「さよう、ならば、また、」無事全公演終了しました。
時速246億
フルキャストワークショップオーディション
「さよう、ならば、また、」
無事全公演終了致しました。
劇場へ足を運んでくれた皆様、そしてたくさんの応援をしていただいた皆様、本当に本当にありがとうございました。
2023年の春が過ぎた頃からなので、延べ1年近くの期間、この企画が動いていた事になります。
あっという間だろうなあ、とは思っていましたが、それを遥かに上回る程の速さ。落下速。いや光速か。
オーディション始まったね、色んな素敵な人達と出会えた、オーディション終わったね、メンバー選ばせてもらおう、メンバー決まったね、顔合わせしてみよう、毎月のワークショップ始まるね、さてそろそろ内容考え始めよう、役名なんか決めちゃう？いよいよ脚本書き始めるね、え？脚本書き終わったの？！写真撮ろうね、じゃあ軽く読み合わせでもしてみようか、いよいよ稽古が始まるね、稽古始まっちゃったよ、台詞だいたい覚えたね、荒通し稽古してみようか、衣装合わせしてみる？衣装付き通し稽古だ、え？もう小屋入り？場当たりだ！よし、ゲネプロ頑張ろう、いよいよ初日だ、さようチーム、初日おめでとう、次はならばチームの初日だ、無事あけたね、え？あっという間に折り返し？もう直ぐ終わっちゃうよ！？週末か、いよいよ千秋楽だね、さようチーム、ならばチーム、みんな集合しちゃった、みんなで歌う？ああ、みんなと出会えてよかったなあ、こんな日が来るんだなあ、この瞬間が来ちゃったなあ、忘れたくないなあ、なんか実感ないなあ、忘れられないよなあ、そりゃあ忘れないよなあ、ありがたいなあ、ああ、終わっちゃうんだなあ…
かけがえのない、一生忘れる事の出来ない日々でした。
何故出会えたんだろう。
この面々と出会えた事を今改めて考えると。
もう、偶然ではない気がするのです。
なんとなく、じゃなくて、確実に偶然じゃない。
何年も前から知り合いだった様な。ひょっとして前世の記憶なのか、なんだかは分かりませんが、とにかく随分と前から知り合いだった気がします。
フルキャストワークショップオーディションという企画はぼんやりとしたスタートだったかもしれないのに、確実にその電波を受け取って、状況や、タイミングや、運や、縁や、そういう何かを潜り抜けて、ズンズンとやってきてくれた面々に驚きと感謝と感動を覚えます。
今考えるとスレスレの出会いなのか？
いや、もう用意されていた物語としか思えません。
そして、お客様。
劇場に足を運んでくれた皆様。
一生のおねがい、なんて不恰好な事も繰り広げてしまいました。本当に暑苦しくしつこかったと思います。
でもやっぱり今回ばっかりはそれを大声で宣言したかったし、暑苦しいかもしれないけど今後の覚悟としてもその想いを言い放ちたかったのです。
それを暖かく受け取ってくれた皆様。
もう、この感謝の気持ちをどう伝えれば良いのか、言葉や文章で伝えても伝えきれないほどの感謝と感動をいただきました。
暖かい言葉をかけてくれた皆様、本当に嬉しかったです。
今回、一生のおねがいを使いました。
僕の今現在の精一杯の気持ちを作品に込めたつもりです。
わざわざ来ていたただいた皆様、助けに来てくれた友人達、関係者の皆様、川本成は一生をかけて、恩返しをすべく、頑張ります。
そして、心強く、溢れるセンスと人間力をもったスタッフにも出会えました。
もう、本当に色気のある、素晴らしい素晴らしいスタッフの皆様。
みんな凄い、みんな強い、みんな最高。
なんだか本当に幸せな状況で「さよう、ならば、また、」を繰り広げる事ができました。
公演中、嬉しい事が数々ありました。
想像もしなかった事も起きました。
なんだか、こんな時代ですし、熱い想いとか時代遅れなのかな、と思いきや、なんだか人間同士、想いは少なからず届くんだなあと本当に池袋駅で小躍りするほど嬉しくなりました。
「さよう、ならば、また、」を通して再会できた皆様、出会えた皆様、関わってくれた皆様。
本当にありがとうございます。本当にありがとうございました。ありがとうございます。
今後、更に頑張ります。
そして、実は「さよう、ならば、また、」はこれからも続きます。今諸々準備中なので、今後の動向に注目していただけたらとても嬉しいです。
寂しくはないです。
また、お会いしたいですし、また、楽しんでもらえるよう、また、機会を作れるよう、また、を作るからです。
この公演は終了してもまた、当然のごとく世界は続いてゆきます。当たり前に世界は続いていくのです。
全てのかけがえのない方々と今後も歩むため、また、当たり前じゃない、特別な、価値のある世界を作って行こうと思ってます。
感謝の気持ちをまた、暑苦しく書いてしまいましたね。すみません。
「さよう、ならば、また、」
公演無事終了、ありがとうございました！