演劇ハイキューいてきた(ネタバレあり)

「ハイキュー!!」というバレーボール漫画(少年ジャンプ連載中)を演劇にした、いわゆる2.5次元演劇と呼ばれるナマモノです。
演劇といいつつ、ダンスシーンも多く、今回お盆(回舞台)が復活していて(あ、前回観てなかったんだった…)、足元のきっついところで飛んだり跳ねたり、本当ご苦労様でございました

この芝居は、三年前に始まって、原作に忠実にシリーズ化していたのですが、今回で主人公側キャストが全員卒業とのことで、私も参戦してみてみました。

まあ、まず、大きな怪我もなく事故もなく、よくやってきたと思いました。
みるからに若者しか出来なさそうな、ハードな舞台だったから。
(と、なんか偉そうに言ってみる)

内容は、春高(春の高校バレー)宮城県予選の、準決勝と決勝を描いたもの。
青城(青葉城西高校)と、白鳥沢学園戦。ちょっと詰め込みすぎな感じもなきにしもあらずだったけど、初演の頃に比べたら、全体にスッキリした感あり。

特に、私が見なかった、前回(5月)の、さらに前の回なんか、キャストが考えたであろう小ネタ満載で、コントにもならない寸劇(?)のオンパレードで、あれはちょっとどうかと思ったです。

あと、試合のシーンになると途端に登場人物たちの動きがごちゃごちゃして、観づらかったんだけど、そこもスッキリしてた。

ユニゾンは、今回よくわからん振りだった。
青城のは、なんかジャズ振り(?)っぽかったし、烏野は、昔懐かしブレイクダンスみたいな…。(??)
なんかもっとカッコイイ振りないのかよ😓と思いました。

一番感動したのは、白鳥沢戦の、「スーパーリベロ!!」ってとこで舞台奥のセットが開いて、照明を浴びたのやさんがレシーブするところ。
あれは演劇ならではの見せ場だと思った。

バレーボールとしての振りが今回群を抜いてかっこよかったのが、及川さん。(青城)
ご本人もバレーの経験あるとは前々から言ってたけど、その経験に加えて、「魅せる」振りを開発されたように思われ(?)、サーブのとき、空中にとどまってる時間長い!
腕の振りがしなやかかつ強靭に見える。
美しいバレーボールだった。

今回から参加の京谷くんは、ソロダンス長かった。力強くてシャープなダンスだった。

それにしても青城のジャズ振りはどうしたことだ…(2回目…)

白鳥沢、ウシワカが思いのほかイケメンでびっくりしたw

プロフィールをみると、バレーボールで全国いった、たぶんその道では有名な人らしい。
ただ、惜しいかな、ウシワカは左利きなので、フォームを治すのに、かなり大変な思いをしたそうで、そのせいか、及川さんほど、プレイに華がなかったように見受けられたのが残念だ。

烏野チーム、特に主人公の、日向翔陽役の座長の須賀くんは、一歩引いてる感がありながらも、みせるとこはちゃんと決める安定の存在感。

私がスキな、小坂くん(ツッキー役)も、相変わらず芸達者で安心して見れた。

これでダンスキレキレの研磨くんがいれば、私(だけ)は、満足。へへ。

試合途中に、昔のエピソードが出てくるあたり、演出・脚本のヒトが悪いのだと思うが、そこで流れが止まってしまう。
中だるみも生じる。
俳優があれだけやってんだから、演出はもうすこし、カッコイイことしてほしかった。
(ファンは欲張りです)

あと、今回日向くんのカツラ、髪の毛のボリューム少なくなかった?
ツッキーとおなじくらいに感じたんだけど。
で、日向くんといえば、オレンジ色のふわふわくせ毛なので、ひそかにアレ?と思ってたり。

でも、休憩入れて、おそらく三時間強。
もうお腹いっぱいです。

演じている方は、それ以上にキツイのだとは思いますが。

どうか、千秋楽まで、事故・怪我なく、突っ走ってほしいです。

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