カルマのスイッチ
ホロスコープは星の影響ではなく自分の心を映し出しているに過ぎない。
そう考えるとその通りだし、それだけでは説明できない事があるのも確か。
私はインド占星術を勉強したての頃はマニュアルを見て一つ一つ解読するのがやっとでした。対面鑑定のようなカウンセリング形式ではなく、一方的に鑑定書を送るというプレッシャーは結構大きいものです。惑星だってハウスだって意味は一つではないから。どう読むか?は賭けのようなところがありました。まあでも、昔は沢山の占星術本を参考に鑑定していたので今思うと伝えるべき事の方向性がズレていたような気がして少し後悔しています。
それでも当たってる!と喜んでくれた人も沢山いましたが、何かモヤモヤする感じがいつも残っていました。
よく当たる。と同時にどうとでも読めてしまう曖昧さ。
鑑定で自分を知って気づく事は出来ても、その先に人生を好転させるには自分の生き方によるものなので介入は出来ません。その事に虚しさを感じる事が増えました。私の性格的に宝石処方で運命を改善するとか、星座のラッキーアイテムで人生ハッピーに!などという開運グッスは逃げのようにも感じてしまい勧める気になれませんでした。はっきり結果が検証できないものを効果効能うたう事にも違和感。(なんて硬派なワタシ)
鑑定をやめると決心してから、マニュアルを目にする事もなくなりました。
友達などに頼まれたらホロスコープを見る事もあるのですが、見え方が変わりました。全体像が見えるというか、どんな人なのか?というのがイメージで沸いてくるように。
めちゃくちゃ世話好きで面倒見良いよね。
愛想が良くてボランティア精神豊富だよね。
メッチャいい人と結婚して幸せになるね。
パートナーの問題で苦しむよね。
ヤンチャで怖い者なし。
ホロスコープは心を映し出す。
幸せになれる人と結婚する!と心で決めている人は本当に素敵な人を選ぶんです。ダメ男は選びません。
結婚運悪い人はちゃんと選んだつもりでも、見る目がないんです。
やっぱりそこにカルマの解消というものが絡んでいて、そういう人を好きになるように仕組まれているのでしょう。
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