夜中に、の歌い出しで笑ってまう

「愛してる」と言う言葉って不思議な雰囲気を持ってますよね。言葉で説明すると異様に軽くなる割に、実はめちゃくちゃ重く深い感情。難しく神秘的。なのでインターネットで調べてみました、愛してるの由来を。

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日本には「愛」という言葉も感覚もなかったんですね。なんとなく感じていた違和感も日本になかった言葉ということであれば少し納得できます。
愛し(かなし)についても調べてみました。

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なるほど。今の愛してるとは少し違うんですね。しかし、よくわかる。
しみじみとかわいい、いとしい、心が引かれる。悲し(かなし)であれば、同じ読み方で悲しみや切なさも生まれる。これが愛の本質かもしれないです。

I love you を「愛してる」と訳すのは誤訳であるという考え方があります。愛の由来を考えるとたしかに違う気がします。どちらかというと「めっちゃ好き」とかの方が I love you に近い気もします。

I love you と「愛してる」がイコールで無いのであれば、愛してるは日本人独自の感覚なんでしょうか。

日本に存在していなかった言葉から始まった日本独特の感情。日本人が「愛してる」と呟く場面には好きやいとしさの向こう側に悲しさとか切なさを感じるのが、やはり日本っぽいですね。

私は好きです、日本の言葉。全部エモーショナルなんですよね。日本の色の価値観も同じく、とてもエモーショナル。群青とか灰色とかえんじとか朱赤とか。

日本人だから分かり合える言葉の印象とか、価値観とか、色の見え方とか本当に不思議。

もっと踏み込んでいくと、自分にしか理解できない事や、好きな人としか分かり合えないこともありますよね。

阿吽の呼吸もその一つ。
意味を調べると「二人以上が一緒にある物事をするときに相互の気持ちの一致することやその微妙なタイミング、またその間合いを巧みにつかむこと」とのこと。

あ、と言えば、うんと言う。

一緒にいる時間が増えれば、同じタイミングで同じ言葉発したり、同じタイミングで目が覚めたり、LINEとかで同時に同じメッセージを送りあったりすることあると思うんです。

テレパシーに近いですけど、テレパシーでは無い。無意識と無意識が繋がる瞬間とでもいいましょうか。

ここからは私の勝手な自論ですが、そういう阿吽の呼吸の向こう側に「愛してる」があるんじゃないかと思ってます。

「あ」は愛してるの「あ」であって、愛してると全部言わなくても「あ」の一文字で分かりあえる、そんな愛し合った二人の呼吸が「あ」「うん」なんじゃないかなって勝手に想像してます。絶対に違いますけどね。

絶対に違うんですけど、私の中ではそれが正解なんですね。だから、あなたの中だけの正解も全て正解だと私は思います。

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