アンチが考えるゲートルーラーの改善案

●はじめに

有料部分がありますが題名の内容は全て無料で読めます。有料部分は本件とまったく関係ない投げ銭記事になります。面白かったって人が労ってくれたらうれしいです。

改めまして、初めましての方は初めまして。前の記事見たって人はありがとうございます。僕自身の自己紹介は興味がないと思うので、ざっくり言うと「ゲートルーラーをやりながら、ここがこういう理由で悪いですよ」と発信しているユーザーです。ミニグランプリは流石に参加費高すぎて出る気にもなれませんが、非公認大会までは足を運んでいます。それでも他のゲートルーラー民からはアンチと認識されている存在って思っていただいて差し支えないと思います。

アンチと言われている僕が結構真剣に今後ゲートルーラーが巻き返すにはどうしたらいいのか考えてみたので、暇な方は読んでいってください。よろしくお願いします。なお、この記事は事実に基づき僕個人の考え・感想を書きなぐったものですので、「これは違うよ」や「その改善案はどうなの」みたいな感想があればリプなり引用RTなどで教えてくだされば幸いです。では、始めさせていただきます。

●公式がTCG界隈に対して誠意を持つ

最初に言っておきますが、「TCG界隈に対して」というのは、あくまで未来の新規層やゲートルーラーを知らない人・ゲートルーラーを辞めようか迷ってる人へ向けたものだと思ってください。辞める気がない現行ユーザーは今後もある程度の炎上ならそのまま続けていくと思われるので、誠意はあまり関係ないと思っています。

では早速、一番最近の炎上『黄金剣問題』に触れながら話を進めたいと思います。(すべての炎上に触れていくとキリがないので…

https://www.youtube.com/watch?v=nJGHpU3Kjz8

この動画は4/23の生放送のもので、1:20:15~1:25:40が黄金剣に関する内容です。この生放送で作者は「言い訳ではない面白い逸話」という名目の言い訳をダラダラと話しはじめ、黄金剣に対し「4枚入れるのはやめた方がいい」「能力はワンチャン」「本当に弱くて使えない」「こんなカード使うなら他のカード入れる」「このカード使いたい人の細かい需要のために2枚なんて入れない」「2枚入れてたら憎しみが生まれる」など、とにかくボロクソに言います。これら全て誇張ではなく生放送で実際に言っていることをそのまま文字におこしただけです。

ちょっとこれすごくないですか?初めて見たときはつい笑っちゃいました。この生放送を行っている配信者は商品レビューしてる一般ユーザーじゃないんですよ?ゲートルーラー作者本人が、新規の入り口となるスターターに含まれるカードを指さして「このカードは弱い」と言い放っているって異常としか言いようがありません。しかも『効果なし・スペックも他のカードを下回る完全下位互換で、誰がどう見てもブースターのカードと差し替える枠として作られている』というならまだわかります(それでも弱いと言っていいわけではない)が、きちんと効果があり、しかもゲートルーラーで重要な役割を持つカウンター持ちのカードなのです。これを見て新規参入者は「スターターなのにこんなボロクソ言われるカード入ってるの?ブースターも作者が弱いって思いながら作るカードを入れるんじゃないの?」と不安になるのは言うまでもないでしょう。ユーザーに嘘をつき言い訳をし、ついには自分の魂を削って作ってるカードを貶めている公式への不安・不満・信頼低下は計り知れません。

そもそも弱くするのも強くするのも公式の開発の匙加減一つであるため、もし彼のボロクソ言った内容が真実であれば『ゲートルーラーの開発は新規の入り口であるスターターに、公式が弱くて使えないと判断しているカードを入れています』と紹介しているようなものです。もし「今後強くなるカードを先行収録した」ということであれば現状弱いことはギリギリ理解できるにしても、そういうのは新規の入り口でやることではありませんよね。開発ではない一般人でもわかることです。また、弱いことを作者本人が叩いてるため、大会での勝ち負け関係なく『イラストが好き』『重いけどロマンがある効果だから使いたい』といった理由でデッキを組むライト層やエンジョイ勢を否定しているとも受け取れます。ユーザーの需要を決めつける行為は作者がやっていいことではありません。

カードをボロクソに叩く以外でも問題点はあります。「純然たるミス」「平謝りしかない」「謝罪」と言いつつ、一度も「申し訳ない」「ごめんなさい」「すいませんでした」という言葉もなく、頭を下げる行為すらしません。僕自身、「平謝りしかないってたった今言ったのに面白い逸話の前に謝ってなくね…?あれ?見落とした…?」と何度も何度も動画を見返しました。おそらく彼の脳内にある「謝罪」という言葉カードのテキストには『この言葉を使うとき、謝る言葉・行為すべてを含む』と書かれているのでしょうが、この生放送を見て誠意ある謝罪だったと感じる人はおそらくいないと思います。「でも謝罪って言ってるし、あとは見てる側が許すかどうかで、アンチはどーせ許さないんだからこれで問題ない」って言う人がいそうですが、少なくとも『謝罪する→面白い逸話(言い訳)→カードを弱いとボロクソに言う』という流れは一般的に謝罪する人間のすることではないと思います。


弱いカードを作るなとは言いません。TCGはインフレしていくものですし、強弱があるからこそ強いカードに価値が生まれ、人気になっていくものです。しかし、弱いカードを公式が否定してはいけません。その需要を否定してはいけません。強弱がすべてではありません。ガチ・エンジョイ関係なくゲートルーラーをどんな形でも遊び、どんなカードでも愛してくれるユーザーを大事にするのが誠意ではないでしょうか。

ミスするなとは言いません。ミスはミスでいいんです。しかし、ミスした以上は然るべき対応をするのが誠意です。「この度は広報と商品内容に誤りがったため、謝罪します。本当に申し訳ありませんでした」としっかり頭を下げ謝ったうえで、「今回のミスに繋がった原因は…」と内部事情を話し、次回から同じミスを繰り返さないように約束することが誠意ではないでしょうか。言い訳と叩かれようがミスを叩かれようが、ユーザーの不安を払拭できるのは公式で、それは誠意であり義務であると僕は思います。


●公式が取り扱い店舗に対して誠意を持つ

ユーザーに対してはもちろんなんですけど、こっちもかなり大きいんですよね。しかし僕が店舗事情を完全把握してるわけでもないので、一般人から見た印象や考えが大きく絡んでいることを承知したうえで読み進めてください。

・カードランド様の卒論

この記事を読みに来た人はまず間違いなく目にしているとは思いますが、一小売店に対して連絡をしないという嫌がらせと疑わしいことをしていました。「きちんと連絡したつもりでしたが送り忘れてましたー☆」って言われたらそれ以上言及はできないので真実は闇の中ですが、店舗への対応格差や贔屓はカードランド様も苦言を呈しています。ただでさえ取扱店舗が少ないためこんなことをしてゲートルーラーに何の得があるのか甚だ謎ですが、カードランド様のような『公式に提案や不満を言う店舗』は排除し、『黙ってプッシュしてくれる店舗』で固めたいのではないかと考えてしまう対応をしているのが現実です。しかしゲートルーラーに対して小売店が意見するのは果たして悪いことなのでしょうか?これはユーザーにも言えることですが、「悪いところを悪いと言わない」という行為はゲートルーラーの足を引っ張っているのと同義だと僕は考えています。ここが悪いですよという店舗・ユーザーの意見をしっかり受け止め、それを反映していったり改善していくことが誠意ではないでしょうか(もちろんアンチを含むすべての意見を受け止めろという意味ではない)。少なくとも、一店舗を無視し続けたり言論統制することは誠意があるとは言えないでしょう。

・ミニグランプリ

曲がりなりにもグランプリと銘打つならきちんと公式側から大会下準備はしてあげるべきだと思います。冒頭で言った通り僕自身はミニグランプリに出ていませんが、緊急事態宣言外とは言えアクリルの仕切り板すらなかったとの話を聞きました(当然店舗によっては自前で用意していたでしょうし、全店舗がそうだったわけではありませんが…)。また、その仕切り板がない開催店舗は「資金不足もあるが、用意したくてもモノがなかった」と言っております。ゲートルーラーがグランプリを『開催させていただいている立場』であることを理解していれば、開催店舗の事前登録時点で公式が店舗と綿密に連絡をとり、感染対策のために何が必要かを把握し準備することが誠意なのではないでしょうか。開催店舗に対する敬意が欠けた対応であったと言わざるを得ません。こんな時期にグランプリを開催するにしては明らかな準備不足です。


先ほどの話にも繋がりますが、店舗並びにユーザーの不安を払拭する義務は公式の問題なので、今後は改善すべき点だと思います。

また、このご時世に新規TCGとして始まったゲートルーラーこそ、どのTCGよりも感染症対策をすすめ、店舗に対し過保護になりすぎるくらいの対策をしていただき安心と信頼を持てるTCGになってもらいたいですね。


●期待値を上げる以上はそれに見合うものを作る

ここからはカードに関する話になりますが、赤桃アプレが強すぎるだのナイトは不遇だの、今の環境についてどうこう言うつもりはありません。ただ、一つ声を大にして言いたいことは「二弾のルーラーは期待外れだった」ということです。ただ勘違いしないでいただきたいのですが、バーサーカーやウィザードが弱い・悪いカードという意味ではありません。カードそのものの評価ではなく、カードを作る開発の方向性を期待外れだと言っているのです。

・一弾はちょうど良かった

一弾はすべての基本となるルーラーであるため、全く別のゲームと言えないにしろルーラー間のルールの違いを多少は感じることができ、なおかつ新しいTCGでゲートルーラーのルールそのものが馴染んでないうちからルールが違いすぎて困惑するといった弊害も生じにくいように調整して作ったんだなと思えるちょうどいい差だと思いました。構築やプレイの縛り差くらいしか感じられないためこのルールの違いが楽しいわけではないし、つまらないと感じることも多かったですが、やりすぎると二弾以降で破綻してしまうから仕方ないのかなと割り切れるのは一弾の特権ですね。

・期待値を超えられない問題児、二弾

ゲートルーラーはPVで伏字こそしていますが『遊戯王とデュエマが戦えるようなもの』と謳い、既存のビッグタイトルが戦えるというハードルの高さを自分で用意しています。さらに一弾ルーラー達のルール差がかなり抑え気味だったため、二弾のルーラーはどれだけ違うルール同士で遊ばせてくれるのだろうとみんなが期待をしてしまうのは当然です。そして作者自身も「二弾は起承転結の承である」と言っていたため、ついに全く別ルール同士で戦えるようになると期待値はどんどん上がっていきました。しかし残念ながら、蓋を開けてみれば一弾の亜種を三種類作っただけの肩すかしもいいとこなルーラーしかいませんでした。もう一度言いますが二弾のルーラーが悪いとは言いません、ここでの一番の悪は広報です。PVやツイートで散々期待させておきながら、その上げに上げた期待値を超えられない商品しか出せないのはとても大きい問題です。

ゲートルーラー本来の面白さを100とした時、PVを見て200の面白さを期待してた人がいざ実際にゲートルーラーに触れた場合、その人がゲートルーラーに対して本来の面白さである100を感じることはまずありません。これは期待値と現実の格差がマイナス印象を与え、「え、思ったより面白くない…」と思わせてしまうからです。この『思ったより良い(悪い)』というのはTCGに限らず、何か新しいものに触れる上で大きく影響することは日常生活のあらゆる場面でみなさんも感じたことがあるのではないでしょうか。情報がない状態なら「これはこれでいい」と思えることでも、期待値が高い状態で裏切られるとマイナスな印象しか残らないのです。つまり、ゲートルーラーの広報が期待値を超えられないラインまで上げてしまう行為は、自ら新規を取りこぼしてしまっているのではないかと僕は考えています。

4/28現在、まだ三弾の案内が出ていませんが、みんなが納得できる商品展開をし続けないとゲートルーラーの「立派なのは広報内容だけで実際の商品はそうでもない」というレッテルはいつまでも消えることがありません。広報が委縮して謳い文句が弱々しくなり、商品の魅力が分からないような宣伝をするのは本末転倒になりますので、みんながわくわくするような謳い文句で堂々と宣伝し、商品もその期待値を裏切らないものを作っていくことが課題であると言えるでしょう。


●終わりに

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。一応読み返していますが、「ん?これおかしいな」ってところはちょこちょこ訂正しながら書いているため誤字・脱字・誤使用している言葉などがありましたら教えてくだされば幸いです。

ゲートルーラーの再現性の低さ(悪い意味ではない)や捲りゲーの良し悪しなど、まだまだ記事にできることはあるので書こうと思ったのですが、さすがに7000字を超えるくだらない記事を読ませるのは申し訳ないので今回はここまでとさせていただきます。需要と投げ銭がたくさんあれば書くかもしれません笑


ここから先の記事は有料部分ではありますが、ゲートルーラーに関する話は一切しない予定です。完全に投げ銭記事です。労ってください。買ってくれたら、もう、とても、喜びます。内容はないです。

ではお疲れさまでした。ありがとうございました。





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