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世界にある、たくさんの「正解」を求めて 【だから旅は、やめられない #11】

世界にある、たくさんの「正解」を求めて
佐俣 雄祐(35歳・会社員)  

楽しみながら、世界に存在する「たくさんの正解」を知りたい!そして、「正解は一つでなくて良い」と子供達に伝えたい!これが私の旅をやめられない理由です。

東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部からなる国・マレーシア。マレーシアは、マレー・中国・インド・ヨーロッパの文化が織り混ざった多民族国家です。現地民の宗教も違えば、お祭りや祝日、食べ物や価値観も全く違います。マレーシアは、正解がひとつではなく、正解が“たくさん存在する”国と言われています。

そんな多様な文化の中で子育てをしたいと考え、今年の8月、育児休業を取得してマレーシア移住を決断しました。家族4人の生活は急変しますが、これから先のワクワクする気持ちに想いを馳せ、移住生活をスタートさせました。

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私たちは、子供を中心とした生活をしているため、歴史的な建造物やボルネオ島の大自然を見学するなど、ダイナミックな体験が出来ません。一方で、日本では気付かない事、見ることができない文化を見聞きすることで、「日常生活」を「非日常生活」として体感することが出来ます。移住生活を開始して、約1ヶ月経ちますが、毎日刺激的でワクワクしています。

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長男の保育園生活は、毎朝が格闘です。「英語の保育園には、行きたくない!」と、言葉の壁にぶつかっています。日本へ帰りたい……とこぼす事もありますが、迎えに行けば「今日も楽しかった!」と保育園生活について話をしてくれます。保育園が終われば自宅のプールで疲れるまで泳ぎ、週末には映画を観たり美味しいご飯やおやつを求めて散策する。そんなライフスタイルが我が家の日常になりつつあります。

また、海外にきて大事だなと感じることが、現地在住の方とのコミュニケーションです。インターネット(Twitter・オンラインサロンなど)を通じて出会った方、現地で知り合ったマレーシア人ファミリーなどと共に、マレーシア生活だけでなく、生き方や考え方などについても語り合います。家族の在り方、自分のキャリアなどについても刺激され、日々考え方をアップデートしています。

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このまま、育児休業が終了するまでマレーシアに滞在したい所ですが、ビザの関係上1回の滞在で約3ヶ月が上限です。今後、出国・入国を繰り返しながら、2020年1月でマレーシア移住を終了させます。

そして次のチャレンジとして、ずっと憧れていた世界一周旅行へ、旅立ちます。子供に何が残せるのか、子供と密に過ごせる期間に何ができるのか、そんな事を考えた末、【マレーシア短期移住】と合わせて【世界一周家族旅行】を決意しました。

私は独身時代から一人旅にハマり、結婚して妻と旅へ行くようになると、旅を共有する楽しさを知りました。そして今回の移住生活では、子供から気付かされる事も多く、日々、既成概念を覆されています。

一人旅、妻との旅、家族での旅……【旅】は私の中で少しずつ形を変えながらも、常に私の人生の中心にあるのです。当分、旅はやめられそうにありません。

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さまんさブログ: 育休トラベラー 育児休業で世界一周



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