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るんぺんパリ【RunPenParis】詩集

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140文字詩
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#近代詩

隔誓

網戸の雨跡にゲロゲロ がまんとはゲロオゲロ いまねらいを定めて的 同じゲロしか吐けなく 同じ…

笙扼

干渉が多いちいさな石 鑑賞されるおおきな石 同じかんしょうの生活 生まれながらの性でも その…

誡沓

本当はのかくれんぼは 本当を隠す理由として 遊びまあだだよと耳で 音を感じて想像に聞く 誰も…

覚芽

白か黒かよりも変らず 白は白で黒は黒で行け 迷う事がブレる色と身 もはや変える色が無い それ…

庖屍

毒舌と悪口のワルツは 連鎖してダンスしては ハグにまで行き着いて 吐き出した本人は健康 その…

干薇

人が変わる本当の変化 変でなければ変れない 変れないのが本当では その本当とは本当には 無い…

煉俗

簡単には朝が来ないか 簡単には夜も来ないか 日中はどうだろうかと 考えると一日は長くて 簡単じゃない日が必要 その簡単じゃない日は 簡単な日を作りたいと 必死に簡単じゃないに 立ち向かい勝利を得る それが必要以上の金に その金に気持は余裕に 簡単を作る夢となって その夢は近づけばまた 簡単には叶わない日々

造踏

ふりがなおくりがなも どちらにしましょうか 誰も誰を分からないが ふりがなをつければね おく…

互琢

避けて通ると道がまた 増える道で迷子になる 誰も捜索しない自分に 捜索願いを自分で出し 自分…

脳霧

脳をいじくったようだ それができるのは自分 他人は脳に影響してる だけど脳がいじくれる 自分…

絵後

この後は何をするのだろう 満足に青空から雲が消えて 目星が無くなり澄み渡った 何もかもが一…