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【エクストラ デッキ紹介】ピカチュウV~ポケモンカードゲーム2を目指して~

エクストラ デッキ紹介の波に乗り、エクストラのデッキ紹介を行う。
自身の得意ギミックである、「レベルボール+マルマイン」を使用した最新デッキ「ピカチュウV」を取り扱う。
自身の思考の言語化チャレンジとしてここに記す。

1.レシピ

ピカチュウV


2.妄想編

遡ること数年。かつて「CL千葉」という大会があった。
自身はこの際、チームメイトにオススメされたギミックを搭載したピカゼクでエクストラに出場した。
この際結果は振るわなかったものの、この時に使用したギミックこをが「ポケモンカードゲーム2」を呼び起こすものであった。
それが以下である。

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エネエネサンダー+エリートトレーナー。
なんと先攻2ターン目に2エネ加速+ハンデスをすることができるのだ。

当時マチスの作戦、こわいお姉さんが使用可能であったため、2ターン目にレベルボールから爆速で盤面を展開したのちマチスの作戦→エリートトレーナー→こわいお姉さんのコンボで手札をすべて刈り取りつつピカゼクのフルドライブで盤面を形成することが可能であった。
そしてサポートを手札に加えることのできるジラーチEXはレベルボールに対応している。

そうこうしているうちにマチスの作戦、こわいお姉さんが禁止になった。
だが自身はエネエネサンダー+エリートトレーナーの興奮を忘れることができなかった。

そんな自身の目の前に現れた2枚のカード。

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ピカチュウV、そして回収ネット。
ピカチュウVはエネエネサンダーでエネルギーを加速するとすぐにエレキサークルを放つことができる。ベンチをフル展開すれば240ダメージを与えられ、さらにエレキパワーを使うことで大型ポケモンも一撃で沈めることができる可能性がある。
カウンターエネルギーを絡めるとなんと1ターンで2体もアタッカーを用意することができるのだ。
回収ネットはジラーチEXを対象にとることができ、デッキから適切なサポートを手札に加えることができる。
グズマでのトドメ、エリートトレーナーでの手札破壊、リーリエでの盤面展開。
相手への最初の妨害から、自身は高速展開をして突き放す。これがポケモンカードゲーム2である。
完璧だ。決まってしまった。

こうして自身はピカチュウVの構築を言語化チャレンジすることに決めた。

3.爆誕編

形にする際に意識したことを下記に記す。

A.レベルボールを活かせる構築とすること
B.ピカチュウV以外のアタッカーの確保
C.エネルギーを張りすぎてしまった際のケア

まずAについて。
マルマインには特性でんじドローを持ったカードがある。
置物として優秀であり、レベルボールで構えることができる。
最初のアタッカーのピカチュウV+起動用のエネエネサンダー+後続用のエネエネサンダーでサイドを4枚とられてしまう都合上、3回目のエネエネサンダーは宣言することができない。
でんじドローに変換することによりピカチュウVのダメージ増加、山札をたくさん引くことによる盤面つくりへの展開に貢献することができる。
そしてメタモン プリズムスターが5枚目のビリリダマとして作用することによりこの構えを行いやすくできるのだ。

Bについて。はじまりのきおくミュウを採用した。
このカードもレベルボールから呼べるうえ、カウンターエネルギー対応である。
超タイプなので弱点を突くことのできる範囲を広くすることができるのだ。
逃げるが0である点も優秀で、雑に場に置いておくことでグズマでの詰めに使用することができるのだ。

Cについて。
これはどういうことかというと、エネエネサンダーで毎回ピカチュウVにはれるとは限らないことに着目したのだ。
せんじんのまい+エネエネサンダーをしなければいけなかったり、せんじんのまいでアタッカー以外のポケモンにエネルギーがついてしまったりすることは多々ある。
このときカプ・コケコGXの特性を使用することで一時的に場のエネルギーを整理することができるのだ。
相手がエネルギー加速を得意とするデッキタイプであれば、カプ・コケコGXのGXワザで相手を倒すことも視野に入る。
かつてはミロカロスのエナジーグレイスを起動された返しにこのカードを走らせGXワザを宣言することでオーロット&ヨノワールGXを倒すなどができた。現環境ではガラル ファイヤーVのあるターボダーク相手に狙うことになるだろう。

4.差し替え候補カード

4-1.サンダースEX

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ワザ「フラッシュレイ」によりたねポケモンからのダメージを防ぐことができる。
たねポケモンのワザが強力なエクストラの環境において、このカードを使用して詰めていくことも十分候補である。
エネエネサンダー+手張りで起動することができ、逃げるが0である点が何より高評価である。

4-2.シビルドン

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特性でんきぬまによりいきなりベンチに出ることができる進化ポケモンである。
たねポケモンへの対策をくぐることができるカードであるが、進化ポケモンであるがゆえにピカチュウVのダメージ増加の観点では使用しにくいことが欠点と考える。

5.ほかのスカイフィールドデッキとの差別点

他のスカイフィールドを用いて打点増強を狙うデッキに、「白レック」「ゾロアークGX」がある。
また類似のデッキとして「ムゲンダイナVMAX」がある。
これらとの違いを以下に記す。

5-1.エリートトレーナーを能動的に使いながら展開ができる
5-2.少ないカードで高火力が出せる
5-3.ほぼ盤面だけでコンボができる

5-1.について。
気絶させるかわりに何かするカードを使ったコンボデッキであるため、コンボパーツにエリートトレーナーが採用可能である。
冒頭に述べたがこれがやりたいデッキである。
他のスカイフィールドデッキでは受動的に使うパターンはあるが能動的に使用するパターンはほとんどないため、特筆点といってよいだろう。

5-2.について。
ピカチュウV+マルマインだけでよい。エリートトレーナーを使用する場合はジラーチEXも必要である。
他にエネルギーは必要としないうえ、次のコンボ用にベンチにためておいたポケモンたちがそのままピカチュウVのダメージを増加させてくれるのだ。
システムポケモンであふれてしまう他デッキと比べて次アタッカーを用意しやすいのではないかと考える。

5-3.について。
場にコンボを溜めておけるということは手札破壊後の復帰のしやすさを助けてくれるうえ、短いアクションでコンボを始動することが可能なのだ。
別のカードでは手札やトラッシュにため込まなければいけないところを、エネエネサンダー+ピカチュウVであれば場にピカチュウVとビリリダマ、手札にマルマインだけでコンボが成立する。
エナジーグレイスでつけるエネルギーが足りないなどの事前準備が不要なことで2回目のコンボ始動をもスムーズにできる。また、Nなどで手札破壊をされたとしても山札から1枚引いてくるだけでスタートできるところが魅力的である。その1枚は本体+レベルボールで枚数を増やすことができる点も見逃せないのだ。

6.おわりに

高速展開+妨害を両方できるギミックとしてはかなりオススメである。すべてがレベルボールで完結しているからだ。
エクストラでの対戦において当デッキのギミックをたたきつけ、ぜひ充実したポケモンカードゲーム2生活を送ってほしい。
では良いエクストラバトルを!

以下投げ銭用なので何もなし。

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