#71. クロと気づき
幼少期のトラウマと今回もう一つ気づいたことがあって、それは押し付け。
価値観が合わないって言うのは多分ずっと前から薄々気づいてた。
今もなんやかんや自分の話しなくてもある程度関係を築けてるのは、相手の話を聞いてる時間が長いから、
あとは、私の所属してきた組織や私自身の能力にリスペクトがあるから。
逆に私は自分の意志に関わることは、ほとんど一切話さない。
趣味、ダンス、友人、恋愛、買い物。
どれ一つとっても否定されるから。
何故ならば価値観が違うから、相手の思う正解と異なることを理由に否定されるから。
相手はこの世には色んな正解があることは知ってるが、私はその人の正解に従わなくてはいけないと信じている。親だから。
その人には私のやってるべきダンス、付き合ってるべき友人、付き合ってるべき男性、私の理想体重があって
その理想について私自身がどう思うかについては、聞かれたことがない。
その理想に対して、自分の意志を言ったときに、えーやめなよ、と、あからさまに否定される。
例え痩せたとしても、その理想体重(大学入学前のバレエ現役時代の体重)に至るまでには、デブと言われ続ける。
そしてその言葉に傷ついたと伝えたときに返ってきた言葉は、太ってるってことを気づかせてやった、だった。パワハラクソババアやんけ。
2ちゃんのまとめ動画でしか見ないやつやん。
初めて謝らせたわ。心底納得いってなさそうだったけど。
太ってると老けて見える(←事実)
1番綺麗でいられる20代にそんな体型なんて私耐えられない(←この発言でもうしんどさ5億
だって近所の方に、老けて見えるよって言われたのが嫌だったんだよね、って
はい、クロー。あんたは、自分の娘の気持ちなんか考えると言う発想は1mmもないくせに、
世間からの見え方の中で、自分の娘の評価が下がることに耐えられないことを理由に、
罵倒する。クソだわクソ。
勿論世間が認める人になれば生きやすいのは事実で、それ自体を娘のためというのは分かるが、その前に本人の意思は、、、
結局自慢の娘を育てた専業主婦としての誇りと、そのレールとは関係なく、
自我を持ち始めてから始めたことは認めないし興味もないし、育てた結果を台無しにするようなことで。
私はどうやら優秀で明るくて素直ないい子だったらしい。成績も良かったし、学歴もネームバリューこそなけれど、いい会社に入ったしね。
でも、そこから先に求められるのは、今度は良い会社の人との結婚で、エンタメをエンジョイするのなんて、結婚をするための綺麗になるための時間やお金を奪うものらしい。
まぁ私が両立すればいい話なんだろうが。
金銭面、身体面、パワハラでダメになった時、沢山救ってもらった。健康な身体に育ててもらった。頑張ってくれた。情熱を注いでくれた分、彼女なりの大切な正解な体や時間やお金の使い方をして欲しいんだろう。
卒業してくれ、子育てはもう終わったんだ。
元気でいてくれればいいって言ってたやんか。
幸せに生きてほしいなら、自分の正解を受け入れてもらいたいなら、侮蔑するな、怒鳴るな、キレるな、
相手の希望を、意思を聞いて、尊重してから、まず話し合いをしようよ。
今までここに陥るたびに、でも、色んなことをしてもらった、してもらってる、
という愛憎入り混じった感情にがんじがらめになってたけど、今回明らかに自分の中にトラウマを認識したこと、
そして、"あなたのために"、が、"その人の世間体のために"だったということがわかってだいぶ救われた。
勿論それが世間体のために、だったとしても、沢山してもらって、感謝もしてる。
でも"あなたのために"が免罪符となって、されたこと、つけられた傷、がなしになって、してもらった事実だけが生きてきたけど、
両方を認めることができて、とても楽になった。
今までここを清算してなかったから、心の隅にどこかで、その正解から外れてる駄目な人間なんだ、という認識が重しのように大きくあった。
私は男友達からブスと呼ばれるのも、先輩から深夜に呼び出されるのも、
私という人間を呼んでくれるだけで嬉しいと受け入れてしまいその度に苦しんできた過去があるけど、
今回はっきりと、された態度は、してもらった嬉しさで帳消しにしかならない。ことがわかったし、
自分自身も相手のために、の一環で、人を粗雑に扱ったり、傷つけたりしないようにしようと心の中で堅く誓った。
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