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トマトすくいをやりました

こんにちは、トクイテンの豊吉です。あたたかくなってきましたね。トマトも最盛期を迎えようとしてます。

私の部屋で飼っているクワガタも春を感じ取ったらしく、冬眠から目覚めて夜のうちに台所のお菓子入れに移動しました。翌朝台所でカサカサとゴキブリよりも大きな音がしていると我が家はパニックになりました。

クワガタの飼育容器。土が乾燥するとライトが赤く光る仕組みを運用している。

農場では土壌の水分を自動で計測しているのですが、それを作るまえに自前で自作した水分調査システムをクワガタの土が乾燥しないように使ってます。その電線が邪魔をして蓋がしっかりできてなかったようです。だとしてもツルツルの壁面をどう登ったのかは不思議です。昆虫すごいぜ

トマトすくい

師匠の家の軒先を借りて

農場の近くの岡田という集落で春の桜祭りがあったのでトマトを販売させてもらいました。単にトマトを売るだけでは寂しいのでトマトすくいというのを企画しました。キンキンに冷やした水にトマトを浮かべて取り放題をやってもらうのです。

トマトは沈むので"ポイ"の使用はやめました
こんな感じです。涼しげでしょう?

トマトすくいは小さい子供に好評でとてもよかったです。ただ、もっとよかったことがありました。それは岡田の普段会わない人にトクイテンのトマトを試食してもらえたことです。ちょうど我々が出店した場所が祭りのスタッフの食事の場所になっており、そこにトマトを出させてもらいました。

岡田の人たちに知ってもらえる喜び

トクイテンや私は地域の農業の行事にはできるだけ参加し、岡田の農業関係者の人とは定期的に交流があるのですが、それ以外の人とは特に会う機会ががあるわけではありません。それが今回のイベントでお祭りを運営する町の中心となるような人たちと一気に知り合うことができました。

農業というのは地域の資源を使い、地域に還元して、お金や労働力や資源が循環して成り立ちます。単に資源を使い、買ってもらうだけでは居心地が悪いですし、長くは続かない仕組みだと私は考えます。今回はお世話になってるこの地域の人と交流できる本当に良い機会になりました。

その後の直売所

先日ひっくりかえった直売所ですが、結局そのままそのコンテナでは再開せずに、選果とパッキングをしている我々がサービスエリアと呼んでいるハウス内のスペースで販売をしています。

今日から特別に知多の恵みさんの野菜も販売中

実はサービスエリアで販売することで、お客さんとパッキングをしてるトクイテンの人との会話がよく生まれるようになっており、これはいいことかもと思い始めています。お客さんも楽しんでもらえてそうですし、農場をのぞいてもらって、よりトクイテンの農業について知ってもらえそうなのです。

会話が増えるとパッキングや選果の作業が遅れていきますし、会話したくないという弊社のスタッフもいるかもしれないので慎重に考えていますが、怪我の功名ということで、いい機会にできそうなので楽しみです。風が吹けばトマト屋が儲かる。お客さんも楽しめる。そんな結末になればいいなと期待しています。

直売所は月曜〜土曜の10時〜14時です。少し前まで午前中で売り切れることが多くご迷惑をおかけしていましたが、今は午後でも余裕が出てきました。ぜひお立ち寄りください。


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