お客さんの快適度よりも自分たちスタッフの都合を優先しない

先日地方に遊びに行った際に贅沢にもうなぎを食べに行きました
その際に案内された席について色々思いましたのでそれについて記しておきます

2人で来店したのですが、そのお店は入り口を入るとすぐ左に飲食エリアがあり4人がけテーブル×2つ、2人がけテーブル×1つ、5~6人座れそうなソファ席のテーブル×3つありました

店内に入るとすぐにスタッフが案内してくれ「こちらでお願いします」と2人がけテーブルに座ることになったのですが、すぐ後ろの4人がけテーブルにすでに男性客が3人居り大きな声で会話をしています
静かに食事をしたかったので「なんかうるさいな」と感じたのですが、まあ混んできそうな時間帯でしたので特に何も言わずその案内に従いました

そのうち別の男性客2人が隣の4人がけテーブルにつき、また別の女性客が2人がソファー席に付き、そのエリアは合計4組のグループがテーブルに付きワイワイうるさい雰囲気に・・・

まあランチタイムに来てしまったので静かに過ごすのはさすがに無理か、なんて思っていたのですが食後にお手洗いを借りた際に実は奥にも飲食スペースがあることがわかりました
しかもそこは別に特別な席という感じでもなく手前のエリアと椅子やテーブルも同じような雰囲気です
そして、そこには誰も案内されておらずひっそりとしていました

つまりこのお店は、お客がアチコチに散らばると配膳が面倒くさいから「1箇所にまとめた」ということであり、本来ならある程度の間隔を空けて案内したほうがお客はゆったりと食事ができ満足度が上がるのですがそういった配慮が「まったくないお店」ということになります


私達以外のグループは大きな声で喋り、隣や後ろとの距離もかなり近いのでかなりうるさい中での食事になりました
せっかく奮発してウナギなんてものを食べに来てるんだからもうちょっと静かに食事したかったな、というのが率直な感想です
味は美味しかったものの「次回来店はないな」という評価になりました

なにも私達だけ奥のエリアに案内してほしいのではありません
私達が来店したタイミングでは先客が一組でしたので、そのテーブルから少し離れたソファ席に案内すべきだったのでは?と思うんです
その次の男性2人とその次の女性2人を奥に通せばそれぞれが接近することもなくゆったり過ごせるのですが、まあそれが面倒くさかったんでしょう

ちなみに私達が来店して帰るまでの数十分間で、来客はその4組だけでしたそもそも2人で食事をして1万円ほどかかるお店で、都心でもない地方の、しかも市街地とも呼べないような田んぼ横の立地で、平日の昼間にそこまで混雑することも想定しにくいと思います
その日だけたまたま暇だったのなら「混み合う」と予想したお店の見込み違いで済むのですが、おそらくそうではないんじゃないかなという印象です

ここからは勝手な推測ですが、このお店はたぶん普段からできるだけ手前のエリアだけで客をまわし、どうにもいかなくなったら(土日祝など)奥のエリアを使うという店舗運営なんだと思います
そうすることでスタッフが動き回る手間を減らし効率よく客をさばくシステムなんでしょう

自分本位の田舎のお店だな~、という印象ですね
地元の時間にもお金に余裕のある客層(大抵は高齢者)が来ることはあっても観光客に人気のお店にはなることはなさそうです
まあそれも戦略なので私がアレコレ言うことではないですが、あまりにも自分たちの都合を優先していて快適ではなかったというお話でした

ではでは

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