《Love&Kindness》

自分はどれくらいの価値があるのだろう。生きると言うことはどれくらいの価値があるのだろうか。人生という空のようなキャンパスに様々な夢を描き、人を愛し、喧嘩し、巫山戯あい、笑い、泣き、怒り、言葉を発し、息を吸い、水を飲み、飯を食べる。一見1つ1つが当たり前のようだが、これらは常日頃から私達の小さな幸せなのだ。しかし、それは普段我々が必死に過ごしている為、小さな幸せが当たり前の様に感じそれを必然と我々が何も感じなくなる。そうして、追い詰められると感情を無くし、ロボットの様な人間になってしまう。私が1番怖いのは人が感情を無くして、LOVEを感じなくなる事だ。病気になり、小さな幸せこそが本当の幸せだと気づいたあの日からもう直ぐ6年以上経過する。
あの日から私は変化し、成長したのかどうか分からない。だが、これだけは言える。学生時代の卒業旅行でみんなと一緒にニューヨークに行けて、本当に良かった。何度でも声が枯れるまで『ありがとう』と言いたいが、私の性格上不器用なので、申し訳ないのだが、恐らく皮肉れたことでの感謝しか伝えられないだろう。
それでも何回でも『ありがとう』と伝えたい。そして、何時迄もみんなで笑って酒を飲みたい。英独の人達に会えて本当に良かった。

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