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#最終報告書 【指定企画】地方観光DX!フリーランスチームで全国の困っている地域の活性化をいくつ手がけられるか?



3期のこちらの実験は、新しい働き方LAB研究員2期生での指定企画「福岡離島DX」の続編企画です

私は2期生において、こちらの「福岡離島DX」に参加。
福岡の離島【能古島】の活性化のためにチーム全員で取り組んだ結果、
大きな成果を上げることに成功しました。

この成功を通じて得たノウハウをベースに、全国各地の地方創生に展開すべく立ち上がったのが今回の「地方観光DX」のプロジェクト。
この続編プロジェクトににぜひ参加したい!
との強い思いで指定企画に申し込み、活動させていただけることとなりました!

◆「地方観光DX」の概要はこちら

◆検証したいと思っていたこと

活動開始の際に作成した研究計計画書note

おおまかな内容は以下となります

地方自治体のプロポーザル案件(公募案件)に対して
フリーランスのチームが仕事を獲得できるのか!?
をこの目で見たかった。

なおかつ、自分がプロジェクトにおいて
・どの部分で関わりを持ち
・どの分野で役立つことができるのか

を、知りたい!

◆研究活動の概要

指定企画の活動の概要は以下となります

・自治体や観光庁が公募する事業に提案する
・提案が採用されたら、指定企画メンバーで仕事として手掛ける
・その地域の「困った」を解決するために、できる限り全力投球する!

「地方観光DX」概要より引用

全国各地の自治体や観光庁が数多く公募する
【プロポーザル案件】をピックアップ。
その中で参加メンバーが「やりたい!」と思うもの「ワクワク」する案件に応募していきます。

プロポーザル方式とは、業務を委託するときに適した提案者を選ぶ方式です。プロポーザルは提案書という意味であり、提案書を複数の業者に提出してもらい、最適な提案者を選びます。

また、プロポーザル方式は、企画競争と呼ばれ、高度な技術が要求される事業や専門的な技術が要求される事業の発注に使われます。

Webより引用

◆実際の活動

活動はプロポーザル案件に手を挙げていくところからはじまりました。
私は以下の案件に「ワクワク」を感じ、参加したいと思い手を挙げました。

【企画提案公募】福岡県テレワーク等推進企業誘致業務の委託事業者を募集
・アシスタントとして挙手
「福岡市観光WEBプロモーション業務委託」に係る提案競技の実施
・アシスタント・PM補佐として挙手
(糸島市)糸島市素材動画等撮影業務の委託に係る公募型プロポーザル
・アシスタント・PM補佐として挙手
飯塚市戦略的広域観光振興事業
・アシスタント、雑用として挙手
令和5年度大分県観光写真素材収集業務
・アシスタントとして挙手
大分市ワーケーションサイト制作業務委託
・ディレクターとして挙手
(宇部市)市制施行100周年記念絵本制作業務委託公募プロポーザル
・PMサポートとして挙手
【ゆふ高原線活性化事業】メディアミックスによる観光PR業務 公募型プロポーザル
・アシスタントとして挙手

手を挙げたのち、企画書提案まではプロボノ(無償)です。
また仮に手を挙げたとしても、メインでひっぱってくれるPM役が決まらないことには企画書作成まで至らず、提案見送りとなります。

見事企画が通り採択されれば収入を伴うお仕事として稼働がスタートします!

◆手を挙げたうちプロジェクトが動いたもの
(採択されたもの)

私が「参加したい!」と手を挙げたうち、以下2件が採択され、実際のお仕事としての活動がスタートしました。

①大分県観光素材撮影業務
PMサポートとして
・撮影スケジュール調整
・撮影スポット許可取り申請等のやりとり
・クライアントと連絡事項等のやりとり
・撮影進捗確認
・撮影データ保管管理等

②ゆふ高原線活性化事業
アシスタントとして
・SNS(X)の運用

◆結論と根拠・気づき

プロジェクト全体においての数字を確認するとこのような数字となったそうです。

数値結果:受注率20%
案件ピックアップ(A):424件
検討案件(B):21件(B/A:5%)
提案(C):15件(C/A:4%)
受注(D):3件(D/C:20%)*約678万円(予算上限ベース)
次点(E):2件

なんと受注率20%というすごい数字が記録されました!

フリーランスのチームであったとしても、
地方自治体の公募案件を受託することは可能だ
ということが実証されました。

◆研究に関する気づき

今回の研究を通して、私自身の目標でもある次のことがらにおいても発見がありました。

自分がプロジェクトにおいて
・どの部分で関わりを持ち
・どの分野で役立つことができるのか

を、知りたい!

今回のプロジェクトを通して、私はすべてにおいて
「サポート役」的な立ち位置
として挙手をしました。

サポート役というとバックオフィス系のただの事務。みたいな作業に思われがちですが、担当する範囲はとても広いものです。
ただ単に作業をこなすだけではなく、時にはチーム全体の様子を見ながら今何をすべきか?という判断も必要だったりもします。
経験に基づく細やかな気配りも必要だったりする場合もあります。
もちろんすごーく地味な単純作業の連続の時もあります。

そんなサポート役ですが、やっていてとっても楽しかったんです

これは私にとって大きな気づきでした。
それ以前から「向いているかも?」とは思っていましたが、今回の地方観光DX企画を通じて確信しました。

わたしは誰かのサポートをするのが好きだし、とても得意です。
わたしのサポートでプロジェクトが円滑に進んだり。
メンバーが心地よくスムーズにお仕事できたりすることに喜びを感じます。
これは私の強みと言えます。

今まで「自分の強みとは?」と悩むこともありましたが、今回の企画を通じて自身の強みの発見にも繋がりました。

◆全体振り返り

チームとしても、私自身としても、とても実りある成果が出せた地方観光DX企画でした。

最初に作成した研究計画書には次のように書いていました。

半年前に想像した通りだと思います。
ここで終わらせずに、次につなげていきたいです。

もし以降で機会があるのであれば。
サブやサポートではなく、自分の可能性を広げるためにもPMとして手を挙げてみたいとも思いました。

以上、わたしの最終報告書でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

     


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