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可愛がられる人間とは?

こんにちは、こんばんは!
オーストラリアでワーホリ生活をしている、ルナです。

今回は、シェアハウスで一緒に暮らすハウスメイトたちとの会話から感じたことを書いていきます。


可愛がられる人間と、そうでない人間」

オーストラリアに来て、約2カ月。
今まで家族以外の人と一緒に住んだことのなかった私にとって、色々な国から来た同じような境遇の人たちと暮らすシェアハウスは、毎日が刺激的です。

現在、2階建ての一軒家に私を含む9人で暮らしています。
1階に私、ドイツ人の女の子、台湾人の女の子2人。
2階にイギリス人の男の子、フランス人カップル、オーストラリア人カップル。
いわゆる二世帯住宅のようなものを想像して頂ければ分かりやすいと思いますが、1階と2階では玄関や洗面所、キッチンなどがそれぞれあるので、普段は2階で暮らす人たちとの接点はプールのみで、基本的に1階の3人が私にとって「ハウスメイト」、2階の5人は「隣人」のような感覚です。

ある日、お店に並ぶクッキーを見て無性にクッキーが食べたくなった私は、自分で作ることに。
リビングにいるハウスメイトたちが「いい匂い!」と言ってくれたので嬉しくなり、「一緒に食べる?」とオファー。
ドイツ人のSabrinaは「私はヴィーガンだから食べられないけど、ありがとう!」と。
(※ヴィーガンとは、卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のこと。)
一方、台湾人のReeseは「No」の一言だけ。
あまり英語が得意じゃないというのもあるかもしれませんが、さすがに少し冷たいような気がします。

同じ「断られる」でも、その理由を知るか知らないかによって、私の気持ちが全く違うことに気づきました。
ヴィーガンだから、という理由は私も納得のいく理由だし、それは仕方ないよね、と思える一方、好意としてオファーしたものを「No」の一言だけで断られてしまうと、なんだよ…. というネガティブな気持ちになってしまいます。

更に別の日。買ってきたフルーツをカットして食べようと思っていたところにハウスメイトたちが帰宅。一緒に暮らしているからと言って、帰宅時間や生活リズムはバラバラなので、タイミング良く集まったみんなに少しテンションが上がる私。

「マンゴー切ったんだけど、食べる?」とオファーしたところ、Sabrinaは「マンゴー大好き!」と喜んで食べ始めたのですが、Reeseはやはり「No」 の一言だけ…。「じゃあパイナップル食べる?」と、気を取り直してもう一度聞く。が、それも「No」。
ただ今回は少し違って、「マンゴーもパイナップルも台湾の方が美味しいからオーストラリアのは食べる気にもならない」と理由も説明してくれました。
がしかし、うーん。(笑)
私が育てたマンゴーでもパイナップルでもありませんが、食べる気にもならないなんて言われたらさすがに少し落ち込みます。

断られた理由が分かったのは進歩ですが、もっといい断り方があったのではないかとも思い、少し複雑な気持ちに。
もう二度とReese に食べ物のオファーはしないと決めました。

Sabrinaのように断るにしてもきちんとした理由をくれたり、笑顔で食べてくれたりすると、こっちも嬉しいし、「可愛い」。
また、Reeseのように不愛想な感じで断られたり、理由も少しもやっとするものだと、こっちの気分も下がりますし、「可愛くない」。

私は人からのオファーを笑顔で受け取れる「可愛い」人 になりたいと思ったし、断るにしても理由を説明し、なるべく相手を傷つけないような配慮ができる人でありたい。

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