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2024年3月12日 ドクターストップならぬ住職ストップ


朝の3時、6時ごろに夢現ながら目が覚め、
しばらく布団の中で暖をとっていました。
強めの雨足に耳を傾けながら
昨日のカメムシが気になり、なんだか胸騒ぎを覚えていました。


のそのそと起き上がり、
7時か8時くらいに、朝食を取ろうと台所に入りました。
今日1日かけて食べるつもりでいた2合のお米が
炊き上がったころ、
しばらく出入りがまばらだった住職さんが来られ、
「話がある」と呼ばれました。

要約すると
ここしばらく調子を崩していることで心配になられたらしく

「ここは厳しい場所で、命が大事だから」ということで
「今日送り返そうと思うので、荷物をまとめるように」
というお話しでした。

ここにきて、ちょうど三週間が経ったそうです。

5月3日までは滞在する気満々だったので
もちろん荷物は広げっぱなし…というか
お借りしていた個室では、持ち込んだ家財が
ある程度生活のためのポジショニングを確立しつつありました。
ご飯も炊き上がったばかりです。

ほかほかの白い2合は熊鷹さんに食べてもらおうと、
大玉のおにぎりを2個作ってお供えしました。
境内の熊鷹さんとお不動さまには、
急遽ながらこちらを発つことになったとご挨拶して、

荷物をまとめたり、
この三週間の間にもお世話になった方達に
(メッセージだけではありますが)ご挨拶したり、
実家の方に連絡したりと算段するうち
この数時間ですべてが済まない気がしてきて、
住職さんに明日の朝に発つ方向で猶予をいただけるよう
お願いすることにしました。

辻政信さんのことを中途半端に投げ出すのは気がかりなので
今後も、追悼法会まで考察は続け、noteに更新する都度
住職さんにお知らせすることにしました。


思えばいろいろと、
線引きも取り決めもなあなあにしたままだったので、
今回のことは仕方がないことだと諦めるより他ありません。

途中で足踏みしていた庫裡そうじも、
きっと今後、信者さんや仏弟子の方たちが使いやすいように
つつがなくまわっていくことと思います。

あと2ヶ月ほどあった猶予が、急遽1日に縮んだのには
なんだか狐に摘まれたような感覚で、
片付けている途中で思わずnoteの記事を書いてしまいました。
激動ですね。辻さんの潜行三千里もこんな感じだったのでしょうか。

…まあ、
便秘を自力でするっと出して、
暖かい住環境を手早くこさえ、
銭湯で失神する前に気を確かに持って踏ん張れなかったあたり、
軟弱な私の非ということなんでしょう。

明日の朝発てるよう片付けを再開します。
辻政信さんの件が無事、5月3日をもってすっきりと浄化されますように。

私自身も、
今後このようなことが起こらないように
自分の立脚地を大切にしていこうと思います。

2024年3月12日 ねぐらを撤去する最中に

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