ランバイクトレーニング方法(速度測定)

はじめに

以前の記事でタイムを測る重要性についてまとめました。アプリでの測定方法は動画を撮り、アプリで分析というステップを踏むためかなり労力も時間も使ってしまうデメリットがあります。

そこで便利なのがサイクルコンピューターです。

本記事ではサイクルコンピューターと速度測定、速度とタイムの関連性について記載していきたいと思います。

サイクルコンピュータ(通称:サイコン)の使い方

アプリでタイム測定を毎日毎日毎回毎回やっているとライダーの課題に気づいてきます。筆者が知るライダーのケースでいうとタイムが良い時と悪い時の差は中期後期の加速の有無と最高速でした。

(ベストタイム時)

0m~10m 2.7秒

10m~20m 2.0秒

20m~30m 1.8秒

30m~40m 1.8秒(時速換算すると10m÷1.8秒=20km/h)

※サイコンでも同数値を記録

合計 8.3秒

(平均タイム)

0m~10m 2.7秒

10m~20m 2.0秒

20m~30m 2.0秒

30m~40m 2.0秒(時速換算すると10m÷1.8秒=18km/h)

※サイコンでも同数値を記録

合計 8.7秒

ご覧の通り、サイコンがイマイチな数字なときはタイムもイマイチなんです。(当たり前なんですけど笑)

何が言いたいかというと毎度毎度アプリを使ってタイム測定が面倒だなという方、直線後半に伸びがないなと課題を持っている方、そういったケースにおいてはサイコンの数字を当てにして直線練習をしていくことは良いことだと思います。

ただあくまでも直線後半の指標値に過ぎないということを理解の上で使ってください。

スタートや加速に課題のあるライダーにはサイコンはその時点ではあまり効果的なものではないかもしれません。

余談ですが、この直線後半の10m 0.2秒の差はとてもデカイです。40m通過時点でバイク1,2個は間違いなく離されてしまいます。

気になるサイコン

サイコンはマグネット検知式とハブ巻き式、GPS方式等何種類かあるようです。ランバイクの世界でよく目にするのはマグネット式ですが、過去使っていたもので面白かったものがあるのでご紹介します。

・ハブに巻くタイプのサイコン

このサイコンなんとBluetoothでスマホと連携してくれます。

しかも測定データをスマホに連携してくれるのでスタートからの加速の様をグラフ表示することもできます。

ただ、スマホがライダーに近く(10m以内)にいないといけないのでスマホを本人に持たせるか並走してあげましょう(笑)

筆者も使っていましたが、スマホで確認するのが面倒になり使わなくなってしまいました。

・GPSタイプのサイコン

前述の近くにいないといけないというデメリットを解消したGPSタイプのサイコンです。センサー自体は前述のもので、受信機つきの製品だと思います。受信機がGPS機能もついてるためGPSサイコンとしても使えるらしいです。

この価格でこの機能を持つサイコンはコレ以外にはないんじゃないかなと思いますが、筆者もこれは使ったことがありません。使ってみたいとは思いますが・・・。ランバイクの周回コースでも速度測れるのかな?

使ったわけではないので機能を保証しているわけではないのでご注意ください。

ちなみに別売りでセンサーを買えばおそらく心拍数も測ることができます。

・筆者が使ってるサイコン

タイヤ外周が100cm以上からセットできない(ランバイクはだいたい95cmくらいかな)のですが、タイヤ外周を倍にセットしておけば20km/h出たときは40km/hで表示されるので実用上問題ではありません。



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