つながる、つなげるキャリアの輪

 皆さん、こんにちは。
 第117号(2023年7月26日)、肥田憲和さんからバトンを受け取りました"ルミすけ"こと伊藤耀介です。初めての投稿で緊張しています。
 キャリアコンサルタントの資格も実績もない僕ですが、まずは今回投稿させていただくことになった「きっかけ」や「いきさつ」をお伝えしてから、「キャリアに関する話題」につなげたいと思いますので、拙い文章にお付き合いいただけると嬉しいです。それではよろしくお願いいたします。


中村英泰さんとのつながり


『社員がやる気をなくす瞬間 間違いだらけの職場づくり』

 今年の3月、地元の書店でふいに目にしたタイトル。高校現場を離れて今の職場で働くなかで、自分の存在価値や働く意味や意義を見失いつつあった僕は、吸い寄せられるようにその本を手に取り購入。
 残されたキャリアを「職場のために自分の心と身体をすり減らす人生にはしたくない」と思っていた僕は、この本に感銘を受け、著者の中村さんに直接メールを送ることに。
 中村さんは僕のメールを、そして僕自身を温かく受け入れてくださり、My 3rd PLACEへご招待いただき、僕はキャリアコンサルタントの世界とつながることになりました。

サープレとのつながり


 4月下旬、Facebookのアカウントを作ってサープレに参加させていただき、朝活デビューを果たしました。その翌週の朝活でご一緒したのが、ぷろぴのひろば管理人の赤堀保裕さんです。今こうして「ぷろぴのひろばに投稿する」という人生初の経験ができているのも、赤堀さんとのご縁あってのものです。

 サープレに入って早3か月が経ちましたが、サープレは「心理的安全性」が確保されていて、思ったことを発語できる場。皆さんが共感してくれて、自然と明るく楽しくなる場。皆さんのお話しを自分事に置き換え、学びと気づきが連続する場です。ずっと笑顔でいられる「好循環のサイクル」は朝活に限らず、皆さんと関わらせていただく場すべてに存在しています。本当に有難いことです。

12年前の学級通信と今をつなげる

 心理的安全性の4つの因子「話助挑新※」。今でこそ当たり前のように語られていますが、僕の教職員としての人生を振り返れば、20年以上前から「4つの因子を大事にして働いてきた」という自負はあります。誰かに教えられた訳でもなく、自然と「自分のスタイル」になっていました。
※話助挑新
 1 しやすさ(何を言っても大丈夫♪)
 2 け合い(困った時はお互いさま♪)
 3 戦(とりあえずやってみよう♪)
 4 奇歓迎(異なる価値観ウェルカム♪)

 今回、"キャリアに関する話題"ということで、僕が実践したり、形に残してきたりしたものを振り返ったら、12年前の学級通信に行き着きました。「家族」という学級目標を掲げ、1年生41人と過ごした1年間で発行した数、55枚。その中から今回は「クラスのルール」、「高校生活の過ごし方」、「高校生と社会人との違い」などのネタを皆さんに共有させていただきます。


★クラスのルール

「充実した高校生活を送るための7か条」
  ①人の話を見て聞く 目で見て耳で聞く
  
②やる前から文句を言わない 批判しない
  ③何でも楽しむ 何事も経験
  ④人の嫌がることをしない 言わない
  ⑤お互いをほめる 良いところを見つける
  ⑥お互いを認める 違いを認める
  ⑦やる時はやる メリハリをつける


★運動会

 いよいよ明日は運動会。それぞれの種目で自分の力を発揮して頑張って欲しい。そして何よりクラスという家族のためにも頑張って欲しい
 高校生活でたった3回しかないイベント。同じ時間を過ごすなら、楽しく過ごした方がいいに決まってる。思い出は勝手にできるものではなく、自分でつくるもの。どれだけその時間に向き合って過ごしたかで価値が決まると思うんだ。


★学校と社会

 君らの仕事は勉強50分働けば10分休みがもらえる。やるべき仕事は先生が教えてくれる。言われてもやらない、できないからすぐにクビなんてこともない。そしてその仕事の報酬が、単位であり、高校卒業という資格である。社会人になれば、仕事して給料をもらう。その分責任が違う。やらない、できないは通じない。言えばクビかも?さて、話をまとめてみよう。
 高校生=勉強する→評価(単位もらう 高卒の資格を得る)
 社会人=仕事する→評価(給料もらう 社内の役職を得る)
わかったかな?現代社会の授業で言っているように、高校生活は社会人になる上での最後の訓練の期間である。


 皆さんを前にして大変恐れ多いですが、僕が残してきたメッセージって今の社会や教育にもつながるような気がしています。ぷろぴのひろばを通して「"僕の想いや言葉(教育観やキャリア観)"と"皆さんの世界"」とをつなげることで、何かが生まれたり動いたりするかもしれませんし、今まで以上に皆さんとのつながりが強く、深く、そして熱くなっていくきっかけとなれば嬉しい限りです。ここまでお読みいただきありがとうございました。

 次回は、「笑う門には福来る」のフレーズがピッタリ♪笑顔が素敵な根来伸樹さんにバトンをお渡しします。

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