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シティリーグ準優勝 やわらかパーフェクション(超パ)

こんにちはこんばんは。
皆さん、イカは好きですか?僕は好きです。
前回のシティS2、そして今回S3共に、超パーフェクションで入賞することができました。
また、VMAXライジング発売後の非公認大会(64人規模)でも好成績を納めることができたので、今回紹介記事として公開することにしました。

デッキレシピ

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S2の時のレシピや採用理由は前回記事で解説しているので、そちらと合わせてご覧ください。
この記事ではVMAXライジング発売後に変更した点や、新しいカードを採用するに当たって意識した点などを重点的に解説していきます。

環境考察

昨今のシティリーグの結果を基にtier表を作成。
データを取って数値化したわけではなく、脳内でざっくりとなのでお許しください。
tier1
ピカゼク、超ミュウミュウ
tier2
ザシアン系統、FTB(Fire Tool Box)
tier3
ゴリランダー、ズガドーン、etc

この予測のもとでデッキを作成し、実際に予想は当たり当日はほぼピカゼクと超ミュウミュウしかマッチングしませんでした。

vsピカゼク
このデッキに勝つにはナイトウォッチャーの手札干渉だけでなく、殴り合いで打ち勝てるプラン+相手ベンチのデデンネ、ジラーチを狙撃しサイドを取り切るサブプランが必要だと考えました。

vs超ミュウミュウ
ミラーマッチにおいては別記事で詳しく解説する予定なのですが、同レベル同士の対戦になると基本的には運の勝負になります。
最後まで諦めずに戦える構築を目指しました。

vsザシアン系統
コズミックバーンの230点でワンパンを狙い、ナイトウォッチャーで手札干渉し続けることで“ふとうのつるぎ”で大人しくしといてもらうことを意識します。
ベンチのニャイキングを狙撃できると勝ちがぐっと近づきます。

vsFTB
型が色々あるので最速で攻撃していくしかないんですけど、無理してエースバーンVMAXを相手にせず、ベンチのデデンネやジラーチを狙撃することでゲームエンドを目指すプランも常に視野に入れておきます。
調整段階でマオスイレンを連打されて察したんですが、エースバーンVMAXと打ち合ってもまず勝てません。
カウンターって技、強すぎんか?

その他システムデッキや進化デッキは全力でマリィナイトウォッチャーを決めましょう。

各カードの採用理由

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実質耐久240、なかなか壊れた性能の羊ポケモンですね。
カラマネロ2枚の盤面を目指すこのデッキにとって、即起動できるアタッカー兼カベポケモンとして優秀です。
ミュウツー&ミュウGXを主軸として戦っていく上で、課題となるのがTAGを倒された後の切り返しの弱さでしたが、実質HP240の耐久且つ210の攻撃力でデメリットなし、サイドも2枚しか取られないというのは破格の性能だと感じました。
VMAXライジングで新登場したエースバーンVやパルスワンVを丁度一発でもっていく打点を出すことができます。
相手視点で見ると、サイドを取らずに裏のバイウールーを狙うという動きをすれば前線で暴れるミュウミュウが止まらないのでそんな暇はなく、210のリベンジバーストは甘んじて受けるしかない状況に陥ります。
調整段階でパルスワンV、カプコケコV、エースバーンV、ビクティニV、ヒードランGX、シルヴァディGXといった相手の主力ポケモンをワンパンしてくれました。
2枚採用に至った経緯なんですが、1つはサイド落ちを嫌ったこと、もう1つはピカゼクなどの対面性能が最強クラスの相手に対して、TAG→バイウールー→バイウールーと押し付けることによってサイドを6枚取りきらせず、こちらは270のリベンジバーストを打てる状況を作りたかったからです。
実際にピカゼク相手はこのプランで勝つことができたので正解だったと思います。

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環境考察でも述べましたが、ベンチのデデンネを狙撃してサイドを取り切るプランを遂行する縁の下の力持ちポケモンです。
アーゴヨンGXがいるからいいのでは?と思われるかもしれませんが、3エネで即起動できるのであちらとは用途が違います。
特性:シャドーボックスのミミッキュに影響されないのもポイント。
また、TAGが倒された裏でミュウミュウを育てていると、ピカゼク対面でグレートキャッチャーなどによる負け筋を生んでしまうのであまり良い手ではありません。
TAG→ウッウ→バイウールーという流れでゲーム展開していく想定で、状況を見てベンチで育てておくといいです。
ミラーマッチでナイトウォッチャーを打たれている時に、くちばしキャッチで博士を2枚サーチしてくると返せる確率が上がります。

決勝ではウッウがいれば勝てるところまでゲーム展開したんですが、サイドからレスキューに失敗しベンチ狙撃できずに詰んでしまいました。
2枚採用は重すぎるので仕方なかったと思いますが、ベンチを安定して引っ張る手段が乏しい現代ポケカにおいて、かなり価値のあるポケモンだと個人的には思います。
HP200も結構偉いです。

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tier1ピカゼク対策のためだけに入れました。
ライチュウTAGで突っ込んでくるのであれば必要ないのでコストにしましょう。
タッグボルトで貫通されると3→2→2のサイドプランが崩壊してしまうので頼る場面が来ます。
ピカゼク2枚目をデッキ圧縮の為に捨てたり、ライライにエネルギーを集めている挙動が見えたら迷わず捨てていいです。
ピカゼクを倒しきれない場合はタッグスイッチを警戒して用意する必要がありますが、そもそも倒しきれない時点でほぼ負けなのであんまり関係なかったりもします。

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ミステリートレジャー4枚目の枠を交換しました。
博士やデデチェンジで巻き込みたくないポケモンをデッキに逃す役割だったり、Vポケモンの採用が増えた構築でクイックボールしかそれらに触れられないことをケアする為に1枚採用しています。
実際にかなり良い動きをしてくれましたし、序盤に引いても終盤に引いても使い道がありました。
教えてくれたライキーさんに感謝です。

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ウッウに付けておくと技:スピッドシュートでベンチ狙撃した後に逃げエネ0でベンチに帰ってこられることや、オーロラパーフェクションのアブソルにあく弱点で倒されなくなる点を評価し多めの3枚採用。
ここは正直2枚でも3枚でも、どっちでもよかったと思います。
初手にあると安心なので、連戦でデッキの回りを安定させるために3枚目を入れました。
お好みで変更可能な枠です。

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Vポケモンが増えたとはいえ、活躍するのはまだまだGXポケモンが多いです。
ピカゼクやオーロットヨノワールを呼び出して先に攻撃しておく為に、序盤で引き込みたいと考え2枚採用しています。
今の環境なら打てずに腐ることもほとんどないです。

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最後まで諦めない為に入れました笑
全然表が出ないことで有名なヤバいカードです。
フィオネでもダメ、ミュウを出されて狙撃もダメってこと、ありますよね。
ザシアンVを呼び出してコズミックバーンを叩き込みたいこと、ありますよね。
そんな時はコインを投げましょう。
レッツコイントス。
シティでは8マッチ中1試合だけこのカードが光って勝ちました。
大きな一勝だったので感謝のコイントスです。

前回いたのに今回いないポケモンたち

・ラティオスGX
Vが自然と混ざる環境になったので、タッグパージの意味が薄いと考え不採用。

・ベトベトンTAG
前回の記事で少し話題に挙げてもらってたんですが、ごめんなさい今回は不採用です。
タチフサグマが環境から消えたことが大きく、ガラルサニゴーンやドラパルトに毒を打ち込む仕事はあるものの、そもそもミュウミュウで戦うと超弱点なので相手から2倍のダメージを貰うことになり意味がないと判断しました。
そういった系統のデッキを踏んだ場合は、ポケモンキャッチャーやウッウに仕事してもらう予定です。

・イエッサンV
最後まで採用を悩みましたが、バイウールーが耐久240あるのに対しHP180なのでかなり見劣りしてしまい不採用です。
ミラーマッチでラティオスをワンパンする仕事はあるのですが、パルスワンやエースバーンをワンパンできないので環境にはあまり合ってないと感じました。

あとがき

以上が今回の環境考察&採用理由でした。
超パーフェクションではあるんですが、どちらかと言うとバレットっぽい動きと構築を意識しました。
バイウールー2枚目やウッウは相手の意識外から飛んできて大活躍してくれたし、使っててとても楽しいデッキでした。
オリジナル要素を多めに入れられるのが超デッキの良いところなので、自分だけの構築で意外なポケモンを活躍させてみるのも面白いと思います。
各デッキへの立ち回りは別記事で詳しく解説していきますので、そちらは近日公開予定です。

最後になりますが、ここまで読んでくださった方々、そして当日応援してくださった方々への感謝を添えて終わりたいと思います。
ありがとうございました!!

おわり。

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