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【PTCGL】2023/08/19 戦績まとめ

2023/08/19。PTCGLにて50戦ほどこなした。戦績まとめと振り返りを行う。
戦績まとめは以下。

CL横浜は落選しているので自身が隠す意味はなく、公開することにした。


1.使用デッキ

トップ画像のとおり。

PTCGLには151のカードが存在しない。このためヒトカゲはHP60から選択となる。
後攻意識で組んだためコイン勝利の場合は後攻を選択した。
結果50戦すべて後攻を取ることができた。

2.試合分析

2-1.勝敗について

総対戦回数(回)50
勝ち28
負け22
勝率(%)56
20~30付近は60%台だったがだんだん負けが込んできた印象がある。
また、50戦こなすのにほぼ一日かかった。

全体として負けるパターンとしては以下であった。
構築面
・リザードンexに進化できない
・初動を雪道で妨害される
プレイ面
・月光手裏剣の返しかたミス
⇒ヒトカゲの出し方でケアができるはずだが、2体ポン置きして取られる=負けである。
・つりざおのエネ戻しミス1回
・初動でアメ2枚を研究イキリテイクでトラッシュした
⇒リザードンexに進化できない問題の原因のうちのひとつ

2-2.対戦デッキの内訳と勝率

スプレッドシートのL列以降参照。

以下の2デッキが多かった。
・ロスト軸ギラティナVSTAR
・アルセウスリザードンex
・パオジアンexセグレイブ
また、パオジアンexセグレイブには負け越している。

ロスト軸累計は以下となる。
対戦回数13
勝利数6
勝率46.15384615%
対戦率26%
単にロストを相手にしたときも負け越していることがわかる。
そのうちギラティナであればまだ勝負ができるということになる。
対アルセウスリザードンexについては、ここを意識した構築だったのだが勝率は50%台であった。

2-3.対ロスト

勝率が低い原因は以下であると考える。
2-3-1.ウッウにファイヤーが倒されてしまうが、ファイヤーではウッウを倒せないこと
⇒おとぼけスピットが110ダメージである。滝壺を使用したファイヤーはHPが100なので簡単に倒される。そしてれっかのほのおは90ダメージしか出ない。
リベンジパンチを持たせるか、リザードンexに進化するかのどちらかを取る必要がある。

2-3-2.ヤミラミのロストマインおよびかがやくゲッコウガの月光手裏剣でヒトカゲとポワルンが倒されやすいこと
⇒後半ターンからのリザードンex成立が難しいことになる。
かがやくゲッコウガもれっかのほのおでは倒せない。返しにふたたびかがやくゲッコウガが手裏剣を投げてくると負けである。

ギラティナ入りになぜ勝てるのかというのは、ギラティナVSTARを倒せばサイドを2枚とることができるからであると考える。
ロストマイン+ロストインパクトで1体、スターレクイエムで1体とリザードンexを2回倒される可能性があるのでそれまでにギラティナVSTARを倒しておかなければいけない。

2-4.対パオジアンexセグレイブ

勝率が低い原因は以下であると考える。
2-4-1.ロストの2-3-2と同じ理由
2-4-2.パオジアンexがリザードンexを一撃で倒せること

⇒6エネ必要だが360ダメージを出すことができる。
これはスターポータルやスーパーエネルギー回収を使えばわりと届く枚数であった。
パオジアンexはたねのため切り返しで達成されることもまあまああった。
リザードンexを次々用意できれば何とかなるがもたつくと2-4-1.のパターンに持っていかれるため負けてしまう。

2-5.対無色軸ルギアVSTAR

勝率が低い原因は以下であると考える。
2-5-1.カビゴンが超えられないこと
⇒2-3-1.などと理由は近い。
どっすんグースカでこちらの非ルールは倒されるがこちらの非ルールでカビゴンは倒せない。リザードンexで相手をしなければいけないのだ。
また、バッフロンでエネルギーをロスト送りにされてしまってワザが使えず負けたゲームもある。

2-6.対アルセウスリザードンex

22%で当たるため環境によくいるデッキであった。
勝率が50%代であるのは以下が原因であると考える。
2-6-1.れっかのほのおでヒトカゲ、ポッポを倒せること
⇒たくさん進化ギミックが入っているデッキなので、初動がないパターンだとそのまま勝つことができる。
ただしこのルートの場合は返しにアルセウスVSTARを倒すことができなくなる。次に述べる利点を相手に渡してしまうことにもつながる。
2-6-2.非ルールを挟むためサイド5枚とられた状況にできること
⇒リザードンexのバーニングダークで330ダメージが出せる。すなわち相手のリザードンexを一撃で倒すことができるのだ。
2-6-3.アルセウスVSTAR,ピジョットexが一撃で倒せる状況が限られること
サイドを3枚とられた状況でも270しか出ない。このため何かしらでダメージを稼がなくてはいけない。
げんきのハチマキが流行っている理由はここにあると考える。
アルセウスVSTARだけであればれっかのほのお+リベンジパンチ+こうきあつブラストで倒すことができる。
ピジョットexは残り続けると厄介なポケモンであるため、どこかのタイミングでボスを挟んで倒しておきたい。現構築ではそれができるのがサイド4枚とらせた後=敗北リーチの時である。

このタイプのリザードンexはアルセウスVSTARを起動するためにリザードンexに進化することもある。リザードンexが1体置物になる可能性があるのだ。キバナがあれば別だが即座に手張りができない場合先にダメージを与えることができるのはこちらとなる。
攻めてくるアルセウスVSTARをはやめに倒すことができれば切り返しが間に合わない状況をつくることが可能になる。スターバースがリザードンex成立に割かれることが多いため、切り返し用カードまで拾う余裕はないのだ。

2-7.対サーナイトex

勝率が高い理由を以下に記載する。
2-7-1.れっかのほのおでキルリアまで倒せること
⇒サーナイトexはサーナイトをたくさん並べるデッキである。ファイヤーが2回動けることがまあまああるため、サイドレースで優位に立てる。
2-7-2.サーナイトexが悪弱点であること
⇒リザードンexで何も意識せず倒すことができる。
ただしアルカナシャインのサーナイトにリバーサルエネルギー+エネいっぱいの状況にされると倒されてしまう。一度330を連打されて負けた試合がある。
2-7-3.リベンジパンチの存在
⇒サイコエンブレイスで乗ったダメカン+リベンジパンチの40で倒れる可能性がある。限定的だがリザードンexにリベンジパンチを付けていると330を狙ってきたサーナイトをカウンターできることがある。

総評して、れっかのほのおファイヤーが活きる対面は勝ちやすくヒトカゲがたくさん倒されやすい対面には負けやすいことがわかる。
次章でデッキの内容に触れる。

3.デッキ内容について

3-1.取るべき戦術

後攻を取る。
最初の番で滝壺、ファイヤー、ヒトカゲ複数を出す。
れっかのほのおでダメージを与える。
次の番でリザードンexに進化して暴れる。
以上。

サイド落ちを確認するのは以下。
ヒトカゲライン特にアメ
つりざお
エネ枚数

先2手裏剣は以下の方法でケアをする。
・撃たせる。このとき狙われるポケモンにリベンジパンチを付けておく。
・ヒトカゲは1体だけ、もしくは3体並べる。倒されてよい。
・返しに必ず倒す。
リザードンexの打点向上に貢献してもらい、ルールポケモンを倒す方向で動かす。

3-2.ヒトカゲラインについて

ヒトカゲ3
リザードンex3
アメ3
リザードなし

すべて4+リザード1で回していたこともあったが、リザードンexが嵩張って動きが鈍くなることが多かった。なので思い切ってつりざおで戻すことにしたので3枚に。
体感3枚は少なく4枚は多い。2枚必ず使うので3枚より減らすことはできない。
トラッシュしながらデッキを掘り進めていくためつりざおは1では足りない。リザードンexもエネも装填しなおす必要があるのでつりざお2枚に。
アメは代替が効かないため4枚目がありえる。初動で2枚トラッシュする=負けであるからだ。
リザードはヒトカゲが2体並んでいる前提≒上振れ状況で、片側をアメ、片側をリザードに進化するときくらいしか有効ではない。手裏剣を耐えるなら別であるが。

3-3.サポートカードについて

研究4
ナンジャモ4
セレナ2

この10枚でデッキをブン回す。
アクロマの実験ではないのは、ロストしたいカードがつるはしシューズの8枚しかなくほかのどれもロストしたくないからである。
また、セレナはドロソもフィニッシャーも同時にこなせる。初動はエネを切りたい場面が多い。
ナンジャモはいつでも強い。初動はエネはトラッシュしたいがアメはトラッ
シュしたくない場面がかなりある。

ドロサポ枚数に関しては10~12の範疇が良いかと考える。自身はサポートが嵩張ることがかなり嫌いであるため、スクリュー気味にしたうえでトレッキングシューズやガッツのつるはしを採用することが多い。
このデッキは後攻最初の番にコンボを成立させることを目指しているため特にサポートなしで掘り進めることが重要である。
8枚だとサポート触れず何もできない試合が多かった。

キバナ1
リザードンex、ポワルンの起動に使用する。
相手の雪道を利用したい場合にやることが多い。ピジョットex+リザードンexのような場を作ってくる相手には雪道をはがさずリザードンexを成立させるのがベストである。

ボス2
フィニッシャーである。

他の採用候補は以下が挙げられる。
ジャッジマン
ナンジャモの5枚目以降となる。
こちらは一方的にブン回して相手は妨害する思想を取るならこれがよい。
これを初動に使う場合はイキリンコex設置が必須となる。

キクコ
リザードンexを滝壺で起動した場合のみである。回復+ダメージアップになる。ただし状況はかなり限定的。

ふりそで
デッキからポワルンを呼び出せる。リザードンexに進化でき、かつ、エネがデッキ内にあるなら奇襲をかけることができる。
この場合即起動することができるポケモンはすべて採用候補になる。
どっすんグースカのカビゴンとか。

ボタン
リザードンex同士の殴り合い時に強く出られる。これを採用する場合はアメも増やさなくてはいけない。アメ4でも足りないかも。
うまくきまると相手のリザードンexをこちらの非ルールポケモンで倒している状況に持ち込むことができるかもしれない。怪しいか。

3-4.ガッツのつるはしとトレッキングシューズについて

初動であり、アメを探すカードである。
トレッキングシューズはエネをトラッシュできるかもしれない。
ガッツのつるはしは後から入れたカードである。初動のコンボを決める率を高めたいことから採用した。
サポートを増やすとサポート同士で嵩張るのが気になった。
ポケモンをベンチに置くスペースがほとんどないためふしぎなしっぽミュウは採用できない。

3-5.エネルギー枚数について

初動で2枚素引きが必要であるため、8~10程度は必要である。もしくはエネルギー転送。
滝壺ファイヤーで1、リザードンexで2枚×2、ポワルンで3-1、てばりで逃げるために1、なので1+4+2+1=7。サイド落ち考慮で8。

3-6.採用候補グッズについて

本デッキはVSTARパワーを一切使っていない。何かしらのポケモンV+森の封印石はあり得る可能性がある。
ただし自分でも殴れることが必須条件である。筆頭候補はマフォクシーVか。
リベンジパンチ、アメは増量候補である。
たくさん掘り進めるデッキであるため、ポケギアを採用してサポートを触る機会を増やすことも考えられる。
ポワルンが残っている前提であるなら、ベンチポケモンを倒しにいけるあなぬけのヒモも良い。初動で使ってシステムポケモンを倒しても良い。

4.おわりに

50戦こなしたが、特段強いデッキではなかった。
60%~70%ほど出せればCL用の調整候補に挙げることができたかもしれないがそんなことはなかった。特段後攻意識をしてまで使う価値があるのかは疑問が残るという結果になってしまった。

このデッキとして自身が持った感想はこれまで述べてきたとおりである。
これまで自身が作ったデッキのなかでは比較的勝てていた方であるが、持ち込むためには3.章や戦術面での練りこみが必要である。
自身だけで実施したものなので練りこみに必要な情報が出せているのかは不明である。ここからさらに勝率を高めることができるのなら使用候補になるが。。

余談であるが、30戦目を超えたあたりで頭痛等の症状もでていた。こなしたはこなしたが体力的には行けていたのかは怪しい。休憩はほぼ食事くらいだったのもよくなかった。
仕事でもないのに一日PCに向かって独り言をつぶやくさまはとても家庭を持っている人間のそれではなかった。
チカラワザではあるが一日使えばひとりでもそれなりに試合をこなせて何かしらの情報は得られそうなことがわかったのが収穫である。

以上。
以下は投げ銭用なので何もなし。

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