Wifiがないと生きれない

3月も下旬に差し掛かり、ふとスマホを見るとSMSに通知があった。残り200Mで低速になる、と。
僕の月のギガ量はたった3ギガしかない。4400円で、たったの3ギガである。2月は28日しかなかったし、アルバイトも上旬終わりから始めたのもあってなんとか持ち堪えた。だが、平日はほぼ毎日電車とバスに乗ってアルバイト生活をする3月は、否応なくギガを擦り減らしていった。それでも極力抑えようと努めたのは確かだ。まず、設定からデータ通信をオフにする。できれば全てオフにしたいのだが、メールなど大切(僕にとっては煩わしいもの)な通知を見るためにLINEやOutlookは開く前に毎度毎度データ通信をオンにしてから開く生活をしていた。電車やバス内では本を読んでギガを抑えていた。僕以外は全員スマホに夢中になっていた。3ギガしか使えないギガ難民にはひもじいが、色んな人に聞くところによると普通は10ギガとか使えるらしい。バスでYouTubeを見る人も珍しくない。僕は外でYouTubeを見ようとまず思わないし、さらにギガの消費を意識してしまうからなおさら見ようと思わない。なんとも不思議におもってしまう。
もはやスマホがないと息ができない。母などはテレビがないと生きれないと言っているが、僕はテレビがなくても生きれる代わりにWi-Fiがないと生きれないと本気で思う。もはや生活インフラと化している。
それで、Wi-Fiが使える場所にくると非常に安堵するのだ。ちょっとした調べ物から、データの共有、仕事の管理など、スキマ時間でサクサク作業したい僕にとっては酸素である。

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