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ユニット曲が可能性の宝庫だと思った話

お越しいただきありがとうございます

《この度もあまりに個人の超主観的な感想です
こんなヲタクもいるのだなと暖かい目でみていただけると嬉しい
あまり見たくないなという方はこれ以降お読みにならないことをおすすめします》

ついにSnowManのアルバム発売まであと3日

SNSはもちろん、TV出演や雑誌掲載
全国のラジオ局を巻き込んでのスノラジマニアweekなる
斬新なプロモーションも始まり
(宣伝に対する本気度を感じる)
素のまんまでもアルバムスペシャル企画が始まり
特設サイトも更新され、FC動画やメッセージUPされ・・・・

いよいよリリースされるんだな・・・という
喜びと緊張感が増してきた


アーティストサイトで楽曲視聴が着々と解禁されていく中
9月に入ってユニット曲が3週にわたってすのちゅーぶで公開
今回はそれについて感想を書き綴って行こうと思う



自分にとってユニット曲

そもそもこれまで私はユニット曲という文化に触れたことがなかった


例えばライブ演出でソロやコンビ、トリオで披露するものを聞く経験はあったものの
あくまでライブ演出
アルバムの一部として音源になることは経験したことがほぼない


私のなかで個人的に思うのは
アルバムの収録曲になるということは
そのCDの中の世界観を形作るうえで「必要な要素」として収録されるものなだろうと推測する

SnowMan一人ひとりの「適材適所」で「個々のよさを生かしつつ・挑戦」ができる
今後に生きてくる作品なのではないか感じた


では、具体的にどのようにそう感じたのか深堀していきたいと思う




①P.M.G. (宮舘・向井・深澤)

初見は「は?なんのこと?一体どんな歌?」状態
タイトルから見るにこれぞ伝統のトンチキソングなのだろうか?

Twitter上で
”これは各々の持ちネタの頭文字では?”とか
”トンチキだな!”とのツイートを見かけ一人感心した

いざ公開されてみると上記の予想が見事的中
スノ担さん…恐るべし観察眼と発想力…
驚きが隠せなかった

さらに、自分が想像していたトンチキとは違い
少し前のゲーム音楽のようなポップな印象と
「意味とかない」と歌い上げる可笑しさ
延々と耳に残り続ける歌詞とメロディーが頭にこびりついて離れなくなった

3人の思惑にまんまとはまってしまった感じ

これをこの3人がやるから意味がある

普段のキャラ的に康二君・ふっかさんの二人が歌うのは頷ける
そこに舘さんが加わるのが番狂わせだと感じた

スノ担の間なら舘さんはバラエティで跳ねる破壊力があることは周知の事だが
SnowManを知らない人が見たときに一見バラエティと最も縁遠い印象(キャラ)の舘さんが一番ノリノリで歌ってることがとても重要だと思う

3人とも「最高のおふざけ」(褒めてる)を恥ずかし気なくやり切っていて
こちらも心置きなく爆笑でき自然に楽しい気持ちになってくるから
3人の狙い通りになったのでは?と思う


さらにそれぞれの声色がピコピコした打ち込みの音ときちんと調和して
音楽だけ・声だけが強いわけでなくバランス良く聞こえ
きちんと一人ひとりの歌声を楽しめる
この人こんなに歌が上手かったんだな、こんな歌い方もできるんだなと感じられる1曲となった

だからこそ何か新しいお仕事に繋がって欲しいものだと思っている

(※9/23の深夜にこの部分を書いていたが朝起きたら本当に新しいお仕事決まっていてヲタク震えた…伝説の髭ダンス
自分の願望が叶い正直驚いている
P.M.G.トリオおめでとう!今晩楽しみにしてる!)



②ADDICTED TO LOVE(岩本・ラウール・佐久間) 

この曲に関しては好きな気持ちが溢れすぎて先日書き殴ってしまったので一応参考までにご興味あれば過去記事をお読みいただけば幸いです


組み合わせから見てダンス曲だなと想像していた
さらにタイトル
直感的に「あぁ、きっと自担の致死量のなにかを浴びるんだな…墓行き確定だけど幸せだよ…」とうっすら感じていた

……が、思っていた予想を軽く飛び越えてきた

確かにダンス曲
でも古き良き時代のダンス音楽を感じさせる雰囲気
今やるから新鮮だと思った

しかも確かに恋愛曲だったが意外にも恋愛未満の内容
加えて前編英語詞

まさに彼らにとって挑戦的な内容と楽曲だった


リアルタイムで接してこなかった世代が
こういうジャンルを取り入れることで新たな発見があったり学びにもなる
そういう曲を歌う(歌いこなせるようになる)ことで確実に今後のパフォーマンスの肉になるのではと感じた


また、3人ともに言えることだが
普段使わない言語と発音で歌を歌うのは
技術的にかなり工夫が必要となる
いつも歌うように歌えない不便さがあるのではないかと思った


例として適切か分からないが、
以前追いかけていたKポの推しは
日本語を相当勉強し日常会話が可能なほどに上達
もはや彼らが歌う日本語曲はJPOPだというほどナチュラル歌いこなしていた

ただそこにたどり着くまでに
日本語の発音が甘くきちんと歌詞が聞こえてこなかったり
外国語というのは普段とは違う息の抜け方や発音できない音が少なからず存在するため
歌を歌う上で他言語を扱うのは
発声や息のコントロールを普段より繊細に行わなければならず歌が安定しない事も多かった

それほど普段喋らない言語を扱うことはスムーズに歌うための障害になる

ただ3人ともそれを感じさせない歌い方をするから
現時点で相当な練習をしてモノにし
発音を聞き取り「消化=自分なりの表現」にする力に長けている人達なのだと感じた

今回のような技術を習得する力を養うと
発展的に新しい分野にも挑戦できると思うし
歌い重ねていくうちに今より一層深みが増し
魅せる側として可能性が広がり期待しかないと思った


普段テレビなどで見せるイメージとは違い
この人こんな事が出来る、こんな一面もあると
ファン以外の誰かにも魅力を発見して欲しいと心から思った
過去記事参考に…と言いつつ結局ガッツリ語ってしまった

(※※余談だが、私がダンスを始めた頃、
先生から今後のために自分が生まれたよりも少し前の時代の洋楽を見て聞くといいよと言われた経験がある。
ソウル・R&B・ポップス…様々な要素が入ったものを聞いた
平面的な日本っぽい要素、JPOPやアイドルソングにないリズム感や感覚を養うには洋楽を聞くのも大切だなと思った経験がある
何となくこういうことにつながるのかなと勝手に実体験とリンクさせてしまった)



③360m(渡辺・目黒・阿部)

この3人もまた意外な組み合わせだった
どんなものになるか最も未知

だが、聞いてみて自然に情景や物語が思い浮かぶ
聴く側が自分に重ねて想像しやすい身近な内容だったことに意外性の一言だった

ユニットだから可能な発想と挑戦が
一番感じられた印象があった

それに3人の声質や人柄に合っていて
だからこそ情感的に伝わり
ため息がでるほど各々が技術的な要素が高いと感じた


普段から安定感があり聴く側が不安になる要素がないしょっぴー
のびやかでキレイなうえに抑揚をつけて完璧にコントロールできるため感情移入しやすい歌詞であるがゆえに
曲に合わせた”表現”という意味での強弱や息の使い方をしていて圧巻だった


阿部ちゃんはソロパートや主旋律を
音程がブレることなく歌えるうえに自然にハモリパートへ移行できる技術がある
これが正直スゴい
主旋律→ハモリパートと歌う前はハモるために勇んだりコントロールが難しかったり
高い技術が求められると思う
阿部ちゃんの場合毎回変な力みも感じられず
自然に耳に馴染むので聞いていてとても心地よい

彼の性格上、自分が表現したい理想に近くなるよう
相当な練習・綿密な計画のもとに努力しているのかなと感じられた

特に曲終わりの最後の3人のハモり
阿部ちゃんの声がいい味を出していて
きれいに重なりそれぞれのパートがきちんと響き合って聞こえて自然に涙がでた


新たな発見だったのは
めめの歌い方に今までと変化があったこと

話し声が低音の響くツヤのある声をしているから
芯のまっすぐさが全面にでて歌詞がくっきり聞こえてくる印象だった
めめの音域では高い部分が多いパート割だと感じたが
ファルセットの切り替えが綺麗で少しハスキーな部分がなんとも言えない
それが切なさや温かみを醸し出していて心にグッとくる

演技力という面でも歌の世界の中にスっと入っていけるのはさすがだなと思った

歌唱力・演技力という面で個々の力が発揮された
ユニット曲だったなと感じた

高い表現力があるからこそ
演技のお仕事などで見てみたいなと勝手ながら思っている


まとめ

総称して各々に個性的でそれを上手く武器にしていて
アイドルとして最強だなと思った

自分やユニットの適材適所を分かっていて
個性は個性として大切にしながら
本人達の中にあるやりたいことをきちんと具現化出来ていること
新しい挑戦をしていること
私が「可能性の宝庫」だと思った理由だ

もっとこうしたい・こうなりたいと発展的な部分が沢山垣間見え
様々な事を彼らが体験して変化が生まれることに
期待いっぱいな気持ちになった

……やっぱりしめるなると上手くまとまらない

リリースまであと3日!
タワレコさんから発送メールも到着し、いよいよ!!
という雰囲気がしてきた

手元に届いたら沢山聞いて
SnowManからの贈り物を思い切り楽しもうと思う

長文駄文ではありますが最後までお読みくださった方おられましたら
本当にありがとうございました。

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