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パドレスの1ヶ月を振り返る〜5月編〜

現在32勝31敗のナ・リーグ西地区2位につけているパドレスさん。(日本時間6/4現在) ※投稿時(6/6)には32勝33敗の借金1です。あゝ無常。。。

前回開幕して1ヶ月を振り返ったので今回は5月を振り返って行きたいと思います。
投稿が6月になってしまいましたので6月のデータも少し含んでますご了承を。。。

1.1ヶ月の振り返り

何といってもこれでしょう。パドレスはマイアミマーリンズからルイスアラエズをトレードで獲得。

これはビックリしましたね。オフシーズンからパドレスがアラエズと投手のヘススルザルドを欲しがっている情報がありましたが、ホワイトソックスからシースを獲得したことによりもう無いものだと思っていました。
ただ、現在のパドレスにはDHを任せられる打者がいないこと、ボガーツがリードオフとして思ったよりも機能していないこともあったのかこのトレードが実現しました。

対価としては下記の通り。
ディロンヘッド(パドレスプロスペクトランキング6位)
ジェイコブマーシー(パドレスプロスペクトランキング9位)
ネーサンマルトレーラ(パドレスプロスペクトランキング13位
コ ウソク(KBOから移籍)

個人的には開幕ロースター入りの噂もあったジェイコブマーシーの放出は痛いですがよくまとめたなといった感想です。
上位5人は出さなかったこと、コウソクの契約も引き取ってくれたこと、そしてアラエズの年俸はMLB最低保証分で良いこともあり(←補強に使えるお金がないパドレスにとってこれが1番デカい)個人的には良いトレードだと思います。

そして移籍後初スタメンとなった日本時間5/5のDバックス戦では6打数4安打の大当たり。
早速のコンタクト率の高さを見せつけてくれました。

アラエズはパドレスに移籍してきて打率3割9分1厘と好成績を残しており、現段階ではパドレスが行ったこのトレードは成功と言えそうです。(アラエズは長打率が高いわけではないのでOPSは割愛)

2..去年との変化

先月のnoteでも、去年作成したnoteでもお伝えしましたが、パドレスの去年の象徴的なデータはこちらです。

・1点差ゲーム9勝23敗(MLBワースト)
・延長戦2勝12敗(MLBワースト)
・12回のサヨナラ負け
・得点圏打率2割4分1厘(30チーム中下から8番目)


さあ開幕して2か月ではどうなっているのか見ていきましょう、こちらです。

・1点差ゲーム 6勝8敗
延長戦2勝0敗
・サヨナラ負け1
・得点圏打率  2割6分7厘

4月のデータは下記となります。
・1点差ゲーム3勝3敗
・得点圏打率2割6分7厘(30チーム中上から12番目)
・延長戦1

まあ見た目は悪くないんですが最近ちょっと1点差ゲームで勝ててないですね、気がかりです。(5月だと3勝5敗)
1点差ゲームで去年勝てずに苦労したので嫌な予感はしますが。。。。。
※投稿時の試合も1点差で負けてるので実質9敗ですね(白目)

サヨナラ負けも0回でしたが直近カンザスにやられてしまったのが痛い。。


3.個人的月間MVP

筆者が勝手に選ぶ5月の月間MVPを投手を紹介したいと思います。

ジェレマイア エストラーダ

今年シカゴカブスから移籍してきた25歳のリリーバーです。
正直全然知らない選手でしたが、パドレスのリリーバーとしては珍しく、球が速くて空振りを奪える投手です。(13者連続三振も奪いました。)

投球の半分がフォーシームで平均球速は97マイル。
圧巻だったのは5/18のブレーブス戦。8回に抑えのスアレスが投げたのでスアレスまたぐのかと思いきやエストラーダが登場。ベンチの期待に応え3者連続三振の投球でプロ初セーブを挙げたのでした。
8回を任せられる投手がいないパドレスにとっては救世主のようなピッチャーが現れてくれました。このままセットアップマンとして地位を確立してほしい限りです。

4.誤算だった選手

調子のよかった選手もいれば悪かった選手もいるということでもう少し頑張りましょうな選手をピックアップします。

ジョーマスグローブ

2021年から3年連続二桁勝利をあげている安定感抜群のジョーマスグローブ
ですが、今年は怪我もあり苦しんでいます。
5月最初の試合に投げた膝の炎症で離脱。さらに6月に入って再び膝の炎症でILへ。今月中の復帰は無理とされています。いつ復帰してくれるのやら。。
我らのエースダルビッシュ投手も故障者リストに入っているため、6月は苦しい戦いになりそうです。

5.印象的だった試合

ダルビッシュ推しの自分としては200勝達成した試合と言いたいところですが、5月のパドレスを語るうえでこの試合は外せません。
5/11のドジャース戦です。

この試合は先発のキングが好調。
90マイル台のツーシーム、80マイル台のシンカー(チェンジアップ?)の外に逃げる球が効果的でドジャース打線相手に7回11奪三振を記録しました。

そして試合を締めたのは新加入のルイスアラエズ
この日がサンディエゴデビューだったアラエズはサンディエゴのファンに強烈なインパクトを残したのでした。

6.終わりに

5月は上位対決も多かった中、アラエズエストラーダの活躍もありまた5割近辺でなんとか保っている我らがパドレスさん。
6月に入っていきなりエンジェルスに3連敗するなど下位チームには負け、上位チームには勝つというよくわからんことになっています。
上記でも触れたようにダルさん、マスグローブの離脱、さらにセカンドのボガーツも怪我で離脱するなどなかなか正念場に来ているかなあと思います。
ただ、6月も負け越すことなく戦え抜けばプレーオフの可能性もぐっと広がるので一ファンとして楽しみに試合を見続けたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。

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