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【2022】起業1年目、未来のぼくのために綴る雑記

振り返ると、これまで近況報告というものを積極的にしてこなかった。特に理由もなく、必要だと思っていなかったというのが本音です。ただ、独立して以降、ありがたいことに「いま何してるの?」と気にかけてくださる方が多く、お話しする機会も増えました。自己満足な文章だな〜と思いつつ、それはそれで起業1年目のリアルだな〜とも思い、いまこの文章を残すことに意味があるという直感を信じて書き始めました。未来のぼくのために綴る雑記として、2022年を振り返りつつ、いつもお世話になっている皆さんに近況を報告できればと思います。

はじめに

2022年を一文字で表すと「始」な1年でした。いい意味で、たくさん失敗しようと思っていました。その結果、ビジネス・プライベートの両面において、人生の大きな分岐点と強く実感するほど、濃く、大切な1年になりました。書き始めると伝えたいことがたくさん溢れてきたのですが、大きく4つに分けて綴ります。

1.独立と、合同会社muimi創業

2022年の開始とともに、約5年間お世話になった株式会社オプト(株式会社デジタルホールディングスへの出向期間を含む)を退職し、Meaning Stylistという肩書きで個人事業主として独立しました。

Meaning Stylistという肩書きは、自身で定義した言葉です。企業や人の想いに、意義をスタイリングする。それを実現するための手段に縛りを設けたくなかったので、既存の肩書きを用いず、この言葉をつくりました。2022年は、新規事業開発や既存事業の深化・変革、ブランディングなどの領域で、業務委託という形で複数のプロジェクトに携わらせていただきました。

その後、自社運営の事業を開始する目的で、2022年8月に合同会社muimiを創業。「(無意味という言葉に意義を添えることで、)世の中から意義のない言葉をなくす」「会社ではなく事業の意義を重視する」という想いを込めて、muimiという社名を選びました。(直近の事業内容については後に書きます。)

今後もしばらくは法人・個人の2本柱で事業を進めていく予定です。温かく送り出してくれた前職の皆さんや、プロジェクトの一員に迎えてくださった皆さん、関係者の皆さん、改めてありがとうございます!

2.株式会社ポセイドン創業&catariba始動1周年

前職の同期で、個人事業主としても一緒に活動してきた三浦が代表取締役を務める株式会社ポセイドンに、共同創業者として参画。先日、1周年を迎えました。

2022年1月に「マーケティングの開放」をコンセプトにした、伴走型マーケティング相談所「catariba」をローンチ。月額3万円の会員制で、プロのマーケターにいつでも、どこからでも相談し放題(※)でご利用いただいただけるサービスです。(※cataribaの営業時間は平日11:00-13:00/14:00-17:00で、オンラインでのご利用となります。)

「自分だけで始めるには難しい、かといって相談できる相手もいない」「代理店に頼めるほどの予算もないし、採用だって簡単じゃない」という悩みを解決するために、cataribaは誕生しました。紆余曲折ありましたが、年間で約20の企業・個人事業主の会員さまに支えられながら、サービスをゼロから立ち上げ、磨きあげていく1年を経験させていただきました。

ぼくが起案したビジネスモデルを信じ、一緒に形をつくり、全力で経営・営業してくれている三浦。ローンチ時からクリエイティブを中心に高いパフォーマンスを発揮してくれているうっちー。コンテンツマーケを中心にチームに安定感をもたらしてくれた環ちゃん。ポセイドン社員として、会社全体を支えてくれた杏那。チームのみんなに感謝です。

2023年は広報にも注力し、規模の拡大を目指します。ポセイドンでは正社員も募集していますので、一緒に働きたい、話を聞いてみたいと思ってくださった方は、ぜひお気軽にお声がけください!

3.futokoro始動

大学の同級生で、タイでの勤務から日本に戻ってきた環ちゃんと共同事業を開始。「デジタルの力で、日本のコンテンツを世界のブランドへ。」というコンセプトを傘に事業を検討し始め、日本茶に着目。2022年11月より、タイ向け日本茶ブランド「futokoro」の1作目のブレンド茶を販売開始しています。

販売開始までには、鹿児島の製茶現地に訪れたり、越境ビジネスならではの障壁に直面したりするなかで、多くの学びがありました。気づかぬうちに、東京という大きくも小さな都市に依存し、視野が狭くなってしまっていたのかもな、と気づくきっかけにも。

早いタイミングからデザイナーとしてよしもとも加わってくれて、フリーランス3名でのチームになりました。個人的には「不安を煽られるニュースが多いけれど、日本には眠っている本物の魅力がある」「少人数でも、未経験でも、やろうと思えばできる」ということを行動で示したい。世界を市場に据えたマイクロビジネスの可能性を探る意味でも、ともに挑戦してくれるメンバーに感謝です。

タイ向けと言いつつ、日本でも購入したいとの声をいただけたので、簡易的な決済用サイトも別途用意しています。毎日の珈琲代わりにお茶を飲むと、健康上のメリットがあるとも言われているので、もし興味のある方はご連絡ください!

4.入籍&ILOY始動

かねてよりお付き合いさせていただいていた方と2022年11月4日に入籍しました。独立して間もないこのタイミングで、家族になるという大きな決断をしてくれた妻には感謝してもしきれません。

交際1年での結婚で、直接ご報告できていないままの方も多く恐縮ですが、お会いできた方を中心に少しずつご報告させていただいています。結婚式は京都で小さく執り行う予定ですので、お誘いしたい方全員にお声がけすることは難しそうなのですが、ご容赦いただき今後もお付き合いさせていただけると嬉しく思っています。

そして、muimiの事業として、2022年12月に、夫婦のための愛言葉ブランド「ILOY」をプレオープンしました。夫婦で贈り合ったり、共有したりできる商品を、夫婦でつくっていきます。

立ち上げ背景やブランド名の由来は、別の記事にまとめているので割愛しますが、現在はLong Sleeve T-shirtを製作しています。インスタでは気ままに製作プロセスを発信しています。もしよければフォローして、夫婦での挑戦を見守っていただければ嬉しいです!

あとがき

ここまでだけでも盛りだくさんですが、他にも書ききれていないことが。特に、Digital Shift Timesや、株式会社いろはの皆さんとともに、多くの挑戦を重ねさせていただきました。いつもありがとうございます。

2023年はポセイドンにて、オンライン自習室の導入支援「Eduverse」のローンチを予定しています。これまで生徒自身の努力に依存していた自習の実態と実績をデジタルで可視化することで、塾(講師)が伴走できるようになり、保護者が抱える不安も解決することを目指したサービスです。

株式会社じゅぎょふりとタッグを組み、一気に導入教室の拡大を目指し、生徒の自習環境のアップデートを図ります。提案を聞いてやってもいいぞという方、塾関係者とご縁のある方は、ぜひご連絡いただけると嬉しいです!

1歩目から2歩目へ。2023年も全力で人生を楽しみたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

合同会社muimi / ryo komura 代表
小村 亮


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