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「伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展」

6月4日の日曜日、弥生美術館で開催中の森本美由紀さんの展覧会にようやく行くことが出来ました。

森本さんと言えば私世代には雑誌「Olive」での素敵なイラストがすぐに思い出されます。

描かれている女の子たちは、みんなスタイル抜群でチャーミングな顔立ちでもちろんとってもお洒落で、例えばブリジット・バルドーは本人よりもBBらしいのではと思われるくらい輝いていました。

ビジュアルも身につけているもののひとつひとつも、手に入れようとしても決して手に入れることが出来ない憧れの存在でした。

その後もピチカート・ファイブのCDジャケットや松屋銀座のディスプレイなど、いろいろなところで目にしてきた森本さんのイラストはいつもキラキラしていました。

今回の展示ではそんな森本さんの子供の頃のお習字から学生時代の作品などの軌跡を辿ることが出来たり、また「これもそうだったんだ!」と驚くような意外な作品を知ることが出来てとても素晴らしいものでした。

実はこんな繊細な絵を描く方はストイックで少し怖いのではないかと思っていたのですが、写真に写った森本さんはショートカットの可愛い笑顔の女性で、友達のような親しみを感じました。

会場では、私と同世代と思われる女性のお客様たちが、お一人で、お友達と、お嬢さんと、など様々なスタイルで絵に見入っている姿が印象に残りました。

この展覧会は6月25日まで東京都根津の弥生美術館で開催中しています。

そして、もしこれから見に行く予定の方がいたら気をつけてほしいのが、ぜひ現金を(自分が思っているより少し多めに)持っていっていただきたいということです。

弥生美術館は入場料もグッズも全て現金しか取り扱っていないので、私のようなカードとスマホ決済に頼り切った人間はグッズを取り置いてもらってもう一度行くことになります。

ただ、常設の竹久夢二や高畠華宵の展示も含めてとても素敵な美術館なので訪れる機会が増えたのはむしろ嬉しいと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。


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