【MK8DX】マリカオタク特有の早口
最近自分のまわりでマリカの上達法に関して話題になることがあるので自分なりにこれまでのことを振り返って言語化に試みてみます。あくまでS5 Peak MMR 8000、ナンバリング大会最高成績準々決勝の雑魚の一意見としてお聞きください。また、6v6に関してはあまり深いことは言えません。
大会が二日制主流になった今、Day2進出を目標にされる方は多くいると思います。Day2進出の基準のひとつにGoldレベルがあげられると思いますし、準決勝なら過去の統計から見ても現在のGold帯が進出する可能性は十分あります。私自身、そこそこメンツの固まったDay2の準々決勝が全く歯が立たなかった訳ではなく(勿論、下手でしたが)、大会慣れという部分もありました。この記事はこういった部分での参考になればと思います。
Iron•Bronze帯からSilver帯まで
私がこのゲームを購入したのは2020年の3月です。当時マリオカートの動画をよく見ていたのですが、恐らく人と変わっていたのは購入前からいたくらさんのTA解説動画(現在非公開及び限定公開のキノコあり解説動画)を見ていたことだと思います。自分でも少し変わっていると思います笑。元々とれいん。さんのWR配信などでTAに関心がなかった訳では無いのですが、TA解説動画の存在によって初心者だった私にもTAに親近感が湧き、取っ付きやすいものになっていたと思います。その結果、購入5日でネイチャーロード5落ちを達成するほどにはやり込んでいました。勿論、TAそのものを楽しいものとしてプレイしていました。結果としてこれが良かったのだと思います。最終的にネイチャーロードは2落ちまでやり込みました。この頃特にチームに入ることも無くただ野良をしていたのですが、ネイチャーロードという1コースをひたすら詰めていたお陰で基本的な早溜めや着地ドリフトから、低空、ねじれなどのテクニックが染み付いたので他のコースのTAをする時に走法を確認すれば難しすぎないコース(ドルミなどを除いて)においてデフォルトで4落ち程度、さらに詰めて3落ち、あるいは2.5落ちくらいは出せるようになっていたので野良でつまずくことは基本的になかった気がしますし、その頃気が向いた時や大会前にびく民模擬をしていて通用しないことはなかったかと思われます。つまり何が言いたいかと言うと、
「好きなコース1コースをひたすらやり込むことで他のコースも上達し、結果的にVSに繋がる理論」です。
とれいん。さんがナンバアナインさんの家で宅飲み配信をしていて、マリカ上達に関する話題になった時に「何か1コース上位勢にも劣らないコースを作れ」と仰ってました。勿論そのままの意味で得意コースがあれば理論上も精神的にも得点に繋がりますが、この裏には「1コース詰めればほかも付随して速さがついてくる」という意味もあると思います。
例えば、「複数コース4落ち」を目標にTAを練習するAさんがいたとします。一方「この1コースに集中して2落ち」を目標にTAを練習するBさんもいる訳です。するとAさんは見事複数コースで4落ちを達成するのですがここで考えてみると、確かに複数コースで4落ち程度の走りができるようになりますが、ここで得られたのは4落ち程度のテクニックです。このテクニックはBさんが得るであろう2落ち程度のテクニックには敵わない気がします。ここで言うテクニックとは簡単に言えば早溜めやイン突きなどのことを指します。このような基礎中の基礎を固めに固めたBさんのほうが結果的には効率が良く、実力に結び着きやすいのかなと自分のことを振り返ってみて考えるようになりました。私も実際Aさんの側面は20%程で、Bさんのようにネイチャー2落ち、ハイラル2.5落ちなどある程度、的を絞ってTAをしていて、その他は野良、たまに模擬といった内容の中、2020年の暮れ頃S3のラウンジを始めた結果、当時のBronze~Silver、現在のS5で言うBronze2~Silver1程度の実力であることが分かりました。それまでの時点でおよそ800時間程度のプレイ時間だったと思われます。
右も左も分からないラウンジで、複数人形式すらほとんどやったことがなかった中、Ironスタートで80戦程度やったらSilverが踏めました。なのでここで言えることは、「TAさえやってればSilverは踏める」ということです。それも前述したような方法のTAです。TAが嫌いという方も多いかと思いますが、好きなコース1コースに絞ればまだ続きやすいと思いますし、基礎が身につけば他のコースも走法さえ知ればそこそこ走れるようになるので自然とTAに親近感が湧くかもしれません。
しかも、現行のS5はBronzeやSilver、Goldの境界線のハードルがS4に比べて低くなっているの可能性は十分あるかと思います。
Silver帯からGold•Platinum帯まで
さて、ここまでSilverまでのことを語りましたが、Goldまではどうだったのでしょう。ここで私の廃人化していたS4のStatsをご覧下さい。
※ここで少し補足すると、S4は2021年3月頃にLeaderboardの更新があったのでStatsが2つに分かれます。上が1月から3月までで、下が3月から8月までです。プレイ数が多すぎでキモイです。自分でも引いています。
これを見てみると、Silverを最初に踏んだ時からGoldを踏むまでなんと500戦以上も費やしていることが分かります。
ここでとれいん。さんの宅飲み配信の言葉をもう一度借ります。「質×時間」です。
質の高い練習に時間をかけることで実力が付くということです。振り返ると恐らくこの期間は圧倒的質不足だったと思われます。恐らく惰性でプレイしてしまっていました。Silver帯までは前述のようなTAをするだけで「質」の部分が十分補えていたのですが、ここに来てその質がプレイしているレベル帯には足らなくなっていました。恐らくこの正体は、ミスや精神状態です。他のゲームは分かりませんが、少なくともマリオカートはものすごく精神状態に左右されるゲームです。体力的•精神的に疲れた状態でプレイしても恐らく上達しません。また、立ち回りが煮詰まってきても「ミス」という要素1つで負けるゲームです。これらのことを考えると体調が万全の時にVSをプレイして、ミスというしょうもない要素を取り払う必要があると思われます。ミスという部分を改善出来ればそれ以外のことに目を向けられ、そこを考えて改善できるようになると思います。ミスが多い人が負けた理由を振り返ってもミスしか出てきませんが、ミスが少なくなれば、今度はここがダメだった、あそこでこうしたのが負け筋だった、というようになれると思います。なのでミスをしないようにしましょう!と言っても難しいのは分かりますが、ミスをしないよう意識してみましょう。逆にここまでのことが出来てミスさえなければGoldは踏めると思います(すなわち、Day2進出の可能性も上がります)。
1つ付け足しますが、現在は上位勢の配信者が多数いらっしゃるので、ぜひ配信を見てください。上位勢の配信を見ていればアイテムの使い方や細かい処理、ルート選択•VS特有のライン取りなどが分かるからです。また、配信者によっては立ち回り方を自ら言語化して理論を話されてる方もいます。そういった理論を自分のものにして、ぜひ自分のプレイを振り返る時の参考にしてください。
ここまで拙い文章でしたが、読んでくださった方はありがとうございます。私もこれから精進して参ります。
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