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【DIALOGUE+SUMMER LIVE ~Welcome to D+~】新規が継続的なファンになるためのプロセス

こんにちは。はじめまして。るーんです。(龍雲将軍
前半自分語り交えたライブ観について長々と書いてますが、ダイアローグサマーライブの感想です。初ブログになりますので拙いところも多々あるかと思いますが、よろしくお願いします。


あなたは一度行ったアーティストのライブに、もう一度足を運んだ経験はどれくらいあるだろうか?

突然だが、私は今、BIGMAMAというバンドにハマっている。楽曲は3年ほど前から聴いてはいたが、今年の4月に初めてライブを観に行った。とても良かった。演奏はもちろん、流れが非常に美しく、観客の集中力が切れない工夫が凝らされたライブ観が好みだった。そのときに感じた熱量は冷めず、8月にもう一度BIGMAMAのライブに足を運び、その良さは確信に変わった。今は10月から始まるZeppツアーが非常に楽しみである。

私は DIALOGUE+ と UNISON SQUARE GARDEN のライブが好きで、ツアーやワンマンライブがあれば参加している。所謂"主現場"といえるのはこの2組だ。他のアーティストは曲を聴いて生で聴きたいと思ったり、知り合いの勧めで興味を持ったりしたときにライブに行くことが多いが、その中で二回目を観に行った経験は案外少なく、ましてや、高い熱量を持って継続的に参加したいと思えたアーティストはBIGMAMAが初めてかもしれない。(まだ二回しか行ってないので何とも言えないが、笑)

ライブに行くときは、以前行ったライブの記憶、演者の魅力だけでなく、日程、会場、チケット代、交通費など、様々な要素を考慮するし、そのライブに求めるもの・行く理由も、人それぞれ違うだろう。その中で、今現在主現場といえる現場の熱量と並ぶレベルで新たな主現場ができることは、そのライブに行きたいと思わせるだけのよっぽどの要素が必要なのだと感じる。

このことから、新規の興味を惹き、継続的なファンを獲得することは非常に難しいことだと私は考える。私の場合、「またライブ行きたいな」は、そのアーティストの何らかの要素を汲み取り、ほとんどのライブで感じるが、実際に二回目が遠ざかっていることが現実なのである。

さて、ここまでは「新規獲得のために、興味を惹くのって結構難しくないか??」という話をした。前置きが長くなったが、ここからダイアローグの話をしていく。

8月20日に「DIALOGUE+SUMMER LIVE ~Welcome to D+~」が行われた。「Welcome to D+」と称された本ライブは、告知文にも「初めての方にも」というニュアンスが明確に表現されており、チケット代も5,000円と、普段よりもお手頃な価格設定であった。
実際初参加された方も多かったそう。私も高校時代の友達に初めて来てもらったし、他現場で知り合ったオタクも誘って参加してくれた。やはりチケ代は大事。適正なキャパシティで昼夜2部制であったことも足を運びやすい要因になったと思う。

ここからライブ本編について

1ブロック目
M.1「ダイアローグ+インビテーション!」
M.2「にゃんぼりーdeモッフィー!!」
M.3「デネブとスピカ」

M.1「ダイアローグ+インビテーション!」から始まったライブは本ライブコンセプトにふさわしく、M.2→M.3は、比較的新しい曲を取り入れた、綺麗な流れであった。M.3を1ブロック目に置くの偉すぎ。

2ブロック目
M.4「夏の花火と君と青」
M.5「MAHOROBA-Deli」
M.6「僕らが愚かだなんて誰が言った」

途中少しのMCをはさみ、2ブロック目。ブロックの導入としてM.4が流れたときには「(300人くらいファン増えただろ………!)」と、ついガッツポーズをしてしまった。
M.5→M.6の流れ、アルバムの知っている流れをライブでもやるのって何でこんなに気持ち良いんだろうね。"カッコよさ"を表現できた2曲になった。

M.7「あやふわアスタリスク」(昼)/「好きだよ、好き。」(夜)

M.7は「メンバーのジャンケンの勝敗によって披露する曲を決める」といったものであり、今までのダイアローグにはなかったエンタメ要素が加えられたことが非常に新鮮だった。(こちらについては後ほど言及)

M.8「かすかでたしか」

こちらも今年のアルバム以降に発売された新曲。"聴かせる"パートであり、ダイアローグのまた違った一面が見せられた。

4ブロック目
M.9「D+ has come」(昼)/「20xxMUEの光」(夜)
M.10「おもいでしりとり」
M.11「人生イージー?2023」
M.12「はじめてのかくめい!2023」

SEと共に煽りのMCが入り、M.9から始まった最終ブロックは、ダイアローグらしく、最高に盛り上がる構成であった。
M.10は、YouTubeでの再生回数が一番伸びている曲であり、聴きたかった新規の方も多かったのではないだろうか。村上まなつさんが丁寧に歌い上げられたイントロは、観客の心をぐっと惹きつける。
M.11。10ヶ月振り、リアレンジされて披露。久々の披露による喜び、驚き、(原曲との違いによる悲しみ)など複雑な感情ではあったが、やはりこの曲の持つ力は凄い。会場のボルテージは最高潮に。
M.12 最高潮のボルテージの中、デビュー曲で終わるライブ。コンセプトに沿って締めくくられるライブ。最高で最強のダイアローグのライブであった。


最後に述べたように、いつも通り「ダイアローグの音楽は絶対に楽しい」(内山悠里菜さんが保証している)(内山悠里菜さんのMCは最高)を感じさせてくれるライブであった。

しかし、気になる点があった。M.7のジャンケンパートである。
今までにないエンタメ要素の入った演出だったが、

単刀直入に言って、"ダイアローグのライブの強み"は、これではない。

彼女たちの強みは、本ライブ冒頭にプロジェクターに示された、「音楽を真剣に。踊りを真剣に。」を徹底的に取り組んでいることである、と私は思う。彼女たちの全力パフォーマンスに、感動する。これは演者だけでなく、スタッフ陣、バンドメンバーが、映像での演出や曲繋ぎ、ブロック間の暗転時間、MCなど様々な面で工夫を凝らし、"音楽を一番良く魅せるライブ"を作りあげているのだ。

ジャンケンによって曲を決めることは、これらの彼女たちの強みに合致しないのではないか、と考える。勝ち抜き戦で結果が決まる仕組みはテンポも悪く、集中力を切らしてしまった。結果、選ばれた曲が披露されてる最中も、あまり集中して聴けなかったように思う。(事前に代表者を決めて一発勝負ならば、テンポは改善できただろうか?)(サイコロで決定は?というツイートを見かけてなるほどなぁと思った。なんとかスクエアガーデンさんが過去にやってたな)


ここで、一度フラットに考え直し、前半に述べた"新規獲得の話"の観点で「DIALOGUE+ SUMMER LIVE」を振り返りたい。

ライブの要素を挙げると

・「音楽を真剣に。踊りを真剣に。」の徹底
いつもの要素。これは、M.1~M.6、M.9~M.12の流れ、M.8の"聴かせる"パートで表現できたと思う。

そこに
・メンバーの個性を生かしたエンタメ企画
という要素が今回は加わった。

ジャンケンで曲を決める方式は、新規の方には、魅力の一つとして伝わったのでは、とも考えられる。(私個人の集中力が切れたという点は一度置いておく。)また先ほどは「代表者がジャンケンのがテンポが~、、」と述べたが、勝ち抜き方式によって、より多くのメンバーがフィーチャーされて、個人の魅力が伝わって良かったのではないだろうか。

次に繋げるために、何よりもまず、興味を持たせることが大切だ。実際、M.1~M.6の流れ、M.8,M.9~M,12の流れで、ダイアローグの本来の強みは、新規の方にも十分に伝わっているのではないかと感じる。(「透明できれい」を候補に挙げたことだけは本当に理解できなかった、ホントにそこだけは、、、

次のダイアローグのワンマンライブは、10月に埼玉県、12月に群馬県で行われる新曲初披露ワンマン「フレンドファンファーレ」である。

「フレンドファンファーレ」では、本来のダイアローグの強みである「音楽を真剣に。踊りを真剣に。」だけで戦ってほしいと切実に願っている。やはり、本来の強みだけで戦うダイアローグのライブが圧倒的に良いからだ。もう一度足を運んでくれる"新規"がそれを目の当たりにすれば、"継続的なファン"になるという確信がある。ダイアローグのライブにはそれだけのパワーがある。(メンバーのエンタメ要素はBOXやラジオを追ってもらおう)

今回のサマーライブでの戦略が実を結び、フレンドファンファーレの動員が増えることを願っている。

そこで獲得した継続的なファンが次に足を運ぶのは、1月7日「LIFE is EASY?」。ダイアローグ過去最大規模のパシフィコ横浜国立大ホール、今の一番の目標はこのワンマンの成功だろう。着実に大きくなってきた彼女たちが5,000人規模の会場に立つことが心の底から嬉しいし、きっと"絶景"を見せてくれる。
ダイアローグの「かくめい」をこれからも見届けていきたい。




ん?1月7日?

いやあああああああああ地元愛知で成人式じゃねえかああああああああ!!!!!!(頑張って回すので、18時開演でお願いします、、、、、、、、マジで、、、、、)

初ブログでしたが、最後まで付き合っていただきありがとうございました!!10月も12月も1月も本当に楽しみだ~~~!!!!!DIALOGUE+最高!!!!!!!!







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