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息子と作る、お月見ビビンパ

まだまだ、コロナの落ち着かない世の中。
出掛けられないし、会いたい人に会えないし、
出来ないことを並べたらキリがないけど、
小さな事に幸せを見つける事はできます。

それは、とても豊かな日々なのだ、と
この一年、幾度となく思い過ごしています。

10歳の息子と一緒に

今日のメニューは、
・お月見ビビンパ
・厚揚げと豚ひきのお味噌汁
・レンコンの酢醤油炒め
・茄子の揚げ浸し

茄子は、栗原はるみさんのレシピで、
あとは全てSHIORIさんのレシピです。

もう何度も何度も作った厚揚げのお味噌汁は、
息子も娘も、1人で作ることができます。

今日は娘は早めにゆっくりお風呂に入るとの事で、
一緒にキッチンに立たなかったけれど、
息子が一緒にお料理してくれました。
もちろん、お味噌汁はお任せ。
私は隣で切り物担当、ビビンパの下ごしらえ。

「お味噌汁の濃さはどう?これでいいかな?」
「うん、美味しいよ」
「やったー、完成!!次は何する?」

こんなふうに会話をしながら、一緒に立つキッチン。

…し、幸せだ!!

幸せを噛み締めつつ、ナスを漬けダレにポイポイと
入れてくれる息子を横目でチラチラ見る私は、
なんだか今日はいつも以上に幸せを感じていました。

ビビンパの炒め物も息子が。
最後のご飯は、なんと3合分なのでバトンタッチ。
そんな中も、隣で様子をじーっと見ている息子。
いつもだと、漫画やテレビを見にリビングで行ったりもするのだけど、今日は自分が任されている事が多かったからなのか、はたまた気分なのか。

そんな風にそばについていてくれる姿にも、
幸せだ…また、幸せを噛み締める私なのです。

洗面所から聞こえてくる、娘のドライヤーに負けない大きな鼻歌すらも、なんだか幸せなBGMの今日でした笑

一年前を思い返す

一年前は、まだまだ絶賛休校中で、
家にずっといた子供たち。

家にいる時間を楽しむために、一緒によく料理をするようになった1年間。

私のお料理シーンもアップデートされたけれど、
2人の料理スキルも、格段に上がったなぁと思います。

食育とかそう言うことを抜きにして、
こうして一緒に過ごせる時間が愛しい。

ステイホームが終わっても、
身についた習慣は消えることもなく、
こうやって当たり前に「一緒にご飯作ろう」って
出来ている事が嬉しい。

どこかに出掛けたり、旅行に行かなくても、
共に過ごす時間の一つ一つが幸せだと言う事。
そう言うことを感じる心を磨くこと。

それを忘れなければ、出来ない、つまらないが減って、たくさん幸せを感じられて、なんだか良いなぁと思います。

これぐらい「幸せ」への感度が上がっているから、
近場だとしても、少しでも出掛けられた時に、
これまでよりも強く楽しい!って感じられるし…
なんか、お得な思考になったなぁ、
なんて思ったりもして。

どう過ごしても時の流れは止まらないし、
変わらないから、同じく時を過ごすならば、
たくさん幸せを見つけられるように過ごして行きたいなぁ、と思います。

さて、長くなってきたので、今日はこの辺で。

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