしょうか?

2010年前後というのは、今と比べて情報量が圧倒的に少なかったのです。本当に殆ど何もなかった。繰り返しになりますが、写真右端の昭和レトロを彷彿とさせるスタイルの資料が、非医師の一般人が日本語で得られる情報としては、最高品質の一級品だったのです笑




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?