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懐かしのスプラトゥーン

当記事は、ゆるくスプラを語りたいイカトドンAdvent Calendar 2023の20日目の記事です。長文を書くのが久しぶりなので、お見苦しい点があるかもしれませんが、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。

スプラトゥーン3が発売されてから、よくイカトドンで目にするワード「スプラ3から始めました!」すごい、新時代だ。無印スプラトゥーン発売から8年、新たなプレイヤーを取り込みながら、いろんな年代の人に幅広く遊ばれるタイトルになったのだと感慨深いです。

アドベントカレンダーに寄稿するにあたり、ライト層の自分が何を書けるかと考えた時に、細く長くスプラトゥーンを遊び続けている者として、無印スプラトゥーンから、私がイカトドンに入るまでの昔話でもしてみたいと思いました。難しいことは書けないですが、当時私がどんな風にフレンドと交流していたか、ということを書きたいと思います。昔話な上に、日記です。それでは、やっていきましょう。

スプラトゥーン発売 2015年5月28日

ここから歴史が始まりました。無印スプラトゥーン(以下、無印と表記)は、WiiUで発売されたタイトルです。コントローラーの真ん中に、液晶の画面が付いてたんだよ。すごいよね、今コントローラー持ったら重いだろうなぁ。三人称視点のTPSをテレビ画面でやりながら、マップは手元のコントローラーの液晶を見る。この操作感が新しかったですよね。

スペシャルウェポンのトルネードは、マップをタッチしたらそこにでっかいトルネードが一発発生する。マップ中のどこにでも撃てる。みんなやったよね。ファイナルクリスタルダスト。

シオカラーズのニュース、懐かしいね…

マップを見ながら「えーとえーと」ってトルネードを撃ち込む場所を考えていると、テレビ画面が見えてないからリアルな隙だらけで、敵に撃たれちゃう。TPSでありながら、実際に顔を動かしてマップを確認しないといけないところに、たのしい没入感がありました。

マジでコレofコレ。illustration by れこさん

ルラメイは、夏頃WiiUが手に入りました。会社の福利厚生の懸賞で当たったの。いやー、僥倖だった。あれが無けりゃ今イカトドンにいないかもしれない。リアル兄(ゲームを創る側の人間)が無印のエンドロールに名前が載っているというので買ってみた。以降、WiiUはスプラトゥーン専用機となりました。

初めてできたフレンドは「げそみ」(仮名)。ナワバリで遊んでいたら、あちらからフレンド申請があったんだったかな。毎日お互いのナワバリに合流してはナイスを送り、ワイワイ遊んで、それとなく解散。知っているのはお互いの名前と、持ちブキだけ。それだけだけど、初めてネットで繋がった知らない人とたのしく遊んでいるということが、とても新鮮でおもしろかった。息子が砂場で知らない子供と遊んでいるのを見ると、げそみのことを思い出します。私たち、砂場友達みたいなものだったね。げそみ、見てる?ルラメイ、ネットの友達がたくさんできたよ。

WiiUで遊んでいるうちに、Miiverse(ミーバース)というものがあることを知りました(Miiverse開始 2013年4月15日)。任天堂が複数プラットフォームで展開していたネットワークサービス、とのこと。すごい!ゲームのことしか書いてないSNSだ!フレンドが!!文字を書いてる!!!イラストも描いてる!!!その頃げそみ以外にもフレンドが少しずつ増えていたので、「フレンドって中身のある人間だったんだ!!」と新鮮に驚きました。残念ながらげそみはMiiverseをやっていないようでした。げそみの、そんな硬派なところも好きです。

それからは、フレンドと遊んで、スクリーンショットを撮って、Miiverseでスクリーンショットを付けた投稿をして「〇〇さん合流ありがとうございましたー!」と交流をしていました。あの頃一番純粋にスプラトゥーンをたのしんでいたかもしれない。ネットゲームで遊ぶということに慣れていた人は、その頃からTwitterで交流したり情報共有したりしていたのかもしれない。ブログを書いたり、wikiを更新してた人もいたかもしれない。動画投稿や動画配信をしていた人がいたら、当時としては結構先駆者だったかも。私はゲームに関して純朴かつ情弱だったので、他のSNSで交流するなんて思い付きもしませんでした。結果的に、ネットの人間関係にスレずに(悪い言い方をすれば、ネット上の振る舞いが洗練されないまま)、遊び続けることができました。Miiverseのすごいところは、ゲーム以外の投稿をすると、運営が投稿を消去してくるところ。「合流ありがとうございましたー!」のあとに仕事の愚痴とか書いてると、問答無用で消してくる。投稿にフレンドコードを載せて「繋がろう!拡散してくれ!」みたいなやつもアウト。潔癖で純潔。山奥で湧き出した岩清水で育まれた山葵沢のようなSNSでした。自主規制が厳しすぎて全然自由じゃない、という意見もたくさんあったみたいですけど、青少年を守るためだもんな。任天堂、それでいいんだ。

何回も見たコレ

Nintendo Switch発売 2017年3月3日
スプラトゥーン2発売 2017年3月24日

Switchが発売され、スプラ2が発売され、徐々に無印人口が減ってきました。そんな…みんなスプラ2に行っちゃったんだ……SwitchにはMiiverseが無いので、スプラ2に行ってしまったフレンドとは、全く交流が無くなりました。げそみも、いつの間にか合流が無くなり、そのうちフレンドリストからも消えました。じゃあ私もSwitchとスプラ2を買えば良かったんですけど、この頃、Switchの生産が全然追い付いてなくて、全然自由に買えなかったんです。毎日昼の12時に、公式のオンラインショップにわずかに置かれるSwitch本体の購入権にかじりつきました。先着順。毎日アクセス数が凄くて、サイトは激重でした。毎日12時前になるとソワソワして仕事どころではありませんでした。イカトドンのとあるプレイヤーのアイコンのゆるい恐竜を見ると時々、あの頃の焦燥感を思い出します。詳しくはこちらをご高覧ください。

私はニンテンサバオチザウルス呼びの方が好みです。

イカトドン発足 2017年4月15日

ルラメイが「Switch買いたい~~!!!!」している中、イカトドンが発足したらしい。みんなSwitch買えたの?すごくない??イカトドンのアカウント作成日がこの日付に近い人ほど、大古参です。

Miiverse終了のお知らせ 2017年8月29日
Miiverse終了 2017年11月8日

そんな中、Miiverseの終了が発表されました。公式のオンラインショップにかじりついて3ヶ月、ようやくルラメイはSwitchの購入権を獲得。職場の真ん中で雄叫びを上げました(本当に)。もともと挙動の怪しいゲームオタクとの認識を持たれていたので、優しく見守ってもらえました。持つべきものはドライであたたかい同僚です。

Miiverseが終了するときには、もうルラメイはスプラ2の虜だったし、無印の頃からのフレンドに誘われてTwitterでの交流を細々と開始していましたが「ひとつの時代が終わったなぁ」とぼんやりと感慨深く思いました。ありがとうMiiverse、思い出すのはよかった思い出ばかりです。

ルラメイイカトドン加入 2018年6月9日

Twitterで交流していたフレンドさんから、イカトドンを教えてもらい、数ヶ月モジモジした後、エイヤ!と加入。イカトドンが発足してから約1年後の加入。諸先輩方に比べたらまだまだ新参者で、恥ずかしい限りです。

その後は、後からイカトドンに来た皆さんと大体同じ感想です。こんなにあったかいコミュニティがあったのか!と驚き、こんなに上手い人と一緒に遊べるなんて!と感謝し、その上、動画投稿するの!?イラストも上手いの!?と卒倒したりしています。古参とか新参とかさっき書きましたけど、本心では全くそんなことは気にしておりません。昔からやってる人も、最近始めた人も、いろんな人、スプラを通じて交流し、いろんなたのしみ方をしていて、眩しいことだなぁと感じています。

これからも、スプラトゥーンと、イカトドンが末永く繁栄するよう、心から祈っています。プレイ時間もやり込みもライト層だけど、このゲームと、このコミュニティに対する想いはクソデカかもしれない。最後まで読んでくれてありがとうございました。

明日はもふいいさんの「時間が溶ける!エモート撮影の小ネタを紹介します。」です。ほほぉーう、ワシにもかわいいイカタコチャンの写真が撮れるんかいのぅ…?

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