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ジオキャッシングの話

この記事はClub阿闍梨 Advent Calendar2019の12月4日の記事です。他の人の記事はこちら。

はじめに

 Club阿闍梨の笠原です。今年はClub阿闍梨でAdvent Calendarやるということで、オリエンテーリングとは違ったお題の方が良いかと思い、「ジオキャッシング」の紹介をさせていただきます。

ジオキャッシングとは?

 ジオキャッシング(Geocaching)とは、GPSを使った宝探しゲームです。詳しくは公式サイト(https://www.geocaching.com/)を見て欲しいのですが、簡単に説明します。

ジオキャッシング・ロゴはGroundspeak社の登録商標であり、許可の下で使用しています。

 世界中の愛好家が、思い思いの場所にキャッシュと呼ばれる宝を隠し、隠した場所の正確な座標・説明・ヒントなどを公式サイトに登録します。その後ボランティアのレビュアーにより、設置場所ガイドラインに準拠しているか等の確認がされてから、キャッシュ情報が公開されます。

 キャッシュを隠す場所は、ガイドラインに準拠していれば設置者の自由です。皆に行って欲しいお勧めの場所、景色が良かったり、珍しいものが有ったり、変わった場所だったりします。例えば、こんな道路の真ん中に樹が残っている変わった場所です。

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 お宝を探すのは、公式サイトで無料会員登録をするだけで遊べます。目的のキャッシュを選んだら、座標やヒントを頼りに探しに行きましょう。印刷した地図だけでもOKですが、専用のスマホアプリを使うと便利です。詳しくは、ジオキャッシングまとめサイトをご参照ください。

 キャッシュを見つけたら、容器に入っているログブックに自分のIDと日付を記入し、確かに見つけた証拠にします。また公式サイトの該当キャッシュのページにもログを書きます。見つからなかった時も、ログを書きましょう。ログは設置者に通知されるので、見つからない報告が続くと設置者が無くなってないか現地確認したりします。

 コンテナと呼ばれるキャッシュの容器の大きさも様々ですが、タッパーウェアやフリスクの容器だったりします。磁石で看板の裏に付けてあったり、隠し方も様々です。場所と隠し方は、設置者の腕の見せ所です。

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なんでジオキャッシングを始めたか

 最初のきっかけは、転職した元同僚のFacebookでした。GPS宝探しと聞いて、何か面白そうと思いました。公式サイトに登録してみたら、自宅の近くにも沢山のキャッシュが設置されていて、その数にまず驚きました。

 その頃、フォトロゲイニングを始めたばかりで、街ロゲでのオリエンテーリングとは違ったナビゲーションの楽しさ・難しさを知って、ジオキャッシングは市街地ナビゲーションの良いトレーニングになるなと思いました。

 ただオリエンテーリングはの中心に行けば、コントロールが容易に発見できますが、ジオキャッシングはの中心に行ってからが勝負です。簡単に見つかるようだと、一般の方が持っていったり、捨てられたりしてしまうので、あの手この手で隠してあります。

 最初のうちは半分も見付けられませんでした。段々探し方(隠し方)の引出しが増えてくると、隣接するキャッシュを次々に探して回れるようになり、どの順番で回ると効率的か考えて、ジオキャッシングランを楽しみました。

 例えば下図は光が丘公園にあるキャッシュを回ったGPSログを、公式サイトのキャッシュ設置場所地図に、QuickRouteで重ねたものです。スコアOにしか見えませんね。

光が丘QR20140301

 その後、東京フォト・オリエンテーリングシリーズを始めたので、都市部のいろいろなエリアにあるオブジェなどのチェックポイント選定にも、キャッシュの場所はとても参考になりました。フォトロゲイニング主催している人のネタ帳としても良いと思います。

 ということで、オリエンティアからのジオキャッシングの紹介でした。興味を持った方は、取り敢えず公式サイトでID登録して、近所にキャッシュがどれ位あるか見てみてください。そして目にとまったキャッシュへGO!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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