骨格12分類を受けてきた話と夏服

今年6月に骨格12分類を受診しました!そしてこれが、イメコン最終章の扉を叩いたかのような衝撃をうけたのでした。
いただいた情報量も多く、レポというよりも感想や備忘録となりますが、自分で見返したり、同じように悩んでいる方がいれば少しでも参考になればいいなと思います。

●なぜ、骨格12分類を受けようと思ったのか。
骨格診断は「イメコン」という単語すら知らなかった時期に、「骨格によって似合う服が違うんだ~。受けてみたいな。」と思い、私のイメコンロードの序盤に受けた診断でした。
そもそも私の体は華奢とはいえず、華奢な友人たちとの写真でため息をつく学生生活を送っていたので、もしも服で私も痩せてみえたらそれは素敵だ…と骨格診断に食らいついたのを覚えています。

骨格診断自体は2回受診しており、どちらも「典型的なストレート」でした。
(百貨店で行っている骨格診断と、顔タイプ診断と一緒に受けたものです。)
自己診断では、「肩はがっしりしているし、胸板も厚いし、くびれもよくわからないし、ウェーブやナチュラル向けと言われている服は大体太って見えるから、ストレートだな。」と思っていたので、「ストレート要素しかない」と言われるのも納得。自分自身も結果に何も疑問はもっていなかったのですが、自分も先生も「骨格診断の結果(ストレート)にこだわりすぎなくてもいい※」という認識だったので、いつの間にか「骨格ストレート」は肩書きだけの存在になりかけていました。
※例えば、胸元がV字にあく服や装飾がシンプルすぎる服があまり似合わなかったので、いわゆる事故服(プリーツスカートや体よりもオーバーな服)さえ避ければよい程度の認識でした。

骨格診断を受けた時のメモが少しだけ残っていたので、下記引用します。

「足のサイズが小さい、ウエストと腰の距離が狭い、指の関節が丸い、膝の皿が小さい」というのが印象的でした。ウエストと腰の位置を見たときに驚かれていたので、ここが結構重視されたのかな。
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「肉感がストレートほど張りがない、首が長い」という点がウェーブポイントなのか、上半身は骨格ストレートを気にしなくても良いとのこと
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骨格ストレート向きといわれるものは胸元が空いているモノが多いのですが、私はあいててもしまっていても構わない、とのことです。しかし、もしあけるのであれば、深めでなく浅めにあいているほうがイイ
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骨格で意識したほうがいいのは下半身で、ハイウエストはやはり駄目
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骨格ストレートで下半身重視ということはパンツもいけるのでは?と思いましたし、「パンツスタイルも綺麗に着れると思いますよ。」と言われたのですが、試着すると店員さんも困ってしまうほどパンツが似合わない
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一緒に受けた友人が「X型とかいいですね」と言われていたのに対し、私は「(いいのは)I型ですね」と言われた

私の過去のメモ

ある程度のイメコン診断を受け終えたいま、得意な服が昔よりも見つけられるようになってきたものの、骨格診断のことはいまだにどうしたらいいか分からない。
ただ、もう一度骨格3タイプを受けたところで結果は変わらないだろうなと思い、結果を宙ぶらりんのままにしていました。

ですが昨年から今年にかけて、パリ流のサブについたトラディショナルについて、twitterのフォロワーさんと話していると「骨格ストレートからきているのでは?」=骨格ストレート力(ぢから)が強いのかも!?というお話をしました。
これはもしかして、骨格のこと結構気にしたほうがいいんじゃないか!?

そんな折、TLに「骨格7タイプ」「骨格12分類」という言葉が目に入り、フォロワーさんが続々と「骨格12分類」を受けていること、みなさん診断にとても満足されていることから、骨格12分類を受ける決心をしました。

フォロワーさんと受けることができたらきっと楽しいだろうな、と淡い期待のもと、twitterでぽろっと呟いたら同じく興味を持たれていたフォロワーさんが声をかけてくださったので、二人でいってきました。

●そもそも、骨格12分類とは。
その名の通り、骨格のタイプ「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」を細分化して、12のタイプに分ける診断です。
基盤には上記の3つのタイプがあり、それぞれのタイプをさらに細かくしたものといったイメージです。
素人の私の言葉では認識を誤った言葉を使いかねないので、詳しくは下記HP等を確認いただくのがよいかと思います。

【骨格12分類】「本当に似合う」がわかる「骨格12分類」 | 未来を叶えるファッションスタイル (sumie-style.com)


●いざ、診断!
私が診ていただいたサロンさんは南青山にある「COLOR&STYLE1116」さんです。(COLOR&STYLE1116 - 骨格診断・パーソナルカラー診断(東京/南青山) (color-style1116.com))
12分類を受けたフォロワーさんが皆さん総じて「受けるならここ!!」と仰られていたので、それならこちらでお願いするしかない!!!!と意気込んで予約をしました。(結果的に私も無事、先生の虜となってしまいました。)

2人で伺ったので、2枠でスタート。お昼休憩もあり、先生方が近くのお店を教えてくださったので、お昼はそちらでいただきました。
診断の流れは以下のような感じです。丸一日使ったとても有意義な時間でした。

①事前に送ったアンケートをもとにヒアリング
②骨格診断の説明
③触診(ボディバランスと顔診断も含まれます)
④試着しながら細かく診断⇒タイプの決定
~お昼休憩~
⑤別のお洋服を試着⇒タイプの再確認
⑥持ってきた服を確認
⑦診断結果をもとに骨格タイプの説明
⑧質疑応答

結果としては、私は「骨格ストレート」の「スレンダーストレート」でした。
「ストレート」というのは変わりないのですが、「骨格はあまり気にしなくてもいいか~」から「骨格にあった服を着た私は最強」まで考え方が変わりました。
※今まで骨格ストレート向けと言われる服を着ても、「これはスタイルアップしているのかな?着やせは何となくしている気がするけど、あまり変わっていない気もする。」と感じていたのですが、12分類でセットしていただいた服は誰から見ても「スタイルアップ」していました。

12分類まで細かく骨格のタイプを分けると3タイプでは補えなかった得意・不得意の内容が見えてくること、先生が今まで受けた診断の中でトップレベルに信用できることが、12分類がしっくりきた理由でした。また、12分類の同じスレンダーストレートの方であっても私と全く同じというわけではなく、かなりパーソナルな診断・提案をしてくださるところがとても好感を持ちました。

この辺りは人それぞれかと思うのですが、3タイプでうまく落とし込めない方や、より自分の骨格のことを知りたい・理解したい方にはとてもおすすめだと思います。

=ここからは私の備忘録となるので、他の方の結果を見るのが好きな方向けです=

①事前に送ったアンケートをもとにヒアリング
身長や得意・不得意なアイテム、ファッションについての悩みや最近の写真などなどを事前にお送りしており(こちらは予約確定後に指示があります。)それをもとに「どんな場面で・誰に・どんなふうに見られたいか」を確認していきます。
得意・不得意のアイテムの言及はないですが、「ファッションの悩み」「どうなりたいか」はそのバックグラウンドと共に聞いてもらいました。
(例)私は「何を着てもスタイルが悪く見える」こと、「他の診断で甘いといわれる顔と骨格ストレートをどのようにあわせたらいいかわからない」こと、もともと自分に自信がなく、もっと自分に自信をもちたいことなどが悩みで、先述の「どんな場面で・誰に・どんな風に見られたいか」は「オフの場面で・同性の友人に・素敵とみられたい!※」と答えました。
※ここはかなり重要視してくださる印象でした。一緒に受けた方は「仕事の場面で・相手先(年配の方が多い)に・仕事を任せてもらえるような」(言葉が違っていたらごめんなさい。)だったのですが、その方のコーディネートはきっちり・しっかりした感じ、私は華やかな感じに先生は仕上げてくださいました。(もちろんお互いの得意にも準拠しているので、=(イコール)ではなくそういう面も考慮してくださる、と考えていただけると。。)

③触診
手はウェーブ寄り、膝・腰骨はナチュラル寄り、それ以外はほぼストレート。(首は長めだけど、僧帽筋はしっかりでているのでこの辺りもストレート。)
ナチュラルかストレートか、というところで顔診断。(顔タイプ診断のような数値というよりも、顔印象診断のように感じました。)
目に甘さ・華やかさがあり、鼻に骨感(メンズ寄り)。口は大きめで華やか、フェイスラインに骨感。とのことで、こちらもナチュラルもストレートも感じるとのこと。
ここですでに、ナチュラルが私の中に潜んでいたことが驚き…一回も言われたことがない…
なお、ボディバランスについては特筆すべき点は特になし。
ここから実際お洋服を着させていただき、みていきます。

④⑤試着
試着は先生とアシスタント先生がくるくるとアイテムを出してくださり、たくさんの種類を試させていただいたので、何を着たか正直あまり覚えていないのですが、浮きがあると×、荒い素材もあまりよくない、皺があると影が気になる、ジャケットがいい、生地に艶がほしいなどなどから、ストレートとなりました。
メリハリは弱めなので、ネックラインが詰まっていてもよかったり、IではなくAラインでもよかったり、丈も比較的自由でOKでした。そのためスレンダーストレート。
ただ、背中や腕、ウエストに余計な浮きを作らないなどのポイントはちゃんと押さえないとNG。
また、私の場合(PCとも関係があるのかと思いますが)「生地の質感」を最も気にしたほうがよいタイプでした。(生地の質感に艶がないと、一気にイマイチになってしまうタイプ。)
コーディネートはサロンにおいてある服を使用するのですが、サロンにおいてある服では艶が足りない!とのことで、シルクのスカーフをトップスかボトムスにもってくることに。それでもまだ艶が足りない!と、同じシルクのスカーフ(2つもある!)をワンピースみたいな形で使うことになりました。
スカートの形はAでもIでもどちらでもいいわよ、とのことで、Iラインのほうが好きなのでIで!とお願いしたところ、出来上がったのはチャイナドレスでした。

シルクのスカーフ×2の迫力
柄耐性もそこそこある。

「チャイナドレスが似合うってことね!」と部屋は笑いに包まれましたが、実際チャイナドレスを着て生活できないので、チャイナドレスの形などを思い出しながら今後は服を見ていこうと思います。
※これはチャイナドレスを連想するもの(ボタンとか)ではなく、チャイナドレスのシルエットと生地感なので、チャイナモチーフが似合うというわけではありません。
※5年前に受けたPD診断でロールモデルを聞いたとき、「芸能人よりも漫画や小説にいるイメージ」という言葉を思い出しました。これは浮世離れしているということなのだろうか…別の診断で聞きたいことの一つです。
※人生で初めて好き!かわいい!と思った(小学生のとき)のが、西遊記の凛々ちゃんだったので、あ~~~~ってなりました。(語彙力!)

凛々ちゃん(水川あさみさん)


午後にコーディネートしていただいた1着は、色々試させていただいた結果、どれも馴染んでしまう…⇒パーティなどに行く恰好が一番魅力的になる、となり、また笑ってしまいました。
※これは「同性ウケ」を私が熱心に推してしまったからもあるかと思います。


⑥持ってきた服
私、パンツ(ズボン)が驚くほどに似合わない。
似合わないというのは、「どうしてもスタイルが悪く見える」の意です。
TPOによっては着れないことはないのですが、いまいち垢ぬけない。。
友人に「パンツが似合わない」と話したことがあったのですが、「そうかなぁ」という返事だったので、私の思い込みが激しいだけなのか、本当に似合わないか見てもらおう!と思い、もってきたのでした。
実際履いてみて、先生のお直し。洗濯ばさみで色々なところを摘まみますが、う~~んと頭を捻られていました。
私のパンツ姿を私自身が「もんぺ」だと思っているので、「やっぱりもんぺですよね?」とお聞きしたら、「もんぺ!そうね!!もんぺだわ!」と同意してくださいました。
結果的に、この服はどう改造しても無理、という結論で終わり、「パンツ(でベストをきめるのであれば)は、オールオーダーメイドくらいしないと難しいかも」とのことでした。

自分の認識が正しかったことに少し安堵し、オーダーメイドをしてまでパンツを履きたいという気持ちがないので、自宅に帰った後にクローゼットのパンツは1~2着(非常時用)にしました!今後はスカートで生きていきます。

また、ズボンの試着をしていたときにピショップ・スリープの袖が似合わないというご指摘もいただき、結構愛用していたかたちであったので衝撃が強く、「なぜ似合わないのか」(たまたま?)を聞くのを忘れてしまったので、とても気になっているところです。。
画像の引用先:https://www.modalina.jp/modapedia/w/e38393e382b7e383a7e38383e38397e383bbe382b9e383aae383bce38396/

「この袖が似合わない人がいるのね」という言葉とともに。


・総括
受けてよかった、これにつきます。。
今まで受けた診断では「キュート」といわれる(連想される)結果で、それならばキュート向けのお洋服を着ようと何年か試行錯誤をしていました。
SNSから学んだり、トライアンドエラーを繰り返したり、いろいろな診断を受けてみて、服を褒められたり、オシャレという言葉をいただけるようになりましたが、どこかなにか引っ掛かりがあり、キュートという言葉を素直に受け止められない自分もいました。
※キュートにおすすめされる洋服がどんぴしゃで似合うわけではなく、ことあるごとに「自分は本当にキュートなのか?」と疑問をもつことがありました。(キュートです。)

12分類では甘さという面も拾われましたが、同時に私の「エレガントさ」「スタイリッシュさ」を拾っていただき、それがとても嬉しかったので、そもそも私の好きなテイストってエレガントさ・スタイリッシュさだったな…!と思い出すことができました。

じゃあ今後は、12分類だけの結果を受け止めるのかといわれたら違います。
実際、12分類でコーディネートしていただいた服装は、私の心がまだ追いついていないのと、他の方(比較的、私の内面をしっている方)に見てもらった時に「素敵だけど、いつもの感じと違ってちょっと違和感。」という言葉をいただきました。
それは私も感じていた違和感で、やはり他の診断の「キュート」は取り除いてはいけないし、私の基礎・基盤としてないといけないのだな、と思っています。

今後は先生から教えていただいたポイントをしっかりと抑えて、好きなテイスト(エレガント・スタイリッシュ)が着れないこともないということを心に留め、トライアンドエラーをまた始めようとおもいます!
モデル診断にも興味があるので、来年あたりにお伺いできたらいいな。。


・その他
12分類ってテイストスケール(特にBサロンさん)に結構近いのでは!?と思ったのですが、フォロワーさんも「Bサロンさんで言われたことを12分類でいわれた」旨のお話をされていたこともあり、Bサロンさんへの気持ちがぐんと上がってしまったので、9月に受診が決定しました。
(別のフォロワーさんはそんなことなかったようなので、そういう人もいるということで…)
提案書は2~3か月かかるときいているので、結果がでるのに少し時間がかかりますが、別の診断もちらほらいれてしまったので、イメコン最終章として挑む所存です。

今回、診断で満足度が高かった理由のひとつに「先生がスペシャリストである」ことをひしひしと感じたことがありました。
「このタイプだからこれが似合う」ではなく、「私だからこれが似合う」というアイテムを実際に試着しながら、診ていただきました。
これは、「〇〇タイプのお客さん」ではなく「木野(私)というお客さん」を診ていただいている実感があり、診断を受けるにはおそらく若年層の私でもそのように接してくださる嬉しさがありました。

話は変わり、一応季節ごとに服を記録しているので、さらっと流します!
(12分類で注意されそうな服もある。。('▽'))
来年にはクローゼット整理が行われそうな予感です。

右上のトップスがなぜ似合うか分かっていなかったけど、
チャイナドレスの上部分に似ている。
犬が写ったので、スタンプで隠しました。