関ジャム

久々に関ジャムを見た。
昔はギタリスト特集や
オーケストラの仕組み
アレンジの内容など興味深い内容がたくさんあったから
良く見ていたんだけども
最近、中途半端なプロデューサーやソングライターなど
こいつ誰やと言う人達が
優れた作品をドヤ顔で解説しては
イキっている回が増えてきて
面白くなくなってきてから自然と見なくなりました。

しかし今回は山下達郎さん特集と言う事で
しっかり見させて頂きました。

印象に残ったのは
中途半端な人達がドヤ顔で
ここ凄いと解説していたポイントを
達郎さんは自然にやっていたと言う事。

歌い方で、子音を意識して歌っているから凄いんだと
中途半端な人達は言っていたけど
達郎さんはそんな事意識せずに歌ってはるやろなと思っていたら
案の定、自然とそう歌うようになったと言う事だった。

中途半端な人達は好きな音楽だけを聴いて
細かい事を突っ込んで満足している事が多いけど
本当の大物の人達は
たくさんの色々な音楽を聴いてインプットして
それを自然にアウトプットする事で作品にしているなと感じました。

そして視野の狭いことはしていない。
音楽を俯瞰で見ている
だからこそ出来るアプローチがあるんだなぁと。
ベンチャーズの事まで話で出てくるとは思わなかった。
今の世代でそこまで聴いている人は
どれだけいるのか、と。

大物はやはりインプットの量が多いのだなぁと
痛感しましたね。
これはどのジャンルでもそうなんだと思いますが。

「たかが音楽」

重いですね、この達郎さんの一言は。
あれだけの事を成し遂げてきた人が言うこの一言。
中途半端な人達に凄く響いたんじゃないかなと思います。

久々に見ていてスカっとしました。
中途半端な人達はホンマ見習って欲しい。
偉そうにドヤって語る暇あるなら
良い作品を作るためにインプットしまくって欲しいですね。
他人の作品でイキってんじゃないよ、全く

それでは。

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