【FX】FXの相場分析の手法

FXで取引を行う際に、ただ闇雲にエントリーするのでは利益を減少させ損失を増加させるだけとなってしまいます。

取引を行う前に必ず相場分析を行う必要があります。相場分析の手法はシンプルに2つの手法に大別されます。

それぞれに無数の細かい分析手法がありますがここでは大本となる2つのジャンルの解説をしていきます。それでは見てみましょう。


・ファンダメンタルズ分析

FXの相場分析の手法1つめは「ファンダメンタルズ分析」です。

ファンダメンタルズは経済の基礎的状況を表しています。具体的には経済状況や金融政策、政治などの分析により相場を予測します。

取引している通貨の国や関連する国の経済指標や要人発言などを参考にしつつ、国の経済状況、ひいては通貨にどのように影響するのかということから分析を重ねていきます。

しかし初心者の方はニュースやデータが通貨にどのような影響を及ぼすのか分析することは、難しいかもしれません。

まずは新聞やネットニュース、Twitterなどとチャートを見比べて、どのような話題がマーケットにどのような影響を与えるのかを見てみるとよいでしょう。


・テクニカル分析

FXの相場分析の手法の2つめは「テクニカル分析」です。

テクニカル分析は過去の値動きを示すチャート分析をする手法です。

チャートには過去の値動きと現在の値動きが示されており、それらの中から法則性を見つけてトレードを行います。

一般的には、チャートにはローソク足とよばれる実体部分とヒゲ部分でできたものが表示されています。

選択した時間単位の始値・高値・安値・終値の4つの価格情報が詰まっており、陽線と陰線で始値と終値のどちらが高かったかを示します。

ローソク足1本で描く時間軸によって分足、日足、週足、月足、年足などもあります。

ローソク足の見方が分からなければテクニカル分析は元よりファンダメンタルズ分析においても現状認識ができなくなってしまうので、見方はマスターしておきましょう。


また、ローソク足単体の動きを見て売買判断を行う取引手法を「プライスアクション」といいます。

テクニカル分析は前述のローソク足を見て分析する方法とテクニカル指標を用いて分析する方法があります。

テクニカル指標を用いて分析した場合はローソク足のみを見るよりはるかに広く深く分析を行うことができます。

また、一般的にテクニカル分析はこのテクニカル指標を使った分析のことを指す場合が多いです。


テクニカル指標にはトレンド系とオシレーター系の2つがあります。

トレンド系はトレンドの有無や発生時期を確認することができます。

例として移動平均線やボリンジャーバンドなどが代表的なトレンド系です。

それに対してオシレーター系は既に発生しているトレンドに対してそのトレンドが序盤・中盤・終盤のいずれかを判断することができます。

例としてRSIやMACDなどが代表的なオシレーター系です。

初心者の方にはトレンド系の移動平均線がおすすめです。相場のトレンドが分かりやすく、エントリーポイントも明確なためです。


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