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「RICDO(リックドゥ)作戦」を実行して、人生をエンジョイしましょう!

これまで「おじさんによるおじさんのためのセミナー」では、私のアイデアである「RIC(リック)作戦」を提唱してきました。

7月3日に出場した「セミナーコンテスト東京大会」でも、この内容で10分間の発表を行いました。

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テーマは、

「何となく定年を迎えようとしている50代前半サラリーマン(妻・住宅ローン有)」、すなわち「必ずくる「定年」を考えないようにして、何事も無いように日々の仕事や生活に追われている人」に向けて、

何となく定年を迎えようとしているサラリーマンが「定年後」に後悔しない人生を手に入れる方法でお話をしました。

■RIC(リック)作戦とは?

33つの鍵 「RIC(リック

RICDO(リックドゥ)作戦とは?

これまでの作戦を、更に進化させたのが「RICDO(リックドゥ)作戦」です。私が新たにネーミングしました。

これまでの「おじさんのおじさんによるセミナー」に加えて「30代向けライフキャリアセミナー」でも、この作戦を伝えています。

RICDO(リックドゥー)作戦

*「R」は「RESERCH(リサーチ)」の「R」

私たちの若い頃は、何かを調べようとすると、かなりの労力を要しました。
例えば、何かの文献を調べようとすると、図書館まで行く必要がありました。時間とお金がかかったわけです。

しかし、今や、パソコンひとつあれば、何でもできる時代になりました。
「Google検索」「Yahoo検索」を使えば、何でもすぐに調べることができます。
様々な情報があふれています。正しい情報を見極める力が大事になってきます。

もちろんパソコンひとつで、総てのことがわかるわけではありません。
直接、現地まで足を運んで、自分の目や耳などの五感を使い、調べたり、話を聞いたりする必要もあると思います。

50代サラリーマンには「定年後の人事制度」について、ご自分の会社の人事部に確認することをおすすめしています。その中身を理解したうえで、「継続再雇用」を選択するかしないかを判断するのが、後悔しない方法だと思います。「何となく定年を迎えて、そのまま何となく継続雇用になる」のが、一番危険です。

とにかく、どんどん調べてみることが大事だと思います。

*「I」は「INPUTO(インプット)」の「I」

自分の頭だけでは、なかなか発想は浮かばないものです。
まずは、様々な文献映画YouTubeなどから情報をインプットしましょう。
私は、定年退職の2年前から「退職」と名のつく本を、60冊以上片っ端から読み漁りました。
「専業主夫」になることも考え、関連の本や映画もみました。
当時は、通勤電車に長く乗っていたので、主にkindleで本を購入していました。
そんな中で、運命の本に出合えたのです。原澤修一さんの「男のロマン 女の不満 あゝ定年かぁ・クライシス」でした。もしこの本に出会えてなかったら、私の人生は、大きく変わっていたと思います。

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*「C」は「COMMUNICATION(コミュニケーション)」の「C」

家族、職場、趣味、社外のコミュニティなど、自分以外の方とのコミュニケーション。
黙っていても、誰も声はかけてくれません。苦手な方もいるでしょう。
自ら、勇気を出して、話をしてみるのが、とても大事だと思います。
まずは、挨拶から始めましょう。
先日、ある方から「いつも、ありがとう」と言いましょうとアドバイスを受けました。確かに「いつも」を頭につけると、言われた方は、そんなに、いつもじゃないのにと思いながら、悪い気はしないと感じました。

子ども達がひとり立ちし、最後は妻とふたりだけの生活になります。サラリーマン時代は、早朝に家を出て、帰宅は深夜。なかなかコミュニケーションは取りづらいと思いますが、意識することがとても重要だと思います。

そして、定年退職して、毎日、出かけなくなった時にこそ、夫婦間のコミュニケーションがとても大事になってきます。しかし、その時になって、急に変わることは難しいと思います。

前出の原澤修一さんも、サラリーマン時代、奥様とのコミュニケーションが上手くいっておらず、退職後、奥様の気持ちが理解できないと言われていました。

やはり、サラリーマン時代から、意識して、奥様とのコミュニケーションについて、考え、行動することが大事だと思います。

*「D」は「Do(ドゥー)」の「D」

「まずは、やってみる」

行動してみることが、とても重要です。
失敗を恐れず、トライしてみること。きっと、そこから何かが見えてくるはずです。

「計画的偶然性理論」をご存じですか?
心理学者のジョン・D・クランボルツ教授が発表したキャリア理論です。
この理論は、3つの骨子からなり立っています。
そのうちのひとつが「何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増える」ということです。

*「O」は「OUTPUT(アウトプット)」の「O」

様々なアウトプットの機会があります。
SNSブログYouTubeセミナー開催勉強会開催出版など
そして、頭の中で考えるだけでは無く、文字にしてみるのが大事だと思います。

私は、昨年の4月から、毎週木曜日に、このnoteを書いています。「キャリコンサロン編集部」の仲間で毎週テーマを決めて、日曜日から土曜日までの各曜日担当者が、同じテーマで書きます。時には「悩むテーマ」もありますが、何とか頑張って、一度も途切れることなく、続けて書いています。書くことによって、これまでの人生を振り返ったり、これからの未来を想像したりできて、とても良い機会を与えてもらったと思っています。そして、同じように頑張っている仲間がいるのが一番の励みです。

そして、もうひとつのコミュニティの「おじさんLCC発信部」では、毎週、持ち回りでnoteを書き、その中身について、日曜日の20時から、YouTubeで、おじさん本音トーク生ライブ配信を行っています。こちらも、昨年の4月からスタートして、1年以上になります。今週が、私の当番で、今回のこのnoteを題材にして、本音トークを行います。

この2種類のnoteを合わせると、今回で「92本目の投稿」になりました。

それと「これからの人生でやりたいこと10のこと」を、書き出してみることをおすすめします。ノートに書いても良いし、パソコンで書いても構いません。仕事のこと、プライベートのこと、趣味のこと、何でも構いません。書くことで、自分の頭で思っていたことが、クリアになり、方向性が見えてくると思います。

■30代向けライフキャリアセミナー

自分の人生を振り返り、そして、様々な方々の相談を受けて、感じることは「30代の時期が人生を決める一番大切な時期」だということです。

私はこの3年間、50代サラリーマン向け「何となく定年を迎えてはダメですよ!」というテーマで、セミナーを行ってきました。

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自分自身が、57歳の時に、60歳以降のことについて考え、模索し、ぎりぎりのところで、方向性を見つけることができて、60歳で、あえて継続再雇用を選択せずに、定年退職。
そして独立して現在に至っています。

ところが、私の周りには「何となく定年を迎えて、後悔している方々」が、沢山いるんです。

「大事な人生です。
いつまでも、組織に依存する生き方を捨てましょう
これからは、主体的に、自分のやりたいこと、縛られない生き方を見つけ、ワクワクした人生を送りましょう」

そのためには「少しでも早い段階から、60歳以降の人生について、考え、そのための準備を始めましょう」ということをお伝えしています。

しかしながら、最近思うことは、50代どころか、40代でも選択肢がかなり狭まることを実感しています。

例えば「転職」については、正直なところ、求人は極端に少なくなります。
特別なスキルがあって、そのスキルを活かせる仕事であれば、可能性はありますが、なかなか厳しいのが現実です。

「結婚相談」についても、やはり、40代から50代の方の相談が多いのですが、この年代になると、女性の場合、出産並びに子育てについては、可能性も低くなり、また様々なリスクも高くなります。
男性にしても、40代から、子育てを始めた場合、子供が独立するまでの経済的負担や、体力的負担も大変になってきます。

そういうことを考えた時、

「そうだ!やはり、30代の方々に、この現実と、私の思いを伝えなければ!」と思い始めたのです。

30代なら、まだまだ間に合います。40代になってからでは、遅いんです!

私は、セミナーの中で「今こそ考えてほしい9つのこと」を、伝えています。

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30代の方にとって、大事なことは沢山あると思います。その中で、あえて、「9つのこと(健康・仕事・資格・結婚・お金・保険・趣味と社外コミュニティ・住居・親)」に絞りました。

 「9つのこと」について考えることは、30代の方々にとって、これからの人生の指針になると確信します。

それぞれに、優先順位はありません。どれも、それぞれが大切なことだと思っています。

「9つのこと」を、それぞれ意識しながら「RICDO(リックドゥ)作戦」を、すぐに実行するようにアドバイスしています。

■最後に

「おじさん向けセミナー」は不定期開催ですが、「30代向けライフキャリアセミナー」は、今年の1月からスタートし、毎月第4火曜日の20時から、ZOOM無料開催しています。先月までで、連続9回開催し、延べ受講者数が、約100名になりました。

今後も「RICDO(リックドゥ)作戦」を広めていきたいと思っています。






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