文藝春秋3月号読んだ

文藝春秋3月号、芥川賞二作品受賞で定価1000円。高!でも買った!!

最初のやつ(掲載順/もう「やつ」呼ばわり)読んだが、全く面白さを感じなかった。最近のこの賞の傾向として、「最初こういう話だと思ってたのがだんだん広がって、最後は全然違う話になっててスゴイ」みたいな選評があるんだけど、それって、物語として破綻しているのでは…?

で、今選評を読んでいる途中なのだが、とある先生(私この方の小説すごく好きなんですが)、例の受賞作について、「作家としての技術的成長を感じて私は受賞に賛成した」って…。
もうだからさ、新人賞って銘打っちゃえば良いと思うのよ。芥川賞なんていうと、なんか大家みたいなカンジあるじゃん。全然そんなことないのに。ていうか、なるほどな!って、こっちがうなる作品が選ばれてないから。
文藝春秋社の一大イベントとと化してるんだし。

今回は、受賞該当作なし が妥当だと思う。

私は面白い小説を読みたい。
そんな小説を発掘し、賞を獲得したものを読みたい。

因みに私が最近面白かったと思った芥川賞作品は、「苦役列車」(西村賢太)、「コンビニ人間」(村田沙耶香)、「火花」(又吉直樹)、ぐらいかなあ。あとなんかあったかなぁ。…ないな。

さて、これから他の記事読んで、1000円分取り返すかね。

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