見出し画像

美容師が教えるシャンプーの基本。正しい洗い方

こんばんは!江東区亀戸、西大島で美容師をしているアユバ です。

担当させて頂いている顧客様やこれから担当させて頂けるかもしれないお客様のリアルな日常の髪の疑問に答えていける記事を書き留めていこうと思っています。

たかがシャンプー、されどシャンプー。毎日食事をとるようにほぼ毎日シャンプーを大体の方がするはずです。

シャンプーは毎日の積み重ねなので髪のダメージにつながってしまったり頭皮のトラブルの原因につながったりと思わぬ事態になってしまったりということもあるので完璧に毎日は難しいかもしれません。

でも、意識することができれば少しづついい方向に向かっていくと思います。

では、早速。


1、ブラッシングで汚れを取り、髪の絡まりを解く

画像1


ヘアブラシを使いブラッシングしましょう。

目的は2つ、「髪の汚れをとる」と「髪の絡まりを解く」です。

ブラッシングをすることで、頭皮や髪の毛に付いたホコリや汚れ、抜け毛を取り除くことができます。

髪のほつれ、絡まりも取っておくことで、洗髪中に髪が絡まるのを防ぐ効果もあります。

髪は濡れると絡まりやすくなる性質をもっているので、事前に小さな絡まりをほどいておく必要があるのです。

また、ブラッシングで適度な刺激を頭皮に与えることで、血行促進・育毛効果も期待できます。



2.予洗い(すすぎ)の仕方


お湯でしっかりと髪を洗い流します。

お湯の温度は38~40℃くらいがベストです。

お湯の温度が高すぎると、頭皮や髪の乾燥を引き起こす原因になります。

また、ヘアカラーの色落ち原因にもなります。

頭皮をマッサージするようにお湯をしっかり頭皮に浸透させすすぎ洗いをします。

毛先にもしっかりとお湯をため、髪についた汚れやスタイリング剤を洗い流しましょう。

髪についたホコリや汚れのほとんどは、お湯だけで落ちると言われています。


3、シャンプー剤の適性量

画像2


髪の長さ         シャンプー適正量
ショート         半プッシュ〜1プッシュ
ボブ               1プッシュ
ミディアム  1プッシュ〜2プッシュ
ロング            2プッシュ


使用するシャンプー剤や髪の毛量によって、適正量は変わってきますが量が少ないと、泡立ちが弱くシャンプーでの摩擦が起こります。逆に量が多いと、洗い流しきれず頭皮や髪に残ります。

シャンプー剤が残ったままになると、頭皮のトラブルの原因になることもあります。


4、しっかりと泡立てて摩擦を防ぐ


3で説明した量を手に取り予洗いをしっかり済ませ水分を十分に含んだら頭頂部、両サイド、後頭部にのせ、指の腹を使って髪全体に空気を含ませるように泡を立てていきます。

しっかり泡ができたら洗っていきます。

泡立ちがあまいままだと摩擦が起きやすくダメージの原因になります。


5.頭皮を洗うことを意識する


摩擦によって髪がダメージしてしまうので頭皮を優しくマッサージするような感覚で洗っていきましょう。泡が髪を流れるだけでも汚れは落ちるので、髪はそこまで気にせずで大丈夫です。

頭皮トラブルにもなるので爪を立てないように頭皮に指の腹をあて、指を地肌から離さないようにマッサージしながら洗っていきます。


手順1.後頭部(左右の耳の後ろ・襟足)

円を描き、頭皮をマッサージするように指を動かします。

耳後ろには太いリンパが流れているので、ここをマッサージすることで、老廃物も流れやすくなります。

手順2.側頭部(左右の耳の上・こめかみ)

左右の耳の上から頭頂部に向かって、側頭部を指の腹を円を描くように動かしながら洗い上げていきます。

手順3.頭頂部(つむじ)

後頭部から頭頂部に向かって、指の腹をジグザグに動かしながら洗います。

手順4.前頭部〜生え際

前頭部もマッサージするように、指を動かし優しい力でシャンプーしましょう。


6.しっかりすすぐ


すすぎはしっかりとする。ヌルヌル感がなくなるまですすぐのがポイント。

しっかりすすがないといけないのですがやはりここでも摩擦が起きないように優しく洗い流します。

指の腹を地肌にしっかり当て優しくヌルツキがないか確認しながらすすぎます。

シャワーを上から当てるだけでは、髪の表面の泡だけが流れて、頭皮にお湯は届きません。シャンプー剤を残さないようにします。


以上になります。中々ここまで毎日はしっかりできないかもしれません。でも、意識をすることにより日々の髪の悩みを少しづつ改善できるはずです。

大切なのは少しづつです!無理せず、焦らず日々の生活をを変えていってください。

きっと素敵な理想の髪に近ずけるはずです。

では

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?