見出し画像

【選挙観察】ひょう太って誰?ー2020/02/16 藤沢市長選挙ー

藤沢市長選挙は現職の鈴木恒夫、共産党系の加藤なを子、元衆議院議員の水戸将史の3名が立候補した。

1週間前に見た前橋市長選挙同様に元衆院議員が立候補しているのだが、いくらなんでも佐田玄一郎と水戸将史だと格が違いすぎる。そもそも水戸将史は参院選の神奈川県選挙区で当選しているとはいえ、地盤は横浜市泉区とか戸塚区とかそっちの方では?なんで藤沢に?また現職が強いという情報も事前に入れていたのでそこまでの興味はないながらもこの週は他に注目の選挙もないため選挙戦最終日に向かうことにした。

画像1

16時ぐらいに藤沢駅に到着。南口では鈴木候補の陣営が活動中で、現職を支持する市議や県議のリレー演説をBGMに鈴木候補本人は通行する市民と握手をしたり、市民からの声に耳を傾けていた。

北口に向かうと水戸候補の陣営が活動していたが、現職の方と比べると市民の関心を集めることができていない感じだった。

画像2

南口に戻ると鈴木陣営の応援の議員による演説は終わり、ロータリーに移動して鈴木候補本人の演説が始まった。

画像3

人口増となっていることや東京五輪のセーリング競技の開催地となったことなどこれまでの成果中心にアピールしていた。

鈴木候補の演説も終わり北口に戻ると加藤候補の陣営が準備をしていた。加藤候補は共産党だけでなく緑の党グリーンズジャパンの推薦も受けているため同党ののぼりも立てられていた。それにしても緑の党久しぶりに見たなぁ

画像4

しばらくすると加藤陣営の演説が始まった。こちらは市民のリレー演説ということで、主婦だとか主婦だとか新日本婦人の会の主婦だとか色々な市民が演説するのだがやはり興味がわかない。市議と一般市民なんてそんなに差が無いように思うのだが、やはり選挙で選ばれた責任ある立場の人からの発言と何言っても責任を問われないような立場の人が好き勝手発言するのは雲泥の差があると思う。

「現職が推進している新駅を作るのに400億かかる。これをやめたら15億かかる中学校給食の導入や、ゴミ袋の料金を半額にしたり高齢者のバス助成制度を導入したり、国保料引き下げをしたりと公約に掲げたことを実行できる」と言うのだが、ここでいう15億というのは1年でかかる費用で、他の公約も毎年数億単位の費用がかかるものばかり。新駅建設という1回きりの支出のものと毎年費用がかかるものの年額を年額だということを隠した感じで並べて額が小さいので実行可能だと思わせていて呆れるしかなかった。この手法を狙ってやってるのであれば悪質だし、本当に実行可能と思っているのであれば算数を勉強し直してほしいとしか言いようがない。「新駅設置で400億かけるのは市民感覚が無い」とも言っていたが市民感覚からしたら毎年の支出が増えるほうを避けたいと思うのではないだろうか。(選挙公報やビラでは新駅建設の400億だけでなく財政調整基金の100億も財源にまわすと書いてあったのだが、これってそんな簡単に切り崩していいんですかね。。。)

その後南口で鈴木候補の最終演説が行われたが、特記すべき点はないため省略。水戸候補の演説はタイミングが合わず聞くことができないまま帰ることになってしまった。

で、結果は現職の鈴木候補が圧倒的強さで当選しました。

画像5

ひょう太って何者?めいすいくんはどうした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?