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la la la 49. パワースポットにいく前に(By シュライン#7)

こんにちは。今日お伝えしたいことは、これまでも小出しにちょいちょいお伝えし続けている「受け取りよりも祓いが先」ということです。
これ、本当に大切なことで、何よりも「祓い給え最優先!」ということをタイトルにしたかったのですが『祓え最優先!』では意味が伝わりづらいなと思い「パワースポットに行く前に」としました。タイトルはパワースポットとしていますが日常生活におけることを本日書きます。

神道では特別な唱え言はありませんが、神社に参拝するときや神棚を拝むときには、「祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え」(お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい)と唱える場合もあります。神道では自らの祓い清めが信仰的にも神様に近づくための大切なおこないとなっているからです。
(『神道いろは』88項)

この「祓い給い・・・」の言葉はお賽銭箱の奥に貼ってあったりなんかして、皆も目にしたことがあるのではないでしょうか。ここでも”祓い清め”は真っ先にくる重要な儀式となっています。入り口にある手水舎(龍の口から水が出ているところ)でも手と口を清めますね。
『神道いろは』には”神様に近くための大切なおこない”と書いてありますが、具体的にどういうことなのでしょうか。

例えば玄関に「盛り塩」をすることありますね。商売繁盛の盛り塩もありますが、なんとなく悪霊退散的な感じで「盛り塩」している人もいます。
実はこのしくみは、塩を盛ることにとってそこに神様(牛とされている)がいらっしゃる、そして神様のいるところに邪気は居られないから、邪気が遠ざかるという理屈です。

これはエピソードの一説ですが、世界に陰陽がある限り、それらは互いに相克しており、棲みわけをしているということです。
けれど棲みわけと言っても、地球のあっちとこっち、のような棲みわけではなく、例えば鏡のこちら側は光だけど、鏡の内側はあちら側の世界、
日が出ている間はこちらが強いけれど、日が沈むとあちら側の力が強まる、などそういった本当にちょっとした反転で行き来できるようなところで棲みわけて居ます。だからわたしたちもいつ「裏側」に入ってしまうかわからないのです。(そういった者たちを裏、と決めつけて悪いですがラララ世界では、光の方向ライフを提唱しているので。笑)

パワースポットと呼ばれるところは、皆がパワーを求めやってくる。
同時に人間はまだまだ未熟な生き物だから、残念なことに花火大会の後や、ビーチでバーベキューした人たちが時々、そこをゴミだらけにしていることがありますよね。神社でさすがにゴミを落として帰る人は居ないでしょうけれども、その代わりに心の邪気や魂の汚れなんかを、吐き出して、落としていきます。つまりスピリチュアル的に言うと、祭りのように混雑したパワースポットには、見えない穢れが、そこらへんにゴロゴロ落ちていることがあるんだよ、ということです。

そういう時に何が起こるかと言うと、やっぱり類は友を呼びますので、
生まれたばっかりの光そのものみたいな赤ちゃんと、
体調も崩しているしショックなこともあって鬱々とした気分のあなた、がいるとしたら、それらは当然あなたのところへ寄ってきてしまう。
つまりパワーを貰いに言ったはずの場所で、負なるもの、マイナスのものたちを拾って帰ってきてしまうということも、十分にありうるのです。

またこの写真のように、その「土地なるもの」がきちんとした礼儀を求めている場合もあります。「お邪魔します」「失礼します」そういったご挨拶、心の中でしてくださいね。もしあなたのの家に他人がずかずか上がりこんで「あたしを金持ちにしてよ!」とか言われたらきっと気分よくないと思います。笑。それと同じ。

「欲」や「欲しい」とか「叶えてください!」と思う気持ち、願う気持ちをわたしは否定しません。だって人間だもの。笑。何かを得たい、経験したいと思ってこの惑星(ほし)に生まれてきました。

ただ、何かすごい「パワーが足りない、 パワーが欲しい!」と思うのであれば、まず先に日常生活で少しづつ体に溜まってしまう邪気を、その都度落として、つるん、とした状態にすることがおすすめです。
社会という厳しい現実を生きる日々で、知らず知らずまとってしまう墨色の薄衣を、都度都度脱いでいくことが大切です。スポットに出かけるというイベントアクションより、日々のルーティーンが大事。日々の中で邪気を都度都度落としておくということ。

掃除で考えても、日々綺麗にしているところは掃除が簡単です。すぐに終わって何かプラスのことーー花でも活けたりーーできます。
でもずっと掃除してなかったところって、すっごい時間かけて掃除してもまだ半分、残りは明日、みたいになって、何かをプラスする余裕はありません。

神様だってそうです。祓い給い、清め給うことがとても困難な状態の人が訪れたらそれだけで大仕事で、幸え給うところまでいけません。
(だからこれまで、なんとかしてよって丸投げでスポット行ったことある人は、祓ってもらえたかもしれないけど、プラスオンまでもらえてないかも)
で、そうこうしているうちに、そんな感じだったらこっちのが近いから「裏に入っちゃえよ」って裏の方からスカウトされてしまいます。

つまり最低でも0地点。最低でもニュートラルであって欲しい、陰陽を考えた時に。そして人ですから多少マイナスに傾いている時はあるのだけど、そんな時は祐気取り(陰陽の陽の気を取り開運していくこと。吉方位への旅行とかお水取り)とか、大きなアクションをするのではなく、まずマイナスを拭って0にすることに集中しましょう。そのことの方が大切です。
なぜかと言うとそういう時の祐気とりとかって、お金に困った人が一発逆転しようと思ってあり金持ってパチンコに行くような感じに似ているからです。さてどうなるでしょうか。笑。

心が”つるん”としていれば、近所の堤防でも神様に出会えます。
例えば西日が美しい夕方の黄金色に輝く草の絨毯のその上で。
世界は美しく、今ここにわたし以外ひとっこ一人居ない。そんな時、神様が面会にきてくれますよ。さっ、と、どこからともなく。

それでは、らるらるらん♪
ラララ世界で会いましょう☆ 

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<ラム子より不器用さんたちへ>
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