前回総選挙時の自分を振り返る−その14−

※2017.10.28の記事です。

【福岡10区★このままでは次期選挙で城井さんは・・・】
当選したばかりなのに、すみません。笑

携帯見てたら、たまたま撮影してた選挙特番の1画面の写真が目に留まりました。

選挙当日のNHK出口調査の結果です。

・・・よくこんな政党支持率の状況で僅差に持ち込めたなと思います。
ぶっちゃげ、こんな状況で立候補すること自体、クレイジーです。笑
自民以外は、残念ながら泡沫状態です。

今回、城井さんが小選挙区で僅差に持ち込めたのは「非自民、非共産の候補者が城井さんだけ」という、相対的に単純な構図になったからです。
この構図が崩れれば城井さんの立場はすぐに危うくなります。

そして、この構図を崩すのは極めて簡単です。
例えば、自民に批判的な新人候補が他党などから選挙直前にポッと出ただけで、城井さんの票は1万ほど食われて消滅確定でしょう。
2連敗中はまさにその状態であり、今回勝負できたからといって、その構図に変化はありません。

で、全国に希望塾出身の候補者のタマを持っていた小池新党の発足は、あの時点の民進党にとって死活問題だったと思います。
前原さんが希望合流を決断したのはまさに福岡10区と同じ構図が地方の多くであったからであり、小池さんとの究極の候補者棲み分けだったのでしょう。

そして、前原さんの決断の結果として、全体的には元民進の衆議院議員は、減るどころか微増しています。
なので、前原さんの決断はそのプロセスとその後が出鱈目なのでベストとは言えないけど、結果だけを見たら今のところベターだったとしか言えないのでしょうね。
本当だったら希望で一気に持っていきたかったんだろうけど。

個人的には今後は野党は結集するんじゃなくて、当面バラバラで活動してほしいですね。
せっかくなんで、とりあえずなんでもありで、それぞれで自由に議論してもらいたいです。
この数年は外から見てても窮屈そうで面白くありませんでした。
だいたい1つに結集しても潰されるだけだし。
そして、それぞれで政党支持率10パーセント達成を目指してもらえれば〜と期待してます。
集まったりするのはその後です。

そもそも泡沫同士で集まっても、モテないヤツ同士の傷の舐め合いみたいで、全く魅力的じゃないですし。笑

まー、民主党・民進党の支持率も、政権陥落後はなかなか10パーセントを超えなかったので、それ自体大変なことですが。

とりあえず、城井さんが一度僅差の勝負に持ち込めたからといって、次回も勝負できると思ったら大間違いです。
保守地盤の強い地方で野党議員を作るのが、いかに難しいか・・・この写真を見て痛感しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?