自分の創作活動を振り返る、2022年
*この記事は、『創作TALK』さんの年末恒例企画のために執筆しています。
ども。NOVEL DAYSを主戦場にウェブ作家をしている、成瀬川るるせと言います。創作TALKさんの企画に参加するのは、五年連続の、五回目です。
今年の僕は、21万文字を越える私小説『密室灯籠』を書くことに注力した一年間でした。
この小説は、僕がずっと書きたかったものです。原型は2003年(今から20年前)に書いていた、魔法のiらんどがまだiモードの日記サイトだった頃に書き綴っていた私小説がベースになっています。中学・高校生時代から始まって、東京から都落ちするまでのことを綴った作品です。
どうしても書き残しておきたかった作品が出来て、僕の創作は、これからその軛を離れて、やっと自由に書いていけそうな気がします。
そう、この創作TALKさんの企画で初めて書いた四年前、1万PVを越えて喜んでいたチャットノベル(会話形式の小説)、『死神はいつも嘘を吐く』は今年、40万PVを突破することが出来ました。約20万文字ありますが、まだ続きます。
チャットノベルというと、僕の活動の宣伝用のチャットノベルを書いています。これは、今年の二月から始めました。『早退届』と、名付けました。現在、宣伝と言いつつ、23万文字を越えています。
そして今年後半には、一ヶ月以内に締め切りがあったので、その一ヶ月間で、最初はノープロットで、3万7000文字のエンタメ伝奇小説を完成させました。『抹茶ラテの作法と実践』という作品です。これはチャットノベルではなく、普通の形式の小説です。
この作品の続編を、来年は書いていくことになります。『よすがなる抹茶ラテのきほん』という作品です。
こう、羅列してみると、今年はいつも以上に精力的に活動出来たと思います。いろんな出会いや別れを繰り返し、小説を書いていく……。一体、来年はどうなってしまうのだろう、と思いますね。
創作TALKさんへの記事はリンク切れを起こしていると思うので、避難場所としてつくった記事のリンクを張りますね。
概観してみると、五年前、成瀬川るるせという名義になって半年で現れて、NOVEL DAYSで書いてきて、創作TALKさんとともにあったのだな、と思いました。その都度の煩悶などが感じ取れる記事になっているんじゃないかな、と自分では思います。
まさか20年前の作品のリライトをすることになるとは思わなかったけど、頑張りましたよー。そう、来年で小説の執筆を本格的に初めて20年、ということでもあって。人生の大半を、執筆とそのための勉強で潰しちゃったよ、あはは。リターンが返ってくると、本当はいいのだけども。
それは、書きたいものを書き終えて、自由になった、これからの課題です。今年は、残したいものが書けた、記念するべき年でした。20年間執筆を続けて良かったぁ!!
では、また来年!!
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