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【ポケカ】CL札幌使用デッキ「オーガポン型トドロクツキex」選択経緯について【予選1-3】

2024/05/03。CL札幌に参加した。
結果は1-3である。
どうしてこのデッキを使ったのか?について記載する。

1.メタ読みについて

1-1.環境定義

前環境から多いものを以下に記載する。
 リザードンex
 ルギアVSTAR
 ロスト系
 
 サーナイトex
 テツノイバラ単
 タケルライコex
 あだうちやばね
 
 未来バレット
 パオジアンex
 
 LO系統

新弾で出てきそうなものを以下に記載する
 おまつりカミッチュ
 ドラパルトex ←4/27、4/28増加中
 イサハexオーガポンex

1-2.環境定義から意識すること


攻撃面
 220、280が出せること
  220⇒たねルール持ち
   ロトム、ルギア、ギラティナ、パオジアン
   
  280⇒VSTAR
   ルギア、ギラティナ
 
  220は平均値、280は最大値で良い
   平均が230あるとイバラexが倒せる
 
 草打点であること
  リザードンexに弱点を突けるため
  280を一撃で倒せるならルギアへは弱点はいらない
⇒単純に330>280であるため、280を一撃で倒せる、かつ、草打点、が候補となる。

防御面
  ★おまつり適用下のカミッチュが先攻2ターン目に110×2を出してくるためこれを耐えること
   ⇒並べる、HPを230以上にする
    おまつりおんどカミッチュはフル展開+げんきのはちまきで実現可能なため

  特性を止める手段を持ち合わせていること
   ⇒1体目を倒された後にハバタクカミやクレッフィを出すとか

  ★ドラパの先攻ファントムダイブへの回答があること
   ⇒並べる一択となる
    ベラカスが間に合わない可能性がある
    ⇒たねexデッキを使うべきでは?

この時点ではおまつりおんどカミッチュが最強デッキだと考えた
対策するには?
 崩れたスタジアム、キラフロルex
 ハンディサーキュレーター
 ⇒エネがはがれるので1回しかワザが撃てない QAに記載あり
 スタジアム破壊手段の増加 
 

1-3.CL使用デッキの条件

ハンディサーキュレーターが4枚採用できること
  ≒どうぐに頼らないデッキであること
 たねexで戦うデッキであること
 攻撃面の条件を毎ターンクリアできること
 
この時点での使用候補は以下となる。
  ウガツホムラex+草打点(イサハオーガポンを取り込む)
   ⇒HP230、ギャロップ使えば280や320打点になる
   
  タケルライコex
   ⇒HP240、ダメージは自由自在
  
  イサハexオーガポンex
  ⇒前回(https://note.com/rylia_onlyme/n/n3adbdfc756d4)候補から外した
   ギミックだけ別出しにするのがいいかも
 
  キバLO
  アローラロコンVSTAR
 
  ミラー意識カミッチュ
   ハンディサーキュレーターとレガシーエネルギーを入れる
   ⇒ドラパをどうする?を考えないといけない

1-4.調整過程で考えたこと

 先1ゼイユ+バルビートで全力ブンブンが強い
  ⇒おまつりおんどを特化するのはどうか? 
 おまつりはドラパメタのハピナスマシマシラにも勝てない
  ⇒耐えられる+返しにマシマシラ3体使って2面取られる
   ⇒ドラパ or ドラパメタの環境下においてついでにメタられている
   向かい風である以上CL向きではないため、草弱点のたねポケモンビートは回答になりえる
    あだうちやばね、ターボトドロクツキが候補に挙がる

2.候補デッキについて

実際候補にしたのは以下である。

2-1.イサハオーガポン

前回記事(https://note.com/rylia_onlyme/n/n3adbdfc756d4)を参照

2-2.先攻特化おまつりおんど


先攻ゼイユ+バルビートで5体展開⇒2回目の番でおまつりおんどを連打することを目指した。
対ドラパへの意識としては以下である。
・先攻を取って進化元を2体叩くことでドラパへの進化をさせないこと
・ハンディサーキュレーターで攻撃回数を、レガシーエネルギーでサイド枚数をごまかすこと
ベラカスを立てる余裕もスロットもないことから、それなら速度で勝負したほうがいいと判断した。
バチンキーを切っているのはバチンキーそのものがおまつりおんどが前にいることが前提であり、クリティカルになっていたからである。
お祭り会場+フル展開を常に押し付けるならばシロナの覇気などのドロサポを使用して一気に持ってきたほうが良いと考えた。
先2のおまつりおんど110×2がつよい、と定義したのだからこれの再現率をあげよう、というのがコンセプトである。
ただ、あまりにも先攻前提となってしまったことから後攻時にデッキではなくなってしまうため候補外とした。

ここで一度デッキがなくなる。
ウガツホムラexも試したがポニータがストレージから出え来ないうえしっくりこなかったのであきらめた。
アイディアとして緑オーガポンでドローしながらトドロクツキexを動かす、というネタを思いついていたためなんとなく試すことにした。

つまり使用デッキの選択理由は他にデッキがなかったから、である。

3.使用デッキ「オーガポン型トドロクツキex」


3-1.概要

一人回ししかしていないデッキではあるが以下に記載する。
緑オーガポンexでエネを場に出す+ドローができるので、付け替えと合わせてトドロクツキexを無理やり起動して暴れることが目標である。
あだうちやばねで進化元を倒す⇒進化先のexをくるいえぐるで倒す、と動くことにより環境定義したデッキたちを葬り去れるのでは、と考えた。

3-2.詳細解説

トドロクツキex 3枚
このデッキのメインアタッカーである。
緑オーガポンex+エネルギーつけかえにより無色の部分を埋めることができる。
HPの計算をしなくて済むためこれで攻撃したかった。

トドロクツキ 2枚
進化元を刈り取る要員。

オーガポン みどりのめんex 2枚
このデッキのドロソでありサブアタッカーその2である。
特性で1枚引けるうえ、草アタッカーである。
ワザに必要なエネルギーは草草草だがダメージ計算に使用するのは草エネでなくても良い。とりあえずきあいをいれるでエネを貯めておくと圧がかかる。
このカード+エネルギーつけかえ自体は可能性を感じた。デッキが切れるまでドローを堪能できるのだ。
システムであることを考慮して本体2枚+特性起動用の草エネ4枚。
特性で自身につけたエネルギーは逃げエネにもなるため緊急ボードへの依存度を下げることができる。てばりダークパッチオーリム+逃げエネと用意が可能ということは後攻1回目の番でサイドを2枚取れるということ。

かがやくゲッコウガ 1枚、イキリンコex 1枚
初動である。

シャリタツ 1枚
ホシガリスタート+ポケギアの枠を1枚に圧縮できる。
ファントムダイブでついでに倒されるがそれでもサポートを触る手段になるのは大きかった。

トレッキングシューズ 4枚
コンボデッキにおいて細かいドローは大事であるため4枚確定

ヒスイのヘビーボール 1枚 ネストボール 4枚 ハイパーボール 4枚
たねポケモンによるコンボデッキであるため。

エネルギーつけかえ 4枚
緑オーガポンで作ったエネやオーリム博士の気迫で2体目につけたエネルギーを移動させられる。
軸になるカードなので4枚

大地の器 4枚
基本エネルギーだけでコンボするので4枚必須
みどりのまい、かくしふだ、サイクリングロードと3種類のドロソがあるため適当にエネルギーを持ってきて圧縮⇒ドローでコンボパーツを集める、ということが可能である。

ダークパッチ 4枚
つよいカードは4

アンフェアスタンプ ACE SPEC
たくさんドローできるグッズである。こういうコンボデッキには絶対入れるべき。

すごいつりざお 1枚
博士の研究+イキリテイクで動いたときのケアカード

緊急ボード 2枚
アタッカーのトドロクツキex以外の誰に持たせても良い。

オーリム博士の気迫 4枚
つよいカードは4枚

博士の研究 3枚 ボスの指令 1枚
緑オーガポンの採用によりオーリム博士の気迫の依存度を下げることができた。
ドロサポに割くなら最強のカードを取ろうということで研究。サイドを取るカードとしてボスの指令。

サイクリングロード 2枚
コンボデッキなのでコンボ用カードを集めるためのサイクリングロード

シンオウ神殿 1枚
ミストエネルギー採用デッキへの牽制のため
リソースを投げ捨てるデッキである以上改造ハンマーを抱えながら展開することはできない。

基本悪エネルギー6枚 基本草エネルギー4枚
最低限。

4.戦績

1戦目:デッキ分からない
後攻 2-0〇
ロトムVが前、笛⇒充電でエンド
くるいえぐる到達で勝ち

2戦目:純ドラパルトex
後攻3-6×
トドロクツキexが2体サイドに。
1体拾えたためこれを育てにブン回すも悪エネが1枚足りない。
そのまま返せずに負け。

3戦目:ヤバソチャオーガポン
後攻5-6×
最速でアンフェアスタンプ撃ち込むも研究からブンブンされて負け。

4戦目:ピジョット型ドラパルトex
後攻3-6×
初動でオーガポンexしか育たない。こっちがデッキじゃなかった。
最後デッキ全部引ききっても回答無くて負け。

結果:1-3

5.【本題】選択は正解だったのか?

環境定義の精度とデッキの選択についてが今回負けた側が行うべき内容である。

結果的には「選択ミス」であったと考える。
オーガポン型対ドラパで明確に有利な要素が何もなかったからだ。
次のツキexにダメカンを載せられるだけで機能停止してしまう。面白デッキでしかなかったのだ。

・「ドラパにガン有利なおまつりおんどを組む」ことをあきらめてしまったこと
・イサハオーガポンの可能性を探らなかったこと
以上2点は響いていると考える。
実際にイサハオーガポンのギミックはシニアのベスト16に入っておる。ポテンシャルはあるが自身が引き出せなかったのだ。
だからもう少し攻めて限界を探るべきであった。

ドラパに有利なおまつりおんど、というのは一見無理なように思える。
絶対に無理、もしくは、できる、というための材料を集めきることができなかった。ドラパルトexというデッキを何も理解していなかった。
だから負けたのだ。

6.終わりに

JCSまでにパックは出ないことが確定したため、次こそは使えるリソースをフルに使ってリベンジを果たす予定だ。

以上。

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