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マストドンの思い出etc

※当記事はFediverse Advent Calendar 2020 の7日目の記事です。(第二会場)

Pixivが運営していたPawooに登録し、途中からおひとり様インスタンスに移動してから早数年。Twitterとは別にマストドンという分散型SNSの1つを別荘として、ある種言いたい放題のんびりし放題、他のアカウントさんに絡み放題な日々を送っております。

ゆるゆると流れるホームタイムライン。Twitterとはまた違う、どこか昔懐かしいような、アングラな雰囲気も漂う呟きの数々。決して情報量の濁流というわけでもなく、身を任せて漂うだけで時間が溶ける楽しい空間となっております。あまりにも楽しすぎて意識して禁SNS欲しないとすごい勢いで時間が溶けてしまうのはデメリットでもありますが、それでも色々な楽しいこと、面白いことがマストドンというSNSのなかでいっぱいありました。

すけべネコの誕生

すけべネコ、というマスコットが誕生したのもマストドンーーあの時はPawooに属していた時でした。ほんの些細な流れで生まれたTシャツ用のキャラクターが、気が付けば瑠璃ららこという絵描きのマスコットキャラクターとして立派(?)に独立しておりました。

気が付けば、アイコンにすけべネコがいないと落ち着かなくなっておりまして……個人的にはすけべネコの自分用ぬいぐるみを作りたいやつです。布地の感触や顔などにこだわりたいのでオーダーメイド不可避になってしまう、つるつるふかふかさせたい……。

今までになかった交流

Pawooに登録するまで、自分はTwitterにいながらも現在のようにいろんな方とお話したりすることがほとんどありませんでした。とても消極的であり、お話したいと思っても「グループが出来ているのでは?」と足を踏み入れることはできませんでした。絵についても仕事にしたいと思いつつ、悪い方面での「自分のための絵」であり、見てくれる人ということを意識したことは殆どありませんでした。

ですが、Pawoo初期といういい時期に潜り込めたということもあり、これまでとは違う自分になろうと謎の勇気で初期の混沌としたタイムラインにこの身を投げ込んだのです。

結果、気が付いたらお話をする絵描きさん方もいっぱい増えまして、今までにはない、いい意味で「他人」を意識するようになりました。「他作家さんがどのような思いをもって創作をされているか」など、一人では見えないことがいっぱい見えてきます。大変なこと、楽しいこと、仕事するうえでオギャーってなること。創作なんてほぼ大変なことばかりで、それでも描きたいってなる気持ち。このあたりは自分だけだと本当見えなかったことでして、人との関わる中で改めて創作というものを再認識した感は強いのです。ありがとうマストドン。

そして広がる輪とこれから

あまり一つのところに固執しすぎるのも自分に向いていないなあ、などと思ったり色々ありまして、途中からMasto.hostのサービスを利用しておひとり様サーバーを始めることにしました。

お一人様サーバーが故、自分以外誰もいないので自分と気が合う人、交流したい人をフォローして一からタイムラインを構成する必要があります。Pawooからお話していた方はもちろん、お一人様と他のサーバーとなったことで何に遠慮することもなくいろんな方とつながり、現在に至ります。

なんだかとても長くなりましたが、作家同士だけではなく作家ではない方ともたくさん交流するなかで見えてくるものもいっぱいあります。今後も節度あるマストドンライフを送って生きたいなあと思います。なんやかんやで原稿しているときなど、なかなかに浮上できな時期もありますが、どうぞこれからもよろしくやっていただけますと幸いです。

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