食事とトレ(フリートーク)
はじめに
オリエンテーリングが早くなるには何が大事か?
それは「軽さ」ではないだろうか。
そもそもオリエンテーリングはスウェーデン軍が訓練の一環として始めたといわれており、山野を縦横無尽に駆け回る極めてタフなスポーツである。
仮に5kg体重が増えた場合、500mlペットボトル10本を体中に括り付けて走るようなものであり、そんな状態で良いパフォーマンスを発揮できるとは考え難い。
皆さんも目標大会があると思うが、ぜひとも「その大会には体重何kgで出走するのか」も意識し、それに向けた体重管理をしてほしい。
では、実際に体重管理を意識するにあたって何が重要なのかというと、やはり1番意識しないといけないのは「食事」になるだろう。ダイエット界隈では「食事8割・運動2割」が常識である。トレーニングは多くて週に7回の機会しかないが、食事は最低でも21回機会がある。「軽さ」が重要なオリエンティアには、一般人以上に食事に気を遣い、無駄な脂肪を体に付けないことが求められる。
とは言いつつも、日本代表を目指して日々トレーニングを重ねる一部の選手を除き、オリエンテーリングのために食事管理するということは容易ではない。ラーメンや甘いものが食べたくなる時もあるし、飲み会にも気にせず参加したい。
これらを踏まえ、本記事では、”オリエンテーリングは早くなりたいけど食事まで気にするのはちょっと…”というオリエンティア向けに、いくつかお伝えしたいことをまとめたので、少しでも参考になれば幸いである。
本題
1
突然ですが、皆さんドーナツは好きでしょうか?
おそらくドーナツを嫌いという人はあまりいないのではないかと思います。
では、目の前に以下の2つのドーナツが並んでいた場合に、どちらを選びますか?
「どっちでも良くね?」と思った方は要注意です。
どちらもいわゆる「フレンチクルーラー」にチョコをかけたものですが、栄養成分を見てみると、その差に驚かされます。
なんと、同じ種類のドーナツなのに、栄養成分には大きな差が見られます。
特に注目したいのが「脂質」で、一般成人の1日の脂質の接種目安量は約50g程度なので、Bのドーナツを食べると1日の目安量の半分を満たしてしまいます。恐ろしいですね。
ちなみに答え合わせをすると、Aのドーナツはミスドで販売されている「エンゼルフレンチ」で、Bのドーナツはコンビニで売られているものです。ミスドのドーナツはサイズが小さいというのもありますが、それを踏まえても、ドーナツにしてはカロリーが低いようです。何か特殊な調理方法をしているんですかね?もし詳しい人いれば教えてください。
結論:ドーナツを食べたいときはミスドのドーナツを食べよう
2
最近、個人的にとんでもない商品が出たので紹介します。
皆さん普段は飲料は何を飲まれますか?お茶やコーヒーを飲む方も多いと思いますが、やはり運動後など、甘い飲み物が飲みたいときもありますよね。
そんなとき、スポーツ飲料や炭酸飲料もしくは果実100%のジュースを飲むこともあると思いますが、やっぱりどうしても糖分が多くなってしまうんですよね。
そんなことを思っていたら、、、
こんな商品が最近発売されてました。
注目すべきは、これ、なんと「清涼飲料水」ではないんです!私は細かいことを考えるのが嫌いなので、「清涼飲料水=糖分・甘味料」と考えているのですが、これは製品分類が「15%混合果汁入り飲料」なので、あくまでも果汁が入った水なんですね。(※諸説あり)
にも関わらず、味はしっかりと果汁を感じられ、また、カロリーも31kcal/100mlとそこまで高くはありません。1日分のビタミンこれ1本なのも推しポイントです。
皆さんもぜひ1度飲んでみてはいかがでしょうか。
結論:「きりっと果実」おすすめです
3
お酒を飲む方も多いと思いますが、体重管理の観点からはどのお酒を飲むのが良いでしょうか?
よく「ハイボールは太らない」とか言われていますが、どうなんでしょうか。
結論から言うと、どのお酒を飲んでも太ります。
お酒を飲んで、体内にアルコールが摂取されると、肝臓はアルコールの分解に力を入れるため、他の栄養素(脂肪等)が分解されにくくなるというメカニズムのようです。(詳細は各自調べてください。)
したがって、ハイボール本体は「甘味料0!プリン体!糖質0!」だとしても、アルコールを摂取して、つまみを食べている以上、体に脂肪が付いてしまうことには変わりありません。
なお、そもそも、楽しむためにお酒を飲んでいるのに、体重を気にして本来飲みたいお酒を飲まないのは本末転倒ですよね。そこは諦めましょう。
結論:アルコール摂取するなら、細かいことは気にせず好きなお酒を飲もう
おわりに
キリがないのでいったんここまでにします。
伝えたかったことは、
・オリエンテーリングは「軽さ」が大事
・栄養成分を気にしてみよう!
の2点です。
お読みいただきありがとうございました。
(以上)
番外編
12/15(金)に開催された「オリエンティアナイト」で推しトレについてプレゼンしてきました。せっかくなのでその内容を紹介したいと思います。
”本日は私の推しトレについて紹介します。”
"簡単に自己紹介すると、私は現在日本ランキング150位くらいです。"
”さて、推しトレが何なのかということを考えたときに、まず、他の選手がどのようなトレーニングを行っているのかということが気になり、Stravaのログにより調査をしてみました。”
"すると、このようなトレーニングログが出てきました。"
"まず1つ目ですが、これは平日の深夜に突然10kmを3:20/kmで走るログです。信じられないですね。"
”2つ目ですが、これも平日夜に突然15km走る人のログです。ちなみにこの人は翌日にも12km近い距離を走っています。平日に長い距離を走れる人は本当に尊敬します。”
”3つ目は毛色が変わりますが、これは休日に唐突に50km近いトレランを敢行する人のログですね。ちなみにこの選手は常習犯であり、よくStaravaに常人では理解しがたいログをアップロードしていることで有名です。”
"このようなログを見て、改めて考えてみたのですが、私はトレーニングには2つの重要な要素があると思っています。皆さん何かわかりますか?"
"「質」と「量」と考える人もいるでしょう。ただ、そうではなくて、本当に必要なことは別にあります。"
それは、「怪我しないこと」と「継続すること」です!"
"先ほど紹介したログは、確かにトレーニングとしては素晴らしいですが、誰もができるかと言われれば、それは「No」でしょう。"
"では、怪我もせず、誰でも継続できるトレーニングはあるのでしょうか?"
"それは「Night Walk(ナイトウォーク)」です!"
"Night Walkは簡単で、運動できる服装で出勤し、退勤時に歩いて帰る、それだけです。誰でもできますよね?怪我もリスクもありません。"
"ここで、おそらく「歩くだけじゃトレにはならないだろ」と思われる方もいらっしゃると思います。
なので、これからNight Walkのトレーニング効果を定量的に証明したいと思います。"
"まず、私の場合、1回のNight Walkが3km・30分程度であり、Stravaによればおおよそ200kcalを消費するらしいです。"
"この200kcalがどれくらいなのかというと、まず1番左の画像ですが、KFCのフライドチキンですね。これが1本で約200kcalです。次にアイスクリームですね。私大好きでほぼ毎日食べているんですが、これは150kcalほどしかありません。最後にお酒ですが、ビール1缶でおおよそ150kcalです。"
"これらの食べもの、皆さんも好きだと思いますけど、やっぱり食べるときに罪悪感はどうしても生まれてしまいますよね。でも、Night Walkをすればこれらのカロリーは相殺されるので、実質0kcalですね。"
"また、Night Walkを継続したことを考えてみると、脂肪って1g消費するのに9kcal必要なんですよね。すなわち、1回のNight Walk(nw)で22gの脂肪を消費できることがわかります。"
"これを309日続けたとします。この309日というのは、今日から来年の全日本大会@望郷の森までの日数ですね。309日Night Walkを継続すれば、単純計算で6.9kg痩せれるんですよね。これはすごい効果だと思います"
"ちなみに私はNight Walkの亜種で「Morning Walk」というものも行っているので、全日本大会までに14kg痩せれることになりますね。少しまじめな話をすると、私は2018年度のインカレミドル・リレー@望郷の森を運営しており、結構思い入れのある大会でもあったことから、来年度の全日本大会2024@望郷の森では、ぜひともエリートクラスに出場したいと思ってます。当時運営した時から現在までちょうど14kgくらい体重が増えてしまったので、Night Walkを継続し、14kg痩せることで、ベストパフォーマンスで大会に臨めると思っています。"
"いかがでしょうか。Night Walkは、誰でも継続でき、怪我のリスクもなく、かつダイエット効果も認められる素晴らしいトレであることがご理解いただけたのではないでしょうか。皆さん歩きましょう!"
(以上)
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