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とある日の上司から部下へ


ある日突然、僕の席の隣に来て、話をしてくださった。

東京で一番売れている人とお前との違いは何だ?と。

自分はその比較をたくさんし、分析をしてきた。しかしその回答は全て違い、根本的な違いを記された。

それは「自信」ということだった。

お前には自信がない。売れていないから自信がないというのはあるとは言っていたが、迂闊だった。今考えると売れていないことに対して、自分はこの会社で働くことに対しての自信を失っていた。1年目からたくさんのミスをし、社内での信頼関係はなく、たくさんの人から

「ほんとセンスないよ」

「なぜ売れない?」

「もうわからないよ」

「ほんとやばいよ」

と言われ続け、皆に諦められていたため、知らぬ間に自信がなくなっていた。自信がないこと自体も気がついていなかったのかもしれない。自分の中で自信がある状態が記憶の中になかったのかもしれない。

そんな中、上司から言われたのは、

「表情から自信がなさそう」

ということであった。表情管理はたくさん学んでいたが、意識ができていなかった。確かに、売れていなく、チームの未達を全て自分のせいにされ、人格否定までされると、自分がここで働いている意味は何なのか、働くことで得られることは何かがわからなくなってしまっていた。
自分が売れている時とそうでない時の比較をして見ると確かに表情も違うし、声のトーンも違っていた。売れた時の商談は確かに表情も違うし、声もはりがあった。

表情管理をすることが一つできることではないか

人は確かに、うまくいかないと落ち込むことはあると思う。でも落ち込みを選択しているのは自分であるということを学んだ。人は脳の外側の刺激によって自分の思考と行為を選択している。だからこそ、自分の思考と行為は選択できるからこそ、うまくいかないときにどんなことを思考して、行為に移していくことは自由である。これはアファメーションでも解決できることである。自分のセルフイメージ、アクションはコントロールすることができる。プラスの言葉を聞き、プラスの表情を自分で見る。だから、自分のコントロールできることに焦点を当て、自分のできることをする。

一歩ずつ一歩ずつ前へ進む