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凄いのはNIKEシューズじゃなくて選手だろ!

2020年の箱根駅伝。

毎年ドラマがありますが、今年はドラマというより、その「速さ」が話題になりました。

なんと、全10区間中7区間が区間新記録😳
区間新ではなかった3区間(1.7.8区)も、区間記録まであと7秒、25秒、12秒と肉薄。
総合成績も上位2校が大会新記録✨

こんな箱根駅伝見た事ない。
レジェンド達のあり得ないタイムをあり得ないタイムで超えてくる。。。
1区からおいおいなんやこのペースは…と思ってた。

そんな、記録尽くしな箱根駅伝に、一役買ったとされるのが、噂のNIKEシューズ「ヴェイパーフライ」!

これ、ザックリ言うと、カーボンプレート入りシューズ。
そのプレートが接地時にしなり、その反発で前への推進力を出してくれる。
そしてソールが船底型な為、前傾姿勢を取りやすくしてくれる。

世界記録、日本記録もこれを履いた選手が最近更新しました。

今回の箱根駅伝、出場選手は210名。
そしてこのシューズを履いていた選手は177名。

なんと、その割合84.3%!!!

区間賞獲得ランナーは、10区以外このシューズでした。

で、大事なのはここから。

これだけ聞くと、
「やっぱりNIKEのシューズが凄いんだね!」
となりがち。いや、なる。

でもそうじゃない。
あのシューズを履いて練習する事によって、確実にこれまでよりも質の高い練習が出来てるだろうし、筋肉の付き方も良くなってくる。

そこに選手たちの超ストイックな私生活や走り込み、走る以外のトレーニングが合わさり、成し得た結果なのだ。

何が言いたいかって、凄いのは選手だってこと。

「NIKEのシューズ凄いね!」

じゃなくて、、、

「〇〇君凄いね!」

と評価してあげて欲しい。

確かにプラスの要素ではあるが、当日それを履いたら解決する訳ではない。
むしろ、あのシューズを履きこなす能力、それこそが凄いんです。
この辺は長くなるのでまた改めて。

選手たちも色んな犠牲を払ってあの2日間のために練習してきているのに、シューズに全て持ってかれるのはかわいそう。

凄いのは、

選手です!!!


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