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Horse Wisdom ❹ マジックからのメッセージ

この絵の馬の名前はマジック。マジックは、コロラドの牧場で実際に会う前に、絵として私の前に現れた不思議な馬です。

出会いのキッカケを作ってくれたのは、既にご紹介している「二つの世界を駆け巡る」という馬の賢さと癒しの力について熱く語りかけるリンダ·コハノブさんの本でした。

本を読み終えて直ぐに出てきた「黒い馬と白い山並みと夕陽のイメージ」に続いて、

私の脳裏に現れたのは・・・

顔に白い縦縞のマークがあり、ふさふさと波打つような綺麗なタテガミの、こげ茶色の馬の姿でした。最初に出てきた黒い馬の静かなイメージとはうって変わって、はちきれんばかりのエネルギーを発信しているイメージに圧倒されました。胸の高鳴りを鎮めるために目を閉じると、体全体が光に包まれていて、ひたいから黄金色の光が、胸のあたりから緑やピンク色の混じった光が溢れ出ている馬の姿が見えました。

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そして、不思議な事に、その馬が私にむかって、「私を描きなさい。」と言っているような氣がしたのです。

「まさか!また馬ですか!」さっきのは馬の背中とたてがみだけだったのでどうにか描けたけど、今度のは真正面から見た馬の全体像です。「ちょっと無理じゃない?」というのが、とっさに思ったことでした。

でも、しばらくすると最初の「戸惑い」が、あまりの思いがけない状況に対する「好奇心」に変わっていったのです。

「黒い紙に白い色鉛筆ならなんとか描けるかも?」と引き出しから黒い画用紙と白い色鉛筆とジェルペンを取り出しました。

「わからない・・・わからない・・・どうしたらいいの?」と言いながら、もうあきらめ半分で白鉛筆を持った手を黒い画用紙の上で動かしていたら、馬らしい輪郭が現れたのです。正確な構図とは言い難いゆがんだ形の馬ですが、その時は、馬らしき形が現れたことで続ける勇氣が出ました。そしてそのまま無心に、黄色い色鉛筆や、ジェルペンで馬の発するエネルギーを表して描き上げたのがこの絵です。

この絵が描けた驚きと興奮に後押しされて、コロラドの馬の牧場にいるチャーリーさん宛に、この絵の写真を添えて真夜中にメールを送信しました。

メールの内容は保存していないのでよく覚えていませんが、ホリスティック看護の勉強を続けてきたホリスティックナースであること、ホリスティック看護学会の会員で、学会総会の壇上に立つ学会創始者のチャーリーさんのことは学会の参加者の一人として何度か目にしたことがあること、そして、今リンダコハノブさんの本を通じてチャーリーさんがコロラドの馬の牧場で馬達とのセラピーをしていることを知り、チャーリーさんの下で、まずは馬の世話をいちから学び、馬と暮らすことから始めてみたい・・・そしてリンダさんの本を読んだ直後に描いた絵の意味を、実際に牧場に行って自分なりに受けとめたい、というような内容だったと思います。

アメリカの看護界のリーダーとして1980年代にホリスティック看護協会を立ち上げたチャーリーさんのことは知らないホリスティックナースはいませんでしたが、チャーリーさんとは一面識もない、馬の経験も全くない一人のホリスティックナースが、突然牧場に行って彼女の下で馬のセラピーの勉強がしたい、などという唐突なお願いが、どんなふうに受けとめられるか、全く予想のつかない展開でした。とりあえず、自分の氣持ちを一方的にでも伝えられたことで、氣持ちが落ち着き、やっと寝床につきました。

その翌朝、もっと驚くことが待っているとは想像もせずに・・・



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