3年前の手術で入れたボルトを抜きました。

 3年前に前十字靭帯を断裂し、手術でボルトを入れました。その時のボルトをようやく、抜くことができました。(体的には問題なかったけど、スケジュール的に。)

 これに関してはまさにコロナの「おかげ」です。春夏の試合が中止になったおかげで決断できました。(早い人は術後1年くらいで抜くそうです。)

 コロナのおかげで、他にもいろんなことを見つめなおすことができました。競技力向上のためにトレーニング=運動については考えてやってきたけれど、加えて栄養・休養の部分にも目を向ける時間ができました。質のいい食事と睡眠。今の競技人生をさらに良くする為にも、100歳まで健康に生き続ける為にも、とても有意義な時間でした。コロナによる自粛期間を、とてもいいメンタルで過ごせたこと自体に成長すら感じました。

 手術と入院。3年前は3週間の入院と、完全復帰まで10カ月くらい。今回は3日の入院で、抜糸までの2週間くらい汗かくのがダメなぐらい。桁が違うとはいえ短期間でも、入院・手術は体力いるな~、疲れました。

 ベッドで寝転んでいるときに、3年前の決意を思い出しました。大学4年の夏に手術をしたので、学生スポーツのラストイヤーはプレーできないことが確定したうえでリハビリのスタート。なんとかチーム内での卒業試合に記念として出られたら・・という思い出始めましたが、きついリハビリを頑張るほどの動機付けにもなりませんでした。

 そんなとき、スポーツを学生で終えようと思っていた自分のプランになんの理由もなかったことに気づきました。就職と同時にスポーツはもう本気でできないだろうと勝手に思い込んでいただけでした。動きたいのに動けない、左足以外元気な体で、「元気なうちに限界まで挑戦してみたい」「若いうちにしかできひんことって、スポーツやん」と思いました。

 就職先もやりたい仕事も夢も、何も決まっていなかったけど、金にならなくても、専業にできなくても、スポーツは続けようと思って、フラッグフットボールをやり続けてきました。

 大学卒業後、約2年仕事は転々としながらもスポーツは続け、生き方を模索してきましたが、今はスポーツに、フラッグに集中するために会社員に戻りました。今となっては、やりたいことを無理して探すこともなくなりましたし、できることを突き詰めて、自分にできることを全うしようと思います。

 フラッグフットボールの日本代表候補として、2028年のロサンゼルス五輪の追加種目に選ばれることを目指して、競技の普及・競技力の向上、選手としてできることをやっていこうと思います。

 読んでくださりありがとうございました!今後とも応援の程、宜しくお願い致します。


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